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Clearの事業成長モデル・組織について

こんにちは。Clearの取締役の御林です。
前回のnoteで、「日本酒の未来をつくる」ための直近1年間のアクションと題して、Clearの怒涛の2021年のアクション・挑戦について投稿させていただきました。

読んでいただいた方ありがとうございました!読んでない方は是非読んで欲しいです!>_<

前回は、アクションにフォーカスして投稿しましたが、今回は、もう少し俯瞰的に事業成長サイクルと組織について、投稿したいと思います。

Clearのビジョン・ミッション・事業(再掲)

初めてClearを知る方もいるかもしれないので、簡単に改めて説明します。
(知ってるよ、前回のnoteで読んだよ、という素晴らしい方は読み飛ばしてください。)

・ビジョン:日本酒の未来をつくる
伝統産業である日本酒産業の歴史や伝統への尊敬の想いを持ちながら、あくまで未来視点で発想していき、日本酒産業の発展に貢献していくことを掲げています。

・ミッション:日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く。
Clearは、既存の市場を既存のプレイヤーと奪い合うのではなく、日本酒産業全体の市場規模を拡大することをコーポレートミッションとしています。

「日本酒の未来をつくる」ために、Clearでは二つの事業を展開しています。

・SAKETIMES:日本酒の魅力を伝える国内最大の日本酒専門メディア
日本酒の情報インフラとして、日本酒の多様な魅力を適切に情報発信し、日本酒をもっと知りたいと思うすべての知的欲求を刺激し、満たしていくWebメディア。

・SAKE HUNDRED:世界初のLuxuryを掲げる日本酒ブランド
『心を満たし、人生を彩る』をブランドパーパスに掲げ、味覚だけでなく、心の充足に貢献し、人と人との豊かな関係を紡ぐ、体験価値を提供する日本酒ブランドです。

日本酒産業にとって新たな市場である「ラグジュアリーマーケット」を開拓することで手頃な価格帯しか存在していない日本酒に「高価格帯」をつくりあげ、産業に貢献していきます。
特別な人の、特別な日に、特別な体験をするために、Hermesのスカーフを買うのか、星のやに泊まるのか、それともSAKE HUNDREDの日本酒を買うのか、そういった世界を目指しています。
そのため、市場規模は158兆円といわれるグローバルラグジュアリーで日本酒のプレゼンスを高めていく、そういう勝負をしています。

事業成長モデルの全体像

Clearの事業成長モデルは上記の図の通りです。
基本成長サイクルとして、生産力・ブランド力・販売力が相互に作用しながら、ラグジュアリーブランドとしての権威性の拡大を行います。そして、様々な地域へ適切にカルチャライズを行い、海外展開していくことにより、グローバルラグジュアリーブランドを創出していきます。
またそれらを支えるのが、日本酒産業の情報・知見・ネットワークであり、魅力的な個性・能力・情熱を持つ人材・組織の環境です。

事業成長モデルの構成要素

事業成長モデルの構成要素をそれぞれ深掘りして説明していきたいと思います。

・基本成長サイクルを担う三つの要素

基本成長サイクルを担うのは、生産力・ブランド力・販売力の三つの要素です。
上述の通り、それぞれが必要不可欠であり、優劣はなく、相互に密接に作用しながら、大きくなっていくサイクルとなります。

・生産力

生産力は、品質、商品ラインナップ、生産量の三つから構成されます。
特に品質が重要で、ラグジュアリーブランドの全ての前提には、圧倒的高品質であることが挙げられます。品質なくしてラグジュアリーブランドは絶対に成り立ちません。

そして、SAKE HUNDREDは個性豊かな商品ラインナップを持つことで、日本、アジア、欧米などの多様な地域の料理、さまざまな嗜好を持つお客様の特別な時間を彩ることができます。
また、実際に多くのお客様に届けるためには、生産量も非常に重要な要素となります。

