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国立大学入試2次数学でピンチになったら

 僕は、京都大学文学部に1浪で13点差で合格しました。ちょっと前の話ですが。京大文系前期日程は1日目に国語、数学の順で試験がありましたが、僕は数学が苦手でした。
 僕は、1日目の数学の試験中に試験終了10分前で下書きの計算は終えたものの、1問がまるまる白紙というピンチに陥りました。答案記入に15分から20分は必要でしたがその時間がありません。残り時間が10分弱だと普通に書くと計算式の途中で試験終了になり答えの数式と数字が未記入になりほとんどその欄は点数が貰えません。

 その時やっぱり京大は無理で後期日程の東北大に賭けるか~と諦めそうになりました。しかし、残り10分で書けるところまで数式を書こうと思い直しました。
そこで、時間がないのでまず結論の答えの数式と数字を書きました。そして、次に最初の数式を1行書きました。結論と最初をまず書きましたが、全部の数式を書く時間が無かったので、間の数式は多少省略して書きました。

 そして、僕がその小問の答えを書き終えたと同時に数学の試験が終了しました。
まるで、スクールウォーズの最終回に川浜高校ラグビー部がノーサイド直前に決勝トライを決めたような感じでしたww。

 結果的に、13点差の合格でしたから、その小問に正解して15点をgetしたことが直接合格につながったことになりますw。何事も粘りが大事なんですね。

 今年も、2月25日26日に国立大学2次前期日程の試験が実施されます。今年の受験生はコロナで学習が大変だったでしょうから、是非受験生の皆様に頑張って頂きたいと思います。

(後日談)R4司法書士試験と特定行政書士考査にダブル合格しました。今回の試験も両方とも難解で京大文学部入試とひけを取らないくらいの大変さでしたけど、19歳の時に河合塾大阪校で頑張れた自分を思い出して、あれから大分経ちましたが又頑張りました。

今の苦労が必ず報われますので大学受験の勉強を頑張って下さい。

#京大入試#数学#コロナ禍#スクールウォーズ

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