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絵本の世界で子どもの気持ちを切り替える〜加配保育士としてやってみたこと

私が持っていた絵本の中で、
加配してる子ども達が好きそうな絵本があった。きんいろあらし。
もう随分前だけど保育園に持って行って、本棚に並べたら、見事!Sちゃんがそれにハマって、何度も何度も読んで〜と言ってくる。
今日は午睡明けに崩れてて、私が休憩後、部屋に戻りその絵本を使って立て直しに成功。可愛いな。

また、抱っこしたり、ギューってしたり、
5歳児でも時には必要。
乱れている心がスーッと落ち着くのを何度も実感してる。
子どもがホッとして脱力して行くあの感覚が私は嬉しくて、愛おしい。
甘やかしではない。情緒を安定させること。
まずはそこから。

発達障害の子どもへの配慮や、
心が折れたり乱れている子どもへの配慮を
私は受け止める形で支えてあげたい。
保育士の現場では、なかなかそれが良しとされず、甘いとか、甘やかしと捉えられるけれど、
ここだけは、自分の軸として貫きたい。

厳しさに耐える力を付けるのも大事だけど、
それには順番がある。
親と離れて過ごしている未就学児にしてあげられることって、弱ってる時に我慢させたり奮い立たせる事ではないと私は思ってる。
気持ちが落ち着けば、自然とその子達は厳しさにも耐えられる力はあるから。
大人が思うほど、子どもは弱くない。
でも、大人が思うほど、子どもは強くない。

その感情を無視して、大人の導きたい方向に無理やり向けるのは、横暴だと私は思う。
情緒が安定してこそ、成長する。
泣かせて分からせる方法は、私はしない。

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