見出し画像

北海道川湯温泉+イラスト展 kawayu+i展 の思い出

開催日:2024年6月8~9日(10:00~17:00)

北海道川湯温泉で開催した『kawayu+i展』にご参加&ご来場くださった方、誠にありがとうございました。

展示で参加くださった方々がどんなものが良いと感じてどんなこだわりでもってどんな絵を描かれたのか、数々の素敵な作品が見られたし何より描き手さんと色々交流できたのが嬉しかったです。展示を見に来てくださった方々も、少しでも楽しい時間を過ごして頂けたのならうれしい。
また年甲斐もなく燥いでしまい体力も無事終了しました。自宅戻ってほぼ気絶です。鍛えねば筋肉。

私個人の反省を申し上げますと、主催の一人でありながら集合時間の30分前に釧路で目覚め一通り絶望し川湯への道のりは惰眠を貪った己と鳴らなかった目覚ましを延々罵倒しながら向かいました。(目覚ましは除外曜日設定がなされていたせいで鳴りませんでした/結局自分のせい)一見ヒトの形をしただけの有機物で本当に申し訳ありませんでした。今回ロクに運営準備も参加できていなかったので当日こそは裏方がんばるぞ…と思ってたくせにこれですよ。ミジンコ以下の存在だと思いました。この寝坊は最後まで尾を引き、数々の忘れ物と充電するものが無く最後には用途ゼロの無機物に陥ったスマホで終了しました。寝坊には十分注意してください。様々なものが台無しになります。

自身の展示は『川湯でみた”いいなぁ”と感じたものたち』と地元のおいしいご飯屋さん『すずめ食堂&バルさんとのコラボ作品』と過去作の合計3点でした。

特にコラボ作品は、ご協力くださったお店の方が常日頃から大切にされているものを描くわけだから、絶対に失礼の無いように…という前提の元、自身がそのお店で頂いたおいしいものや好きなところを描こう!と気合を入れて描きました。

向かって右下のごはんは「テンペ」という、豆を原料としたインドネシアの発酵食品をお店が手作りしてつくられた丼です。メインの人物(ダイヤモンドちゃんといいます/あだ名はモンド)が食べているのは氷砂糖で煮込まれた塩豚丼で、これは私が何度かランチで頂いたお肉だけでなく野菜もいっぱいでお腹いっぱい胸いっぱいの大好きなメニュー。他のメニューも丁寧に作られているのが一口食べれば解る、大好きなお店です。
有難いことにお店に掲示してくださっているので、是非すずめ食堂さんのおいしいアジアご飯を食べるついでにでも見て下さるとうれしいです。


もう1点は自身が弟子屈や川湯で見て、『いいなぁ(魅力的だなぁ)』と感じたものを描きました。もともとオリジナルスケッチブックを作成する前提で描いています。

川湯温泉駅と屈斜路湖とオオアカゲラとオオハクチョウと釧網線とか。

スケッチブックのコンセプトは

『あなたが旅先で見た”いいなぁ”を自分の絵や文字で残しませんか』

でした。

旅のアルバムのお絵かき版。


これは私自身が旅先で見た、地べたに座り込んでスケッチブックに小さい絵具セットを出してその時の澄んだ青空と高徳院鎌倉大仏を描いていた旅人がベースになっています。

めちゃくちゃいいお天気だった

ご存知有名な観光地で人も溢れていたのですが、周囲の人間なんて一切目に入らない様子で自分の世界に没頭して自身が『いいな』と思った景色を描いてるんだろうな、鮮やかな空の色のこの絵も描く行為そのものも滅茶苦茶素敵だな…と思ったからです。青空とおだやかな大仏の表情が印象的な素敵な絵でした。

このスケッチブックはご縁があり川湯温泉の民芸品店 香雪さんに置いていたただけることになりました。ご興味がある方は是非香雪さんをお尋ねくださると嬉しいです。他にもお店の隅々まで置かれた数々のお土産品は圧巻ですよ!他の主催お二人(南部さん、ふじゆらさん)の美麗なポストカードも置いてあります!
是非川湯温泉で、今まで絵を描く機会があった方もそうでない方も、ご自身が『いいなぁ』と感じた景色や思いを残してみてくださいね。


もう一点、ご来場者さんが気軽にお試しいただけるグッズとしておみくじ(アクリルチャームつき、もしくはちょっとしたオマケ付き)の二種類も制作しました。

キツネとクッシーとシマエナガ

ご当地を散策する時の参考になればいいなと思いまして地元飲食店さん情報も掲載してみました。
Xで「おみくじひいて、お勧め飲食店さんいきました!」とツイートしてくださってる方を見かけて嬉しかった!
今後は地元釧路とかでも作ってみたい。スケッチブックも。色んな人がいっぱい色んな絵をかいて、日々を楽しむきっかけになったら嬉しいな。

あと一点、これは自身の展示ではないのですが、イベントの企画として川湯温泉さんが販売している『温泉入浴粉』をイラスト展バージョンとしてコラボさせていただきました。自分が描いたのは鹿ちゃん。下部には初夏の硫黄山に咲くイソツツジという花を描いたのですが、これ実は実物を見たことが無い状態で描きました。当日実物をみてアー!となりました。まんまると小さく可愛らしい花だ。こんなに大きくない。笑

硫黄山と鹿とイソツツジ(偽)


ところで、私は自分が『いいなぁ』と感じたものを描いてるんだな、とこれを書きながら改めてふと思いました。いいなぁと感じる何かを自分を通して伝えてそして残したいのかと。口下手な人あるあるかも。(私は口で伝えるのが下手くそな自覚があります)
大体の創作する人はそういう感じなのかなと思いつつ、自分もそうだったんだなと。なるほど。


『絵を描く』とはよいものだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?