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「満月の日」ツォクの、お知らせ ※無事終了(7/13)

直前の告知で失礼します!
本日(7月13日)は満月(チベット暦五月十五日)にあたり、また阿弥陀如来の御縁日でもあります。

月4回のツォク供養(チベット暦十日・十五日・二十五日・三十日)に指定されている吉日にあたりますので、ツォク供養を厳修します。

満月ですので今月も、阿弥陀三尊を主尊とする「遷識法」(往生法)を今夜7時過ぎより修し、ツォク供養はその終了後(夜10時前後)に修します。

遷識法とは血脈の諸師へ祈願することで加持をいただき、さらに阿弥陀如来と観音・金剛手の両菩薩に対する熱烈な祈願と敬信によって、浄土への往生を願う行法です。逆修と共に、故人やご先祖様をはじめとする御霊への祈願、追善廻向にもなります。

今回もnoteからサポートいただくか、もしくはPayPay(ID: ibukinomiya)からご連絡いただければ供養や祈願をさせていただきます。

今回もサポートいただいた方は、祈願主のお名前で供養用の特別な燈明(チューメー)を、仏前にて供養させていただきます。

チベット仏教の阿弥陀三尊
ナムドゥルリン寺(南インド)の壁画より
撮影:気吹乃宮

(7/14 17:00更新)
昨晩は午後7時半より「遷識法」(往生法)を修し、終わった午後10時少し前からそのままツォク供養を含む儀軌を執り行ない満行しました。
今回もサポート・ご賛同ありがとうございました。

昨日は「ザムリン・チサン」という、世間の神々をサン(柴燈護摩供)で供養する特別な日でしたので、朝10時よりサン供養を執り行ないました。
国土安泰と天候順調、人心が乱れることないよう慈心が皆さまに生じますよう、祈念しました(天の世界で諍いや闘争があると、それに影響されて下界も乱れると言われますので、供養や鎮めがその都度必要なのです)。

さらに土地の因縁浄化、皆さまの罪障・霊障浄化を祈念しました。

午後7時からの遷識法は、今月も(チベットの導師のご意向で)故人への祈りを中心とするバージョンでした。戦争での犠牲者のほかに、今回は前日に荼毘に付された安倍元首相も含めさせていただきました。皆さまが苦から解放され、速やかに浄土へ往生できるよう祈願しました。

夜10時からのツォク供養はグル・リンポチェをご本尊とするもので、増益と除災に特化したものとなりました。皆さまにグル・リンポチェのお加持があり、速やかに障害が除去されますようお祈りしました。

また燈明は翌朝までともし続け、供養することができました。

奇しくも昨日は、東京でお盆の入り日(迎え火)でした。
朝のサン供養を焚くことで罪業や負債を浄め、夜の遷識法で極楽往生させ、ツォク供養で福徳と智慧を積集して廻向させるという、皆さまの祖霊にとって理想的な供養になったかと思います(〇〇家という形で祈祷牌には書き入れています)。

16日(土)までは毎晩マルスルを焚くことで、冤親債主浄化と施餓鬼を致します。

そして今週日曜から立秋(8月7日のグル・リンポチェの御縁日)までは、ご先祖様を追善廻向する観音菩薩の法要を執り行ないます。故人やご先祖様への廻向が中心となりますので、改めてnoteにて告知いたします。もしくはご連絡いただければ詳細をお伝えいたします。

寺院でのサン供養。西シッキム(インド)にて。
撮影:気吹乃宮


サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。