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ワーケーションの間「保育料無償化」が適応となる「広域利用」の制度をご存知ですか?

こんにちは。あおとみほです。

今年の春から始めた私たち家族の「旅生活」「移動生活」

千葉の鴨川を拠点に、新潟、沖縄、そして今回は北海道ステイに挑戦しました!

北海道は、ご縁あって北見市に7月初めから8月の初めまで約1ヶ月滞在させてもらい、

いつものように
私たち大人は仕事をしながら、娘は現地の保育園に通いながら、
「『生活』しつつ、その地域の人、こと、ものを楽しむ、学ぶ」

という生活をしました。

これに関しても書きたいこと山盛りいっぱいなのですが、今回は娘の保育園に冠して、どうしても皆さんにお伝えしたいことが!!

北見市滞在中、娘は、なんとも素晴らしい制度を使い、北海道は北見市の「認定こども園」に通わせてもらいました!

認定こども園は、通常その地域に住む子どもしか通えませんよね!?
なのになぜ娘は通えたのでしょうか

それは、ある制度を使ったからです!!!

今日はその制度のご紹介をさせてください。


「広域利用」という制度を知っていますか?

皆さんは、保育園の「広域利用」という制度をご存知ですか?

私は全然知らなかったのですが、今回、とある方に教えてもらい利用し、感激しました!

どんな制度かをざっくりいうと:

保育が必要な子どもが、住んでいる(住民票がある)場所以外でも保育園に受け入れてもらえる制度(保育料無償化も適応される)

あおとみほの勝手なまとめ

素晴らしい制度だと思いませんか?

あまりに素晴らしいので、皆さんに共有させていただきたく、
以下さらに詳しく説明させていただきます。

① 国の制度

 まず、この保育園の「広域利用」という制度は総務省のHPに載っている国の制度です。よって、どこの市町村でも対応しているシステムです!この地域はOKだけどあの地域はダメなど地域格差がない!
 これは心強い!!ですね。

② 地域(市町村)によって手続き方法が違う可能性あり

 国の制度で全ての市町村で対応はしてくれることになっているのですが、手続き方法はその地域によって異なる可能性があります。詳しくは、住んでいる(住民票がある)地域と旅先(滞在先)の地域の役所に問い合わせると丁寧に教えてくれると思います。
 私は、住民票のある千葉県鴨川市と滞在先の北海道北見市に問い合わせましたが、とてもとても丁寧に対応してくださいました。

③タイミングや空き状況によって受け入れができる保育園とできない保育園がある可能性がある

 全ての市町村で対応してくれると先ほど書きましたが、滞在先の全ての保育園で対応できるとは限りません。これは住んでいる地域の保育所探しと同様で、空き状況に大きく左右されると思います。また、どんな子どもかわからずに短期間受けれるとなると園側のリスクもあるので、体制が整っている園が受けてくれるとのことです。ありがたやー。

④利用のためには、住んでいる地域で通っている保育園を一旦退園しなくてはならない

 「広域利用」の制度を使うためには、今通っている保育園を一旦退園し、保育園無償化の権利を滞在先に移すという作業が必要になります。
 えっ!?じゃあ帰ってきたらどうなるの?と思われる方も多いと思います。帰ってきたらまた市町村で申請し、保育園に入り直します。これは無償化が適用されることを考えるとやむを得ない手続きだと思います。
 私も娘が通っていた幼稚園に連絡をして事情を話し、一旦退園届けを出し、鴨川市で手続きをして北見に情報を送りました。(後述しますが、帰ってきた後はまた再入園の手続きをします。)

⑤住んでいる市町村と一時的に滞在する市町村の保育課(または保育担当の部署)にやりとりしてもらい滞在先での保育園が決まる

 滞在先の地域のどの保育園に入れるか、という問題ですが、これは住民票のある地域の役所(私の場合は鴨川市)と滞在先の役所(私の場合は北海道北見市)がやりとりしてくれます。ただ、滞在先の住所と希望を申請書に書けるので、なるべく希望の園や滞在先から近い園で探してくださるようです。
 私たちの場合は、滞在先から5分で縦割り保育と木のあたたかい建物が魅力の「美山遊子」という第一希望の保育園に受け入れていただきました。(通い出したらさらにさらに素敵なことがたくさんでした←これはまた別記事で)

⑥滞在が終わるとまた住んでいる地域の保育園に戻る手続きを

  そして、旅(移動生活)でのその地域の滞在が終わると、また住民票のある地域で手続きをしてもとの保育園に戻ります。人気のある園やキャンセル待ちの園などの場合、もとの園に戻れるかどうかという問題が出てくるかもしれないので、初めにその市町村と保育園にご相談ください。
 私たちの場合は、運良く出発前に「もとの園に戻れる」というお話をいただけました!

ということで、広域利用制度!
これは、さまざまな方々のワーケーションの可能性をさらに広げるのではないでしょうか。

教えてくださったテレワークの女神様こと株式会社テレワークマネジメント代表田澤由利さんに大感謝です。

北海道旅日記も(沖縄もまだ途中でしたが大汗)またゆっくり書かせてください!



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