HSC長女の妹

HSC長女を見ている次女は、ものすごく我慢しているんだと、最近になってやっと気づきました。

それに気づいたのが、保育園の分離の時。

去年の4月に1歳児クラスに入園して、初めての保育園、初めての先生、初めての友だちという環境に飛び込んで、この1年の成長が目まぐるしかった次女ちゃん。
分離に泣いたのは慣らし保育の時くらいで、いつもバイバイタッチで分離できていたのですが。

長女と比べると、全く手がかからない。
長女が手がかかる子なので、余計手がかからない子だと思っていました。
赤ちゃんの頃から、用事がある時しか泣かないし、自分の機嫌は自分で取ることができるし、自分軸で生きる子だなと思っていました。

それが今年の4月に2歳児クラスになり、新しいクラスにも慣れたかなーと思った5月下旬(まさに今!!)
いきなり分離の時に『ママー!抱っこ抱っこ!!』と泣くようになりました。

保育園で何かあったかなと思っていましたが、特に変わった様子はなく、迎えに行った際もニコニコで友だちと遊んでいたし、寂しいだけかなと思っていたんです。

その日から、毎日分離に泣くようになってしまいました。
ここで、少し考えてみたんです。
もうすぐ3歳。もちろん年齢も関係しているし、布パンツのプレッシャーもあるのでしょう。
でもね、ふと『ねーねはあんなに泣いているのに、私は今まで自分を出してこなかったな』と思ったんじゃないかなと。
そしてママと二人っきりになる朝の保育園。ここで泣こうと決めたんじゃないかなと。

長女が家でストレスを発散して泣いているとき、次女はじっと姉を見て泣き止むのを待っています。その間一言もしゃべらず。
姉の泣きが落ち着いてくるとすかさず『ねーね、遊ぼう』と声をかけに行きます。私を見ているから、同じ対応をするのでしょうね。
姉はその言葉に救われます。次女も姉と遊びたいから声をかけているのでしょうが、私はそれを見て、きょうだいって、本当にお互いを救い合うために産まれてきているんだなと感じます。

そんな家での環境だから、どうしても頑張っちゃうんでしょうね。
姉が泣いているから、自分も泣いたらママとパパを困らせちゃうと思うんだろうな。

保育園には姉はいないし、一人の子どもとして、クラスの先生や友だちが平等に接してくれる場所。
きっと次女にとって、楽しくて嬉しくて、素晴らしい環境なんだと思っています。
だからこそ、少し不安が続いて泣いちゃう時は、家でも安心して過ごせるようにしてあげたい。
要求が全部叶うわけではないけれど、毎日のハグと『大好きだよ』の言葉を大切に、また笑顔でバイバイタッチができる日が来ると願っています。

この出来事は、今の自分に何を教えてくれているんだろうとふと立ち止まって考えることで、見えなかった何かが見えてくる。
問題だと思っていたことが問題じゃなくなるんですよね。

次女ちゃんの様子は、また追々書きますね(^^)

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