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【学習者必修】きれいな中国語が話せる!○○を使ったリズム習得法【無料】

中国語学習者の皆さん。

「自己流」で発音練習してませんか?

いやいや、ちゃんとスクールにも通ってるし
先生から発音のフィードバックも受けてるよ!

フィードバック、大事ですよね。

私も先生のもとで
何か月も練習してきました。

でもね、
その練習自体が「自己流」だったんです。

せっかく時間をかけるなら
最大限の効果を得たいもの。

しかも無料でお手軽とあれば
やらない手はありません。

聞きやすくてきれいな中国語。
話してみたくありませんか?


1.中国語には「リズム」がある

(1)1字1音節ルール

中国語は【1字1音節】が大原則。

拼音表記がどんなに長くても
漢字1文字の音の長さは基本的に同じ

次のことばを見てください。

kuàng quán shuǐ
矿泉水

(ミネラルウォーター)

「長いわ!」
とツッコミを入れながら練習している単語です。

拼音がいくら長ったらしくても
1文字の音の長さは変わらないんですよね。

逆に言うと、
チンタラ読んでいるとリズムが狂い
相手にしかめっ面をさせてしまうことに。

安定したリズムを身につける。

それが「中国語上手だね!」と言われる
ウフフな未来への第一歩なのです。


(2)リズムと音節

中国語の文章を眺めていて
何か気づくこと、ありませんか?

ほとんどのことばが
1文字か2文字の組み合わせ
ですよね。

想|买|酒 xiǎng mǎi jiǔ (お酒を買いたい)
去|上班  qù shàng bān (仕事に行く)
动物|园  dòng wù yuán (動物園)

1文字か2文字のことばの組み合わせ。
中国語の文章は基本的にその繰り返しです。

つまり、
3音節までのリズムをマスターすることは
スムーズに文章を読むための基礎になる
と言えます。

もちろん普段の会話には
緩急があれば抑揚もあります。

常に一定のリズムで話していては
ロボットのようで不気味でしょう。

しかし土台が盤石でなければ
高いビルは建てられません。

基本を体に覚え込ませること。
それが上達への近道です。


2.中国語のリズム感の鍛え方

(1)○○を使って練習する

中国語は【1字1音節】で、
音節の音の長さは基本的に同じ

文章の構成は、
1文字か2文字のことばの組み合わせと繰り返し

だから、
3音節を安定したリズムで話せるようになれば

文章だって読めちゃう!

というのが、前半部分の結論でした。

でも、いきなり
「音節ごとの音の長さは同じで!」
とか言われても困っちゃいますよね。

できているのかいないのか
素人には分かりません。

そこでオススメなのが
「ある道具」を使って練習する方法です。

それが、こちら。



















ジャーーーン!

メトロノーム、です!

一定の間隔で音を刻み、テンポを合わせる音楽用具。
これ以上に最適な道具があるでしょうか。

人間の感覚なんてアテになりませんが
メトロノームなら正確です。


(2)具体的な練習方法

とは言え、
「メトロノームなんて持ってないよ〜」
と思ったあなた!

心配ご無用です。

ググったら出てきました。
アプリのダウンロードも不要です。

 「BPM」は「 beats-per-minute」の略で
1分間の拍数のこと。

お好みでテンポを設定したら、
メトロノームの音に合わせて練習するだけ。

準備も簡単
教材も手持ちのものを使えば完全無料

〈メトロノーム〉
Google検索。テンポは「100BPM」からはじめて、やりながら調節する。

〈練習用教材〉
ぜったいに「音源付き」がオススメ! 正しい発音を確認し、耳に焼き付ける上で不可欠です。

1音節、2音節、3音節のことばを重点的に
実際にやってみての感想は次のとおり。

  • 2音節のことばは、口の形や声の出し方、声調を細かく丁寧に確認しながら練習するのに最適。

  • 3音節のことばは、「看电视(テレビを見る)」や「太好了(良かったですね)」などチャンク(意味のまとまり)ごとに練習するのにちょうど良い。

単語からチャンク、そして文章へと発展させていけば、
きっと会話練習も怖くないはず。

まずは揺るぎない安定したリズムを
身につけてしまいましょう♪


3.おまけ

ゼロから中国語発音を鍛えるレッスンで
こんなフィードバックがありました。

たとえば「条 tiáo」の発音。

正しくは「2声」ですが、
音の長さが短いと
声調が上がりきらず「3声」に聞こえると。

中国語は声調の高低差があるほどきれいに聞こえる
と言いますし、
声調をコントロールする上でも
ある一定の音の長さは必要ですね。

一つ一つの音を丁寧に発音すること。
基本となるリズム感を養うこと。

地味で面白味のない練習ですが、
中国語ペラペラな未来の自分を妄想しながら
一緒にがんばっていきましょう!

サポートしてくださったら飛び上がってヨロコビます。そしてしばしサポートしてくれた方に思いを馳せて、じっくりヨロコビを噛みしめます。我にかえったら、このヨロコビを言葉にのせて次の文章に向かいます。一人でも多くの方にヨロコビが伝染することを願って。