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『あなたを愛してくこと』〜長く続く未来に〜

こんにちは!

1曲1時間ラジオも今回で9回目になりました!
今回のテーマは「あなたを愛してくこと」です!!
久しぶりの明るい曲ですね!!

今回も小説を書きました!
でははじまります!
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「ねぇねぇ元カノってどんな人ー?」

何気ない休日の一コマ。
久しぶりに会ってカフェで話している時のことだった。

どうしよう。ずっと気になってはいたけど、つい口に出てしまった。
過去は過去、今は今なのに。重い女だと思われるかな。
でも比べられたくない、聞くのが怖い。

そんなことをぐるぐる考える私を見透かすように「ふふっ」と笑って頭を撫でてくる彼。

「そんな身構えた顔しなくても笑 嫉妬しなくてもいいよ、僕は今の君が好きなんだけど?」

サラッとこんなことを言ってのける彼。
そういうとこが心配なの。
魅力的なあなただから。

「…ごめんね、なかなか会えないし不安にさせてるよね。また来週から3週間くらいアメリカ出張なんだ…」

そう、もうひとつ心配なこと。
彼は仕事柄、海外出張がが多いのだ。
次はいつ会えるのだろう。

でもあまり心配しすぎて束縛みたいなことはしたくないし、不安がってるのも見せたくない。

「大丈夫!!3週間なんてすぐだし!!!お土産よろしくねーーー!!」

平気なフリをしてみる。
奔放なフリ、バレてるのかな。

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大丈夫と言ってみたものの会えない期間は長い…。
海外出張なんて何度もしてるけどこの寂しさは慣れない。

せめて同棲とかしてれば違うのかな。
したいけど…
いつも自分から言い出せないんだよね。

「あ…電話…!! ……もっ、もしもし?元気?」

急にかかってきてた電話に嬉しさを抑えきれず噛む。

「焦ってどしたの笑 元気だよ、そっちはもう夜だよね。」
「うん。あと少しで寝るところ!今日は休み?」

他愛のない会話が続く。

「...声が聞けて良かった、寂しくて泣いてるんじゃないかと思って笑」
「そんなこと…!!ないけど……でも…」

さっきまで考えてた同棲の話が頭に浮かぶ。
切り出したい、もっと一緒に居たいって言いたい…
上手く言える気がしない、でも、ここで踏み出さないと…

「ねぇ…「あのさ…」
「同棲、しないか……?」
「……!!」

まさか同じこと考えてるなんて思わなかった。

「まって?今同じこと言おうと思ってたの…!」
「ほんと??もう少し一緒にいたいなーって思ってさ。良かった〜〜……断られたらと思うとずっと言い出せなかった。」

どうしよう、舞い上がる。
いつも落ち着いてる彼が、こんなに動揺してるなんて。
それすらも嬉しくて涙が溢れてしまう。

「来週末帰って来れるよ」
「ほんと!!!じゃあ空港まで迎えに行くね!!」

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────1週間後。

待ちに待った週末。もうすぐ会える。
窓の外から見える滑走路を見て私たちの未来に思いを馳せる。
この滑走路のように長く続く未来に。
今まで生きてきた27年よりも2倍3倍と長く続けられたらいいな。
これからの人生、あなたに釣り合う人になれるのかな。

コンコースに映る人々の雑踏の中、その中に彼を見つける。
仕事終わりの彼は普段と雰囲気違ってドキッとする。

気付いた彼も近づいてくる、私も駆けていく。
嬉しさに歩幅が広がる。

「おかえりなさい!!!!!!」

駆け寄る私を抱きしめて。

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小説はここまでです!
設定を少しお話します。

主人公の年齢は27歳くらいの社会人。
そして相手は30歳くらいの一流企業の商社マン。

私が個人的に年上が好きなのもありますが、釣り合うようにっていう歌詞から年上かなと思いました。
海外出張多めのエリート商社マン、そして落ち着いた雰囲気。主人公が不安になるのも分かります。
付き合って1年ちょっと位のイメージです。

重く見られたくないから、奔放だったり明るく振る舞おうとするんですが、全然隠せてないんですよこの子。
それが序盤の描写です。
彼はそれを分かっていつつ、可愛いなぁって見守ってくれる感じの人物像です。

まるで「私も同じこと思ってた!」のアナ雪のアナとハンス王子(最低男)みたいになってしまいましたが、この2人は上手く行きます笑

ひたすらに可愛いカップルのお話です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!!
あな愛ナイトは11/24に放送予定です!! 


お時間ある方は聞いてみてください✨✨

ではまた!(*´꒳`*)ノ"


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