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カジュアルプレイヤーから見た競技の世界

 どうも、Miguruです。いつの間にやらシャドウバースというゲームもリリースから6年もの月日が経ち、時の流れをひしひしと感じています。その中で競技的に行うプレイヤーが多く見受けられるようになり、更にプロリーグまで設立される程にこのゲームの界隈は凄まじい盛り上がりを見せています。
 そこで、自分が今までシャドウバースの競技環境に触れてきた上で思ったところを大きく二つに分けて述べたいなと思いました。早めに言っておきますが、特定の人物を攻撃したりその界隈を貶めようといった考えはないのでご安心ください。


1.窓・チーム、サブスク文化

シャドウバースの影響で↑のアプリ入れた人も多いのでは?

 ここから話します。競技的に取り組んでいる人からしてみれば何を今更と思うでしょう。しかし、もともとかなりカジュアルにシャドウバースをやっていた身としては色々と新鮮に感じました。
 コミュニティに触れ始めた頃の率直な感想を挙げると、「この人達、勝ちに貪欲すぎるだろ」の一言に尽きます。蛭魔妖一のクローンかな?。もちろんこれは称賛のつもりで言っています。わざわざ窓やチームを作ってまで画面共有をして指摘してもらったり、リプレイ機能を利用して一々択を検討したり、「練習のために」ルムマ募集を行うことなんて何も知らない人からすればそれだけでびっくり仰天なんですよ(私は以前クソめんどくせぇなwと思ってました)。しかも1つのデッキ、主に"強いけど難しいデッキ"を極めるために、何度も何度も壁打ちをするプレイヤーが当然のように転がっているのだとか。筆者は色々と遊びたい人なのでよくやるなぁと思っちゃいますね。頑張ってるけど結果出ないよーって言ってる人も自信持ってください、あなたは間違いなくえらい側の人間です。

 そして極めつけは主にプロの方々が行っているサブスクです。そこでは、プロやその他不特定多数のプレイヤーと交流できるのですが、さっきまでの話と違い、これはなんと毎月何百円かを支払う必要があるみたいです。


 初めてこの話を耳にした時はひっくり返りましたね。「なんでそんなことのためにプロの資金源にならないといけないんだよwマリン船長のメンバーシップに使う方が有意義だはw」とまで思いました。ただ、入ってもいないのに変に口出しするのは違うよなとも思い、実際にその世界を見てみると確かに金を払う価値はあるな、と考えが一気に変わりました。そもそも金払ってまで強くなりたい人に加えて、ついでにプロまでいるともなればその辺のチームよりかは上質な環境になるのは至極当然ですし、更に更に強豪チームに所属している人も普通に見かけるので、今の自分の環境がうんこだと思ったら入ってみてもいいんじゃないですかね。ダルい書類選考とか面接とかやらなくていいですし。

 少し話が反れましたが、つまりはネット上でコミュニティを介してまで競技としてシャドウバースをやっている人はカジュアル視点だと別世界の住民に見えているということです。


2.ランクマッチとの差異

 もともとランクマッチかリア友とのルムマぐらいしかやってこなかった私の視点だと、初めてプロリーグやRAGEの配信を見た時に意外なカードが積まれてるなと思いきや、界隈ではよく知れ渡ったリストだったなんてことはザラでした。しかし、いつを境にかはわかりませんが今ではそんな次元じゃないレベルで大会とランクマッチではデッキが違います。最近で言うと、「万緑の回帰・ラティカ」を用いたコンボエルフの台頭がいい例だと思います。こういうところからも競技シーンの歴史が伺えます。
 
 恐らくは大会で勝利を目指しているプレイヤーの調整環境がRatings(外部アプリ)やコミュニティ内でのルームマッチ等に限定されるようになったことが大きな要因かと思われます。そうなると自ずとランクマッチに存在するカジュアル層の割合が増加しますからね。
    実際、プロ含む強豪プレイヤーのTwitterをストーキングしてみると何やら5桁の数字をツイートしまくっている風景をよく見かけます。これはルームマッチのIDで、決して中野家五つ子の推し順ではありません(たまにマジモンのやつもありますが…)。

    また、先述したように競技勢という生き物は本当に勝ちにこだわり過ぎているという所もあり、それもこの現象に拍車をかけているのかと思います。どういうことなのかというと、彼らは大会で結果を残したいのであってランクマッチで勝つことをメインとしているわけではありません。グラマス称号や資産貰うぐらいしか恩恵ありませんしね、覇者目指すとかでない限りは。となるとランクマッチで当たりうるTier外デッキ(いわゆるランクマッチャー御用達デッキ)との試合って意味をなさないことが多いのは自明の理です。そして同様にランクマッチから競技勢が消えていくのだと思いました。
    そういう変なデッキ見てるのも使うのも私は楽しいと感じてしまうのでそういうところが強いプレイヤーとの差なのでしょう。

    ここで1つ注意しておきます。このゲームを支えているアクティブユーザーの多くはランクマッチの民が占めているため、彼らを陥れるような言動は控えましょう。相手がガイジならその限りではありませんが。

3.最後に

    いかがでしたでしょうか。これはシャドウバースに限ったことではないのですが、競技の世界というものは勝利にこだわり抜くプレイヤーが多く存在しています。時折彼らが嘆きやキレ芸を披露しているところを見かけますが、そういった心構えから来ているのでしょう。これは「Apex Legends」という他ゲーの話で、現在TSMと呼ばれるチームのプロ選手として活動している「ImperialHal」選手なんかいい例だと思います(面白い切り抜きが転がっているので気になった人は是非Youtubeでご覧下さい)。 

我らがTSMのCEO


    また、冒頭でも触れたようにシャドウバースの競技人口は爆発的に増加しており、上位チームにだけ着目しても、最近になって名前を聞くようになった人や競技に触れて間もない新参をよく見るようになり、今まさに"新時代"が訪れようとしています。突然RAGEやRatingsで結果を残し始める人達見てて思うんですけどあれ一体何がどうなってるんですかね、バグ?
   
    こういう記事を書いていると自分と他のプレイヤーとの実力はもちろんなのですが、意識の差を思い知らされますね。また心が病んできたのでこの辺にしときます。ご読了ありがとうございました。


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