マジLOVEスターリッシュツアーズを観てきた
ミリしらとまではいかないが、なんとなくしかうたプリのこと知らない人間だけれども「劇場版うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ」を観に行って楽しかったよ、という話。
私はアイドルジャンルに造詣が深い訳でもなければそもそも音楽自体にそこまで興味がなく、アイドルは衣装が素敵なので見るのは嫌いではないがろくにハマったこともない。好きなアイドルと言えば戦国鍋TVのユニットが出てくるくらい。(ライブ行きました懐かしいね)
うたプリは第一期アニメだけ視聴した。ニコ動で空耳がめちゃくちゃネタにされていた頃だ。(懐かしい) 私もネタのつもりで見始め、確かにツッコミたくなる諸々のポイントはあったもののなんやかんや最後まで楽しく視聴しきったのを覚えている。
以降ぐんぐん人気を伸ばしていくのを横目に見つつ、親しい友人たちがハマっていたので情報だけは何となく受動喫煙して過ごしてきた。キャラクターはもちろんアニメで覚えていたし、なんとなくの性格や関係性はわかる。生い立ちとかもwikiで見たりしたことがある。先輩とか別事務所のグループとかも出てきたのは一応知ってる。くらいの中途半端な感じ。
で、まあ、その友人たちと別件で久しぶりに会うことを決めたため、せっかくならその前に観ようということになった。私もどんなものか少し興味があったのでご一緒させてもらうことにした。
事前に勧められて今回の「旅の始まり」だけアマプラで視聴し、熱心なキャラクター紹介を友人からLINEで受けた。それだけでなんだか楽しかった。
当日。
Twitterでは常に目にしているが現実で会うのは久しぶりの友人たち。駅ですぐ見つけられるかな、等という心配はする必要がなかった。近づいてくる黄色と紫の女二人組。絶対そうじゃんあれ。一目でわかったわ。
プレゼン資料を印刷した折り本をもらったり、自主製作軽井沢レポート本を見せてもらったり、始まる前から彼女らの熱意に圧されて愉快な気分になりつついざ鑑賞。
いやあ、アイドルってすごいな。
というのが最初の感想だ。
なんかうまく言葉に出来ないけど、すごかった。ライブの熱量が。そしてキャラクターたちのこれまでをあまり知らない自分でもすごく楽しかったし、彼らが積み重ねてきたものを僅かながら感じて、最後はなんだか感動してしまった。隣の友人は感動どころか泣き崩れていたが。
技術面にもけっこう感動している。
CGで歌い踊るキャラクターたち。MCトーク中も自然に動き続ける彼らの細かな個性まで伝わってくる表情や仕草は、まさにキャラクターが生きているかのようだった。カメラワークも演出もこれでもかというくらい凝っていて見飽きなかった。こんなこと出来るんだな、と素直に驚く。落ち着いて考えてみるともしかしたらこの辺が一番楽しかったポイントなのかもしれない。
アニメイラストのテイストのままCGで踊るキャラクターたちと言えばまず思い浮かぶのはプリキュアだが(ニチアサオタク的発想)、後から振り返るとまさにプリキュア劇場版の豪華なダンスEDをずっと見せられているような気分であった。セットも歌ごとに変わるし各キャラクターのソロまである。確かに考えてみれば、例えちょっとしか知らないプリキュアでも踊っているのを見るのはめちゃくちゃ楽しいもんな。楽しいに決まってる。
正直なところ、他の人の感想で見かけるようなうおおおおお!!!!!みたいな熱量はないし、これだけ観て誰かが推しになりました!みたいなこともない。(一目惚れとか出来ないタイプの面倒なオタクなので) ぶっちゃけめちゃくちゃカッコいいとか可愛いとかが刺さったということも実はそんなにない。
だが、気付いたら翌朝再びチケットを取っていたくらいにはまた観たくなる何かがあった。
二回目も楽しく観ました。
応援上映回だったので最後に拍手だけしたよ。
アンコールで久しぶりに聴いたあの曲、とてもよかったです。
さて、そんな感じで楽しい体験となったマジLOVEスターリッシュツアーズであるが、せっかくなのでここに辿り着くまでの彼らの物語ももう少し楽しんでみたくなったところ。
アニメの見てない分を見るのと、これ(↓)からやるのと、どこから何を始めるのが一番いいんですかね。
(ちなみにゲーム機はSwitchしか手元にない)
有識者の方…というか友人たちは責任を持って教えてください。
よろしければお願いします。