味覚障害とお付き合い
とうとう私にもやってきてしまいました。
コロナ陽性のお知らせが…
という事で、数日前より自宅療養中なのですが
解熱後の味覚障害で、口腔内が常に苦味を感じている状況になっており食欲低下が続いています。
味覚障害といえば、抗がん剤治療を受けられて
いる患者さんも悩まされる副作用の1つ。
食べやすいものを食べられるだけ
とよく療養指導の場面でお伝えしたり
パンフレットにもそのように書いてあるのですが
何が食べられるのかわからない
と食べられるものを探せられずに、
食事が取れなくて辛いと受診される方も
少なくありません。
味覚障害が出現している時期は、治療している
レジメン(お薬)によって多少の違いはありますが意外にも酸味があるものやジャンクフードのような濃い味の食品が食べやすかったりします。
酢の物、お寿司、たこ焼き、お好み焼き、
うなぎなど,中にはコンビニのチキンが
食べやすいと言われる方もいらっしゃいます。
塩分が多いものなど食べていいのかと
不安になられる患者さんもいらっしゃいますが
味覚障害が強く出現する時期にということと
一回の摂取量はそれほど摂れない時期だと
考えられるので、食べられる量だけでと
お伝えしています。
その中に亜鉛やタンパク質を補える食品も入って
いればありがたいですね。
亜鉛が多い食品
[ ●カキやホタテ ●牛肉や豚のレバー ●大豆製品(納豆、豆腐など)やピーナッツ ●たまご ●チーズ ●玄米 など]
味覚障害を味わっている私も、日頃患者さんへ
指導しているように梅干しを使ったものを
食べたり、チーズを使ってみたりしています。
療養が明けてからの勤務では、味覚障害で
辛い時期を過ごされている患者さんへ
以前よりもっと寄り添える看護が提供できると
思いながら、今は療養に専念させてもらいます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?