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【PJCS2024第1回予選 17位】純正ライコパオウーラ【レンタル有】


はじめに 

 はじめまして、渚沙です。今回はアルベガと共同で制作した構築の紹介です。彼との予選2週間前の雑談でたまたま同じような構築(ガオガエン+モロバレル+タケルライコ)を使っていたことを知り私の方から持ち掛けて一緒に考察を進めましたが、構築の完成度を大きく高めてくれたと思います。よくある見た目ではありますが、細部まで拘ったつもりなのでよかったら見て行ってください。

レンタルID:4PH27P

戦績

渚沙:PJCS2024第1回予選 17位(21-3)
   Day3:〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇×〇〇〇×〇〇〇×〇〇〇
アルベガ:てるるんチャレンジ ♯17 ベスト4(予選6-1)

 てるるんチャレンジの方では少し型が違ったようですが、Bo1、Bo3の両方で結果を残すことができました。この手のスタンダードとしては完成度の高い構築になったのではないかと思います。

構築コンセプト

  • タイプ受けサイクルで相手の出方を伺ってからの対応
    →捲り要素で後半戦を有利に進める. 劣勢からでも最後まで勝ち筋を残す(ステラパオジアン、「めいそう」タケルライコ、「みがわり」ランドロス)
     残数不利を取られにくくなり、行動回数を稼ぐ耐久振り

  • 交代を強く使う
    →「ねこだまし」、「すてゼリフ」、「とんぼがえり」.
       「ねこだまし」の価値を高める「めいそう」、「みがわり」、[ふかしのこぶし]

  • 受けが難しい相手に対しては、対面的な撃ち合いまたは詰ませで対応
    →『きあいのタスキ』パオジアン、鋼テラス水ウーラオス、フェアリーテラス「めいそう」タケルライコ.
       「ふいうち」、「じんらい」、「グラススライダー」の先制技リレー

構築経緯

1.タケルライコ
 ・単純に優秀なステータスを持つ
 ・従来のスタン構築の課題であった、トルネロス+水ウーラオスを中心とした「おいかぜ」構築への回答となれる
 ・同時に解禁された他の新ポケモンたちにも不利を取らない
などの理由で最も使うべきポケモンの1匹だと感じてここからスタート、型は何しても強そうなので未定

2.タケルライコはサイクル下で水草炎に受け出して負荷をかけていく使い方が一番強いと感じたのでサイクル構築を組むことに. 全体的なパワーが高く、受けにくいポケモンが多い現環境ではただ交代を繰り返すだけでは勝てないので交代を強く使える構築を目指す

3.具体的には、スイーパー枠も兼ねる『こだわりスカーフ』水ウーラオスと、ガオガエン、ゴリランダーを採用し、水草炎+ドラゴンのサイクルを形成.「とんぼがえり」や「すてゼリフ」、「ねこだまし」、[いかく]、[グラスメイカー]は交代ボタンを押すことがアドバンテージに直結する要素である. のちに決まったタケルライコの『たべのこし』、「めいそう」も後攻交代、[グラスメイカー]、「ねこだまし」と相性が良く纏まった

4.このままではダメージを稼ぐポケモンがおらず、現環境はサイクルだけでの全対応は不可能なことから残りの枠は対面駒やアタッカーを採用したいと考えた. 1匹目はサイクルでの対応が不可能な構築筆頭であるトルネロス軸に強く、化身ランドロスを縛れる『きあいのタスキ』パオジアンを採用. 2匹目は構築が物理に寄っていることから特殊アタッカーを採用したい. そこで、現状ガオガエン+モロバレルの並びを崩せないことからこれらに強い「みがわり」化身ランドロスを採用. 「せいなるつるぎ」、[わざわいのつるぎ]+「すいりゅうれんだ」、特殊高火力(しかも地面+毒は積みポケモンが多い鋼、フェアリーに抜群)と崩し要素も汎用性を落とさずに採用できて良い感じ

5.サイクルが回りにくい相手を中心に、対応範囲をより広げるべく微調整. 詳細な解説は個別解説にて行うが、パオジアン+カイリューとハバタクカミ+「メテオビーム」キラフロルで詰まないように水ウーラオスを鋼テラス「アイススピナー」型で採用し、タケルライコを環境的にもパワー的にも特に対策必須であった「おいかぜ」+悪ウーラオスと「トリックルーム」+暁ガチグマに強めのフェアリーテラス「めいそう」型で採用して構築完成 

個別解説

・パオジアン

アプリ「SV バトルメモリーズ」を用いて作成. めちゃ見やすい

調整意図

A:特化. ステラ時や[いかく]を貰う想定でのダメージ意識とSブーストハバタクカミの増加を受けて
B:余り. A特化(200)水ウーラオスの「すいりゅうれんだ」確定耐え

解説
 最強の対面性能と対トルネロス性能を買って採用しました。対面(対「おいかぜ」、Sブーストハバタクカミ軸など)、崩し(対モロバレル、タケルライコ、ヘイラッシャなど)、スイーパーを全てこなす万能ポケモンです。採用順は遅かったですが本構築のエースです。
 ガオガエン後投げされるだけでやや苦しいことが気になり何度も構築から抜くことを考えましたが、
 ・触りにくいドラゴンやモロバレルへの打点を持つこと
 ・[わざわいのつるぎ]+ゴリランダー、水ウーラオスの相性の良さ
など使いやすさを考えるとどうしても抜けませんでした。プレイングで引き出せる最大値が高く無理やり勝ちを作ることができる点も好きです。
 テラスタルステラは相手視点警戒しづらい捲り要素として採用しました。序盤でテラスタルを切らずにサイクルが崩壊した際に腐りがちなテラスタルオーブを有効活用する狙いです。削れたオーガポンやガオガエン、テラスタル化身ランドロスを倒し切れると一気に流れが変わります。
 ゴーストテラスについては、
 ・パオジアン+カイリューには水ウーラオスにテラスタルを回す想定
 ・そもそものカイリューの減少
 ・「ねこだまし」はクローズドだと撃たれにくい、「まもる」でなんとかなる. (しかも「ねこだまし」がガオガエンの場合回されている時点で劣勢)
ということで、詰め段階で優秀なタイプなのは間違いないですが予選の形式もありステラを優先しました。

