20200827またギリ間に合わなかった人の日記

数日前、モータースポーツファンにとって、とても嬉しいニュースが飛び込んできた。

佐藤琢磨のインディ500優勝である。

佐藤は2017年にも優勝しているが、これで2度目の優勝である。

佐藤はF1参戦前から速さを持つ日本人ドライバーとして期待されていた。
F1初年度はジョーダンでデビューしたが、マシン自体の速さや信頼度不足で苦難を強いられる状態だったが、
それでも17戦中、10戦を完走し、鈴鹿での5位をはじめとした一桁着順は4回だった。
BARに移籍2年目で、才能の片鱗を見る事が出来た。
予選ではフロントローを獲得する事もあり、またアメリカGPでは3位表彰台も獲得している。
翌年にはBARのマシン自体がイマイチだったため、思うような結果は出せずに苦しんだ。
更に翌年にはスーパーアグリへと移籍をしたが、あまりにもお粗末な車だったため、佐藤の速さを持ってしても、
大きく離された最後尾を走ることもあった。
アグリがシーズン途中でF1撤退という状態の中で、佐藤は他のチームのテストを受けたりしていたが、
残念ながらF1のシートを獲得する小尾は出来なかった。他の人よりも速いタイムを出していたのだが・・・

2010年からインディカーへと参戦する。
インディカーはF1と似たような外観を持っているが、全然別物。
インディカーの中でもインディ500は歴史を持つレースで、世界三大レースの1つに数えられている。
勝手な予想だが、アメリカだとF1よりもインディの方が人気があると思う。
オーバルコースを走るインディ500は、TOPスピードは350km/hに達し、また、随時起こるオーバーテイクも見ものの一つだ。
しょっちゅう起こるクラッシュも見ものの一つだが^^;
インディに参戦して、漸く佐藤の本領が発揮される。
そして2017年に優勝、2020年にも優勝。
そこまで詳しくは無いのだけど、多分現役インディドライバーで複数回優勝しているのって、数名しかいないはず。
佐藤はもう43歳だ。だが、これからもインディでTOP戦線を走って欲しい。

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