私がnoteを始めた理由。「接種ストレス関連反応(ISRR)」をご存じですか?

みはるです。
今回は、何故noteに新型コロナワクチン関連情報の記事を書き始めたかを簡単にお話したいと思います。

コロナ禍の中、思ったよりも早くワクチンが承認され、日本でも近々打つことができるようになる、とわかってから、

「こんな短期間でワクチンはできるもの?」
「長期的な副反応を見ていないのに大丈夫なの?」

当然のようにこのような疑問が発生しました。不安でした。
不安を解消するために、私はネットを使って情報を収集しました。
厚生労働省のHP、ニュースサイト、そしてお医者様のSNS。
そしてわかったことは

「上記の疑問には答えが出ている。ただし素人にはわかりづらい」
「それ以上に、ニュースサイトやSNS上でワクチンは危険という、真偽のわからない情報が出回っている」

ということでした。
複数のお医者様たちが、ただでさえ忙しいのに「ワクチン危険情報」を取り上げ、誤解であることを説明していましたが、次から次へと出てきてきりがありませんでした。

ワクチン接種は任意である以上、自分で情報を収集し、打つ打たないを判断するしかありません。
しかし、正しくない情報で判断を誤るのは良くないと思いました。

そんなある日、ある言葉に出会いました。

接種ストレス関連反応(ISRR:immunization stress-related responses)

WHO(世界保健機関)が提唱した、比較的新しい概念です。
ワクチンの副反応ではなく、ワクチン接種に対するストレスによって起こる反応で、血管迷走神経反射(失神する)が一番有名な症状ですが、中には接種後数日経って発現し、長引くケースもあります。
比較的若い女性に起こりがちですが、世代や性別を問わず発生することがあります。
若干専門的な内容になりますが、詳しくは「公益財団法人 日本産婦人科医会」のサイトに載っています。

ここに気になる記述がありました。
接種ストレス関連反応が起こる「素因(原因)」の中に

家族・友人・メディアから受けるネガティブな情報
https://www.jaog.or.jp/note/%ef%bc%881%ef%bc%89biopsychosocial-model/

とあったのです。
もっとわかりやすく表現しているサイトを探すと、共同通信のニュースサイトで

ソーシャルメディアでワクチンに否定的な情報に多くさらされた人も影響を受けやすいと考えられている。
https://www.47news.jp/6157249.html

と記述されていました。
つまり、SNSで不正確な「ワクチン危険」情報にさらされた影響により、接種ストレス関連反応が起こりやすくなるということです。

これは、大変なことです。
本来はワクチン接種の副反応が出ないはずだった人が、接種ストレス関連反応により身体に不都合を抱えることになりかねないのです。
情報収集した結果、不安が増幅し、それでもワクチンを接種をすると決意したのに接種の結果調子が悪くなり、しかも副反応とは認められない。そんなのあんまりです。

幸い、医学的な部分については専門家の方が色々広報してくださっており、mRNAワクチンの効用や長期的副反応をそこまで気にしなくていい理由は簡単にわかるようになっています。
私のおすすめは以下の薬剤師さんが作成されたページです。
根拠データが豊富で、コメントにも丁寧に対応してくださっています。

しかし、その一方で、意外な分野から不安の声が上がってきていました。

生命保険です。

「ワクチンを打ったら生命保険が無効になる」
「保険給付の対象外と書いてある」

無効になるという「根拠」は情報元が医師である以上、専門的な観点から語ることはできませんが、実際の生命保険会社が何と言っているのかはわかります。
ただ、各社のHPにアクセスしなければならず煩雑なのと、A社が適用されるとしても、記述の無いB社はどうなのか?というところが素人にはわかりませんでした。

SNSにはお医者様だけでなく、生命保険のプロの方がいらっしゃいます。
その方々からの情報で、どのように解釈するべきか、どのような法律にアクセスするべきかがわかりました。

せめて、私ができることをして、接種ストレス関連反応のリスクを減らしたい。そんな気持ちで作成したのが最初の記事でした。

幸い、この記事を想像以上に拡散していただき、安心したというコメントも頂くことができました。

今後も、私にできることをまとめ、お知らせすることで接種ストレス関連反応のリスクを少しでも低くすることができたらと思っています。


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