見出し画像

世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事法 まとめ

世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事法
アイザック・H・ジョーンズ【著】
白澤卓二【監修】
サンマーク出版

以前もこの本を読んで衝撃だったけど、改めて読み直して小麦脱却したいと思った。

私は小麦を食べるとどうもお腹がスッキリしない。結果、体調も下降していく。ニキビもできる。

覚えておきたいところのまとめ


〈炭水化物・砂糖〉→太る
〈脂質だけ〉→太らない
〈脂質〉+〈炭水化物・砂糖〉→太る

ホルモンや細胞、細胞膜、さまざまな組織、内臓、酵素、筋肉、免疫細胞は脂質を材料にして作られる。脳の60%はアブラでできている。

トランス脂肪酸の有害な成分が体の中で半分になる期間は120日。

悪いアブラを摂り続けていると、処理しきれなくなり、炎症が常態化する。

良いアブラで作られた細胞膜は酸素や栄養素をスムーズに細胞内に取り込み、いらなくなった老廃物を外に出して細胞の働きを助ける。

良いアブラで脳の環境を改善することでうつ病を克服。


オメガ6→紅花油
     ひまわり油
     綿実油
     ゴマ油
     グレープシードオイルなど
オメガ3→亜麻仁油
     えごま油
     ヘンプシードオイル
     魚の油
     チアシードなど

現在の私たちの生活ではオメガ6は摂り過ぎてしまうため、オメガ6は控えめに、オメガ3を積極的に。

GMO(遺伝子組み換え作物)の原料(種や実、豆類)を使ったアブラは悪いアブラ。
実験でGMOのトマトをラットは餓死するまでたべなかった。
遺伝子を変えられたコーンのDNAが人間の細胞の中に入って、遺伝子の悪スイッチを押してしまう結果も報告されている。

草を食べて育った(グラスフェッド)動物の乳や脂肪は、人間が消費するのに理想的なオメガ6とオメガ3のバランスになっている。

★【良いアブラの選び方】
①なるべく加工のプロセスが少ないもの→ココナッツオイル、エキストラバージンオリーブオイル
②遺伝子組み換えでないもの
③グラスフェッドの動物からつくられたもの

【ギー】→2014年アメリカの自然療法協会が発表した「体に良いアブラ・ベスト5」で1位。
牛乳を発酵させてできたバターをゆっくり加熱し、溶け出た脂肪分が黄金色に、沈殿した固形分が褐色に変わったタイミングでろ過して作られる。
この加熱・ろ過の過程で水分や糖質、タンパク質などが除かれるため、バターよりも健康的で、長期間保存のきくギーができる。

母親が妊娠中や授乳期に良いアブラをとるとよい。
不足していた場合産後うつや育児ノイローゼを招きやすくなる恐れがある。
脳の認知機能におおきな役割を果たすオメガ3が重要。

複数の種類をバランスよく組み合わせて摂ることが大事。

★1日に摂るべきアブラ
・ギー
・バージンココナッツオイル
・エキストラバージンオリーブオイル
・亜麻仁油

★1日の合計で男性なら大さじ8~10、女性なら大さじ6~8。
食材からも摂ることができるため、1回の食事あたり大さじ1~2で十分。

★運動して2時間後に良いアブラを摂ることは非常に効果的。

「ファットバーニング」に替わるシステム
→運動したあとは成長ホルモンが出て、そのホルモンが脂質をエネルギーに変えるから。
初めは、体内にすでに蓄積された脂肪を優先して燃やす。運動後はエネルギーを使い果たし体がエネルギー源を欲しがっている状態。体内に蓄えられた脂質をエネルギーに変えざるを得ない。→体脂肪をエネルギー源として燃やすことになるので、強制的に「ファットバーニング」のシステムに替わる。

★プロテインは運動直後でよい。
運動してから30~40分くらいまでは筋肉がタンパク質を合成しやすい状態。

プロテインと一緒に糖質を摂ると体は待ってましたとばかりに糖質からエネルギーを補給しようとする。→シュガーバーニング

アメリカでは運動後に良いアブラを摂ることが当たり前になっている。

★基本的にオリーブオイルは加熱に不向き。
ギーやココナッツオイルなどの不飽和脂肪酸を除けば、ほとんどのアブラは加熱に向いていない。

★生搾りに近いエキストラバージンオリーブオイルを加熱せずそのまま使うとよい。コールドプレスのものやオーガニックのものが良い。

★低脂肪牛乳→人工的に脂質を除いた牛乳にはラクトースという糖質しか残らない。大事な脂質が少ない。

★揚げ物食べたくなったら→ヘルシーなギーやバター、ラード、ココナッツオイルを使う。
高温に強いアブラはごま油やグレープシードオイル→オメガ3とのバランスが崩れる。これらで揚げ物をするのであれば、せいぜい月に2~3回にとどめる。

★21日間プチ断食チャレンジ
〈ベーシックパターン〉
①8時間の間に3食
②残り16時間は水やお茶以外は何も食べない状態→我慢できないときは「良いアブラ」を混ぜたドリンクを飲む
③これを21日間継続

摂取カロリーの(少なくとも)60%はアブラでまかなうと効果的

1日当たりに飲むべき水の量は2~2.5L

★初めは16時間なにも食べない習慣を優先したいので食事の内容はなにを食べてもいい。炭水化物は野菜や果物にも含まれているため十分。

★魚は水銀量に注意
クロマグロやメバチマグロ、カジキ、クジラ、キンメダイ、ムツなど
魚は体が大きいほど食物連鎖の関係で水銀が多く含まれる。

★どうしてもごはんやパンを食べたくなったら夜にする
→寝ている間にシュガーバーニングのシステムをファットバーニングの状態に転換してくれる。

★応急処置として砂糖の代わりにキシリトールやエリストールなどの人工甘味料を使うとよい。
→腸内の悪いバクテリアの餌となるため、緊急的なツール。

ファットバーニング中は睡眠不足に注意。
→睡眠不足になると、しょっちゅうお腹が空いて、食べ物が欲しいという状態になる。
→できたら7~8時間睡眠がよい。

3週間プチ断食を続けると見違えるような自分に変わる。

途中でレールを外れても気にしない。ベビーステップで、できるところから変えていけばよい。


これを読んだら菓子パンを食べたいと思わなくなった。


以前もMCTオイル入りコーヒーを朝飲んでいた。食欲は抑えられ、お昼まで平気だった。
ただ、食事量が少なくなって、出るものも出ない状態に。結果、ニキビができていた。

なのでやめていた。


アブラのとりすぎに注意しつつ、食物繊維を食べるようにしてまた取り入れてみようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?