卒論書いていない私が挑む、修論への道①

私はとある芸術大学の音楽学部を卒業し(たぶん12年くらい前?)、
現在は一般大学の社会人院生として、音楽教育系のゼミで研究しています。

絶賛、修論に向けて頑張っているのですが、そもそも芸大では卒論を書いていないので、
「えっと・・論文を書くって何?」から始めないといけないので、そりゃもう大変です。

論文には暗黙の了解的なルール?があるようで、そういったことも院生ともなれば
自分で勉強するしかありません。章立てから何から、手探りでのスタートです。


普通大学院は、卒論がベースにあって、そこからさらに研究を広げていき、
修論を書いていく・・という流れだと勝手に認識しているのですが、芸大、音大は演奏による卒業試験が卒論に相当するもの・・・なので、
私は卒論は書いていない、ということになるのです。


音楽の研究はしていますが、一般大学の院を選んだことにより、私の視点は一気に広がりました。
児童福祉、心理、日本文学、国際理解教育、などなど。

でもそれは、自分が大学で音楽(打楽器も)を学んだからこそだ、ということも言えます。


今まで音楽の世界にいた私は、そこからひょいっと飛び出して、「音楽」という世界を俯瞰で見ることもできるようになりました。少しずつですが。

すべての子どもたちが音楽に触れることができるはずなのに、社会の仕組みであったり、子どもが置かれた環境であったり、さまざまな理由で
音楽が遠い存在である現実があります。

別に生きていく上ではそれで困ることはないのかもしれないのですが、私はそんな社会の中での音楽の意義、、を問い直しています。

だけど、とやかく言っていても、
修論をしっかり書くために、人一倍頑張らないといけないので、ここで少しずつ、進捗について書けたらと思っています。笑。




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