・ブランド力

ブランド力は、ブランド認知の"質"と"量"から成ります。
SAKE HUNDREDは、ブランドへの憧れを抱いてもらえるような"質"の向上だけでなく、社会全体におけるブランド認知の"量"(認知率)も重要視しています。ここが一般的なブランドとは異なる要素です。
なぜなら、ラグジュアリーブランドとは、特別な時間を彩る存在であり、多くの人に知られていることが重要だからです。例えば、特別な人へギフト利用するときに、そのブランドが知られているか知られていないかによって、その体験価値は大きく影響を受けます。すなわち、ニッチなラグジュアリーは存在せず、広く社会に認知されているからこそラグジュアリーブランドとして成り立つのです。
SAKE HUNDREDのブランド力とは、そのブランドへの憧れや誇りの総量とも言い換えられます。

・販売力

販売力は、ブランド力・生産力を実際の売上に転換する力です。
ブランド力・生産力のみがあっても、事業は成長しません。
個性豊かな商品の魅力を適切にお客様に届けること、出会いの季節などの特別な日にSAKE HUNDREDを想起してもらうこと、さまざまな形でその価値をお客様に伝え、販売を実現していくことで、事業が成長していきます。

・海外展開力

海外展開力とは、各地域に適切にカルチャライズしてSAKE HUNDREDの魅力を届ける力のことです。
Clearは、「日本酒の未来をつくる」というビジョン、「日本酒の可能性に挑戦し、未知の市場を切り拓く。」というミッションを掲げています。
海外における日本酒のプレゼンスを高めることは、弊社にとって絶対に成し遂げなくてはならないことです。海外展開は、弊社にとってBetterではなく、Mustのものなのです。
しかし、地域によって、そもそもの日本酒の情報量の違い、日本の食文化に対するイメージの違い、食文化の違い、ラグジュアリーに対する価値観の違いなど、多くの前提条件が異なります。
その異なる条件下で、SAKE HUNDREDのブランド哲学をそのままに、適切にカルチャライズして伝達していくこととなります。

・日本酒産業の知見・ネットワーク。そして、人材

上述した生産力・ブランド力・販売力・海外展開力の全てを支えるのは、日本酒産業の情報・知見・ネットワークであり、魅力的な個性・能力・情熱を持つ人材です。
Clearは、2013年設立の第10期目の会社です。そしてSAKETIMESは2014年にリリースし、もうすぐ8年となります。この全ての期間を日本酒産業のために捧げているからこその知見・ネットワークが存在しており、それが全ての要素に大きな影響を与えています。
また、Clearには魅力的な能力を持った、とってもとっても誠実なメンバーが揃っています。大きな挑戦を続ける中では、個々人の能力も重要ですが、それだけでは達成できず、情報格差のない組織、それぞれのチームでの円滑な連携、産業への情熱が不可欠です。

Clear組織図

Clearの組織図は大きく分けて、SAKETIMES、SAKE HUNDRED、コーポレートに分けられます。2022年3月時点で正社員数は21名です。
特徴的な点は、SAKE HUNDREDにおいて機能別にチームが水平展開している点です。
ブランドビジネスというのは、多面的・複層的なものであるという考えのもと、各チームを横に広げています。
上記の事業成長モデルでも記載した通り、ラグジュアリーブランドは、販売力だけ、ブランド力だけ、では成り立ちません。ブランドの背景、様々なお客様との接点、どの側面からもブランド哲学が徹底して浸透している必要があります。
そのため、1年前のまだ10名前後であった時から、ほぼ同様の組織構成となっています。

Clearの各チームミッション

・SAKETIMES

「日本酒の情報インフラになる」という事業ミッションを実現するために、無数に存在する日本酒の魅力を適切に情報発信し、日本酒をもっと知りたいと思う世界中のすべての知的欲求を刺激し、満たしていくチームです。
日本の「SAKETIMES」だけでなく、英語版の「SAKETIMES International」、中国語版の「清酒指南」など、海外における日本酒の情報基盤としての大きな役割を担うチームです。

