みんな本気でやってるかい?
緊縛ショーの練習をして夜遅くに帰宅し晩御飯を食べながら何気なくテレビをつけるとNHKで「令和のトキワ荘」という番組をやっていた。
途中から見たので詳細はわからないが、外国人が必死になって漫画を描いている。
そして「日本人はきっと漫画の世界でもそのうち負けるんだな」とそんな言葉が脳裏を横切った。
僕は必死になって頑張るのが好きだ。
そして諦めないでずっとストイックに続けることが好きだ。
そんな精神は現代日本には似合わないかもしれない。
理解されないかもしれない。
さっさと諦める事によって得られることがあるかもしれない。
しかし、必死に頑張ってストイックに続けることによってしか得られない世界線も絶対ある。
今日はショーのための練習で初めて縛る受け手さん。
今日も僕は考えていた。
今までと同じ縛りをしようと思ったけれど、人が変われば出てくるアイデアも変わる。
この人を縛るならこうしようかな?そこをそうするならこっちはこうした方が良いかな?ってな具合に。
2024年は年の初めに縛羅天というSMショーで緊縛をやり、「官能小説の装画展」という個展をやり、「私たちは消された展」というグループ展に出品し、来週2月27日に「アンプランナイト」というイベントで緊縛ショーをやらせてもらう。
色々なことをやっていると、色々な考えの人がいて、色々な意見を聞く。
もちろん賛同ばかりではない。
批判するのは簡単だ。
やめたい気持ちも湧くが、やめるのは簡単だ。
でも若者よ。
僕は必死になって頑張るのが好きだ。
そして諦めないでずっとストイックに続けることが好きだ。
そんな精神は現代日本には似合わないかもしれない。
もう理解されないかもしれない。
さっさと諦める事によって得られることがあるかもしれない。
しかし、必死に頑張ってストイックに続けることによってしか得られない世界線も絶対ある。
竹原ピストルさんの「よー、そこの若いの」という歌がある。
その歌詞の中に
”例えば芸能人やらスポーツ選手やらが特別あからさまなだけで
必死じゃない大人なんていないのさ”
という部分がり、好きは歌詞のひとつだ。
何かの本で
「アーティストのフリをすることは出来ても、作品を作るフリをすることはできない」
というのも読んだことがある。
僕にとって絵は仕事だから必死でやるし、愚直に制作する。
タモリさんの名言「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」を借りれば、緊縛ショーは僕にとっては仕事じゃないから真剣にやりたい。
深夜の寝言と、ちょっと遅い2024年の抱負のようなもの。
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