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蔵暦八月「満月の日」ツォクの、お知らせ ※無事終了(9/20)

本日(9月20日)はチベット暦八月十五日の満月で、阿弥陀如来のご縁日に当たります(日本の旧暦では、中秋の名月は明日です)。

チベット密教において月4回のツォク・プジャに指定されている吉日にあたりますので、通例どおり「満月の日」のツォク供養を午後8時半から執り行ないます。

日本ではちょうど「お彼岸入り」ですので、阿弥陀如来の儀軌をプラスした、ツォク供養の儀軌を予定しております。

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本日はチベット暦で阿弥陀如来(上の写真)のご縁日で、ご先祖様や故人の成仏を願う日であり、また生きている者の寿命を延ばし生命力を増大させる無量寿如来のご縁日でもありますので、両方のご本尊をメインとする成就法を執り行ないます。

ツォク供養については、グル・リンポチェを本尊とする儀軌を執り行なう予定です。

賛同いただける方は今回も「サポート」という形で、お気軽に供養へご参加ください。

今回もサポートいただいた方は、祈願主のお名前で下の写真のような供養用の特別な燈明(チューメー)を、朝まで仏前にて供養させていただきます。

また皆さまからお預かりした志納金の一部は、今回もチベットのお寺や師匠への喜捨・寄進に充てさせていただきます。そうすることで、より強い仏縁と福徳をもたらすことでしょう。

細かい祈願内容がありましたら、ibukinomiya■gmail.com宛にメールをください(■は@に変換ください)。すぐにはお返事できないかもしれませんが、メールやメッセージは逐次チェックしております。よろしくお願い致します。

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(9/30追記)
この度も満月のツォク供養にご参加・ご賛同いただき誠にありがとうございました。

午後8時半からは、まず阿弥陀三尊を本尊とする「極楽浄土へ瞬間的に往生するための法」(遷移法、超度法)を修しました。これは2時間続いたのですが、最初の30分ほどは金剛薩埵を本尊とする(密教的な)懺悔・滅罪のパートになっています。ここでは今回サポートされた方々とそのご先祖様の滅罪、負債の消滅などを特に祈念しました。

遷移法では、血脈の諸師へ祈願し、加持を降ろします。阿弥陀如来をはじめとして観音・金剛手の両菩薩、血脈の師匠の強烈な加持の力によって、はじめて浄土へと意識が引き上げられ、安らぐことができます(下の写真)。

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なお遷移法には無量寿如来の行も含まれており、生きている者が天寿を全うできるようにという祈りを捧げました。

その後にすぐツォク供養を含む長寿の行に入り、夜11時半過ぎに円満に終了いたしました。
秋のお彼岸にふさわしい、よい法要になったと思っております。

今後のツォク供養は:

10月1日(金) ダーキニーの御縁日
10月6日(水) 新月
10月9日(土) クンキェン・ジグメリンパの涅槃日
10月15日(金) グル・リンポチェの御縁日
10月20日(水) 満月
10月27日(水) ラパプ・ドゥーチェンの大祭

を予定しています。
近づきましたらここ(note)で告知をいたしますので、よろしくお願い致します。

サポートは、気吹乃宮の御祭神および御本尊への御供物や供養に充てさせていただきます。またツォク供養や個別の祈願のときも、こちらをご利用ください。