・商品開発

ミッションは、原料・製造方法にこだわり、唯一性が高く、圧倒的高品質な世界で認められるプロダクトを開発し、安定的に供給することです。
ラグジュアリーブランド「SAKE HUNDRED」の全ての前提にある、圧倒的高品質な商品を実現するチームです。

・資材パッケージ

ミッションは、ブランドの意思を体現する資材パッケージを通して、顧客のブランド体験価値を向上し、事業成長に貢献することです。
お客様が実際に触れるボトル、ボックス、リーフレットなど様々な資材パッケージにおいて、SAKE HUNDREDらしいデザイン性、機能性、環境への配慮などブランド・アイデンティティを体現していくチームです。

・ブランドマーケティング

ミッションは、ブランド認知の“質”と"量"を向上させ、事業成長を牽引することです。
ブランドの権威性・信頼性(Authenticity)の向上=ブランド認知の"質"、社会全体におけるブランド認知率=ブランド認知の"量"と、の双方の向上を担うチームです。

・デジタルマーケティング

ミッションは、全ての接点でお客様一人一人の心をプラスに動かすコミュニケーションを取り続け、売上をあげることです。
生産力(商品力)・ブランド力を、お客様への適切なコミュニケーションにより販売へ繋げることが、デジタルマーケティングチームの役割です。

・カスタマーサポート

ミッションは、SAKE HUNDREDに出会ったお客様の人生に真摯に寄り添い、彩りを与え、一生忘れられないブランド体験を提供することです。
めちゃくちゃいいですよね。。。特別な時間を彩るブランドだからこそ、お客様の人生に寄り添うことが本当に大事だと思っています。

・パートナーセールス

ミッションは、パートナーの開拓・協業によって、お客様、そして世界を満たす機会を最大化させることです。
パートナーセールスは、一流飲食店・一流宿泊施設・一流百貨店への納入を通じて、売上貢献だけでなく、お客様の特別な時間を彩るブランド貢献の役割も担っています。

・グローバル

ミッションは、最前線で世界のLuxury市場を切り拓き、SAKE HUNDREDを世界に広めることです。
各地域に適切にカルチャライズしてSAKE HUNDREDの魅力を届ける、という海外展開力を担うチームです。

・リテール

ミッションは、フラッグシップストアを通じて、接客・サービス・空間によって、ブランド向上に貢献することです。
まだ多くを語れないのですが、2022年中に世界が驚くようなフラッグシップストアをローンチ予定です!

これまでのデジタル中心のコミュニケーションではなしえなかった、接客・サービス・空間を通じて、より深いSAKE HUNDREDの体験を提供することを目指します。

・コーポレート

ミッションは、魅力的な個性・能力を持ったClearらしい人材が働きやすい環境を構築し、Clearの成長を支える土台となることです。
Clearは、未知への挑戦を続ける会社です。そして、事業もSAKETIMESとSAKE HUNDRED、日本だけでないグローバル展開、水平展開された組織で幅広いプロフェッショナルなスキルの集合体である必要があります。
この大きな挑戦を続ける上で、優秀なClearらしい人材を採用し、それぞれが自分らしい働き方と成果の実現を両立するための環境を築くのが役割です。

まとめ:Clearの事業成長モデルと各チーム

Clearの事業成長モデルと各チームの役割を整理すると上記の図の通りです。

各チームと構成要素の関係が完全な対になるわけではないですが、それぞれのチームが事業成長サイクルを実現するために、欠かすことのできない貢献をしています。

最後に

最後まで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます!!
Clearが「日本酒の未来をつくる」ための、事業成長モデルや実際のチームの役割についてご理解頂けたのではないでしょうか?

ということで、お決まりですが、Clearは、日本酒の未来をつくるため、グローバルラグジュアリーブランドSAKE HUNDREDを創出するため、に全方位で採用中でございます!コーポレート、グローバル、ブランドマーケター、カスタマーサポート、デジタルマーケターなどなど、全ての職種です!

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