見出し画像

アルケミスト

若い時に大好きだった本に、パウロコエーリョの「アルケミスト」があります。
20代の頃、何回も何回も読みました。

当時、L .Aに行った時に、英語版を買おうと本屋さんに入りました。
店員さんに何を探しているのかと声を掛けられたので、
「パウロコエーリョのアルケミスト」というと、「私も大好きなの!」と言って少し盛り上がったんです。
すると、「アルケミストが好きなら、これとかこれもきっと気にいるわよ」と言って2〜3冊、手渡してくれました。
折角勧めてくれたのに、買わないのも悪いかな、どうしようかな、と思いながらいたら、プレゼントすると言って、アルケミスト以外の本を無料でくれたんです。
本屋さんで、ですよ!(もちろん、それじゃぁ悪いので、買うって言ったんですが、良いの良いのと言われ、お言葉に甘えました。)

本当に不思議です。
でも、この本には、そう言うパワー(同じ本を好きと言うだけで、特別なご縁を感じてもらえてしまう)があるんだと思います。

アルケミストの名言

本当に沢山、深いメッセージがあるんですよね。
そのうちの幾つかをご紹介。

おまえが何かを望む時には、
宇宙全体が協力して、
それを実現するために助けてくれるのだよ

おまえが誰であろうと、
何をしていようと、
おまえがが何かを本当にやりたいと思う時は、
その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。
それが地球におけるおまえの使命なのだよ

おまえは常に、
自分が何を欲しているか知らなくてはならない。

君が何かを全身全霊で欲した時、
君はその「大いなる魂」と最も近い場所にいる。
それはいつも、前向きな力として働くのだ。

傷つくのを恐れることは、
実際に傷つくよりもつらいものだと、
お前の心に言ってやるがよい。
夢を追求している時は、
心は決して傷つかない。
それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、
永遠との出会いだからだ。

もし、自分の運命を生きてさえいれば、
知る必要のあるすべてのことを、
人は知っている。
しかし夢の実現を不可能にするものが、
たった一つだけある。
それは失敗するのではないかという恐れだ。

人は、自分の一番大切な夢を追求するのがこわいのです。
自分はそれに値しないと感じているか、
自分はそれを達成できないと感じているからです。

お前の心に耳を傾けるのだ。
心は全てを知っている。
それは大いなる魂から来て、
いつかそこへ戻ってゆくものだからだ。

もしおまえが、
現在によく注意していれば、
おまえは現在をもっと良くすることができる。
そして、おまえが現在を良くしさえすれば、
将来起こってくることも良くなるのだ。
未来のことなど忘れてしまいなさい。
そして、神様は神の子を愛していると信頼して、
毎日を神様の教えにそって生きるがよい。
毎日の中に永遠があるのだ。

学ぶ方法は一つしかない。それは行動を通してだ。

宝物を見つけるためには、
前兆に従って行かなくてはならない。
神様は誰にでも行く道を用意していて下さるものだ。
神様がおまえのために残してくれた前兆を、
読んでゆくだけでいいのだ。

決心するということは、単に始まりにすぎない。
まるで、急流に飛び込んで、
その時には夢にも思わなかった場所に連れてゆかれるようなもの

愛とは、大いなる魂を変え、
より良いものにする力なのです。
なぜなら、私たちは愛する時、
もっと良くなろうと必ず努力するからです。

地球上のすべての人にはその人を待っている宝物がある

自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ

Maktub

アラビア語で「それは書かれている」と言う意味。
「アルケミスト」の中に出てくるので、出版した本のタイトルにしたかったのですが、出版社の方から、それだと何の本か分からないからと言われ、却下(笑)

初心貫徹という事で、Noteのマガジンのタイトルに使いました。
そういえば、娘の同級生のお母さん(外国人)の手首に、Maktubと刺青があり、「アルケミスト読んだでしょ」と言ったら、「どうして分かったの?」と驚いていました(笑)
彼女はライフコーチをしているんですが、アルケミストはバイブルのような本だと言っていました。

きっと作者のパウロコエーリョも、共時性(シンクロニシティ)、思えば叶う法則というのを、知っているんでしょうね。

とても分かりやすいので、もし、まだ読んでいない方がいたら是非!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?