・ウーラオス(れんげき)

調整意図

H-B:鋼テラスタル時、[わざわいのつるぎ]込みA特化(204)カイリューの『こだわりハチマキ』ノーマルテラスタル「しんそく」+A特化(189)パオジアンの「ふいうち」確定耐え
    A特化(194)ゴリランダーの『きせきのたね』「グラススライダー」確定耐え
H-D:[ちからずく]おくびょうC252振り(167)化身ランドロスの『いのちのたま』「だいちのちから」最高乱数以外耐え
S:『こだわりスカーフ』込みで最速テツノツツミ抜き
A:あまり、11n

解説
 
初手の偵察とスイーパーの役割を持たせました。一般的な『こだわりスカーフ』水ウーラオスですが、テラスタルと配分が良かったです。
 テラスタルはタケルライコを考えると水以外で採用したいです。カイリューにワンチャン拾える、トルネロスキラフロルハバタクカミに強くなる鋼で採用しました。ほかにもガチグマ入りに選出を強要された際に緊急で切れるなど刺さっていた耐性テラスタルだと思います。毒はエスパーの一貫がかなり気になります。リキキリン、テツノカシラ環境なので。
 配分はパオジアン+カイリューの集中を耐えるところまで振るのは確定で、Dに厚くしました。トルネロス+化身ランドロスの並びに対しても1回動くことができる(特化(C183) 「だいちのちから」でも56%なのでギリギリ勝負可能)などミリ耐えする場面が多く、行動回数が勝ちに直結する性能と相まって強かったです。
 とはいえ上記の動きが苦し紛れのものであることからも分かるように、悠長にサイクルができる環境ではなかったので「とんぼがえり」を絡めた理想的な動きができることは少なかったです。加えて、草+タケルライコや水オーガポン入りの構築も多いことから「すいりゅうれんだ」が一貫する構築も限られていて動かしにくいポケモンでした。それでもガオガエンの高速処理、対ドドゲザン、ウガツホムラ、キラフロルにおいて替えが効きませんでした。悪ウーラオスをテラスタルなしで受けられる貴重なポケモンでもあります。
 

・タケルライコ

調整意図

H:16n+1(回復効率意識)
H-B:[わざわいのつるぎ]込みA特化パオジアン(189)の「つららおとし」確定耐え
C:偶数. 気持ち高め
D:偶数、余り. 一応+1で[ちからずく]おくびょうC252振り(167)化身ランドロスの『いのちのたま』「だいちのちから」のダメージがズレる

解説
 
構築の始点。対S操作、暁ガチグマ、両ウーラオス意識でフェアリーテラス「めいそう」型で採用しました。特にトルネロス+水テラス『しんぴのしずく』ウーラオスを1匹で解決できる点が革命的です。軸としてサイクル下での削りから「じんらい」を絡めた対面的な動き、「めいそう」による詰ませまで幅広い役割をこなしてもらいました。技構成は暁ガチグマへの打点となる「りゅうのはどう」両ウーラオスへの役割を遂行するための「じんらい」はどちらも必要で「まもる」も立ち回り上切れなかったのでテンプレ構成を使用しました。
 ぱっと見気持ち悪い配分の意図ですが「めいそう」では補えないBに寄せつつ、サイクル下「りゅうのはどう」の負荷、そして「じんらい」削れたハバタクカミを縛れるかどうかで世界が変わるためCにも厚く振りました。また、居座るターンが多いことが想定されるうえ、『たべのこし』やグラスフィールドの回復も考慮すると実質HPが容易にB+Dを超えるためHを抑えた回復効率重視の配分になりました。
 電気技が「じんらい」のみで初動での圧力は比較的弱い点が少し窮屈に感じることもありますが、それ以上に2枚「ねこだまし」との相性の良さと対トリックルーム性能が構築と噛み合っていたように思います。特に、グラスフィールド下では『たべのこし』の回復量が倍(夜マック)となり、「夜マック」タケルライコは非常に強力で分かりやすい勝ち筋となれます。

・ガオガエン

調整意図

S:ミラー意識で気持ち. 速くても遅くても嬉しいけど同速は嫌. 個体値落とすのは考えたことなかった、考察不足
残り適当に振り分け

解説
 
交代を強く使うコンセプトを体現したようなポケモンであり、クッション兼パオジアン、ゴリランダー受けとして採用しました。スタンミラーや対イエッサンテツノカシラ、トリックルーム軸において特に強かったです。
 持ち物は『オボンのみ』との選択でしたが、「キノコのほうし」への耐性が構築に2匹いるとモロバレル入りへの勝率が格段に上がることから『ぼうじんゴーグル』を採用しました。予選の形式的に対モロバレルは薄めで良いという想定ではありましたが、採用によりランドロスが通しやすいモロバレル入りに対しては5:5が7:3くらいになるという認識で、そのメリットは有象無象に微妙に強くなるという『オボンのみ』のメリットを上回るという判断をしました。好みの範疇ではあると思います。
 ゴーストテラスタルはカイリューや「ねこだまし」のほかエルレイドに対して切る動きができるので代えがたいテラスタルであると感じます。配分はこのポケモンだけはどうしても最適解が分からなかったので適当です。私はボックスにいた個体をそのまま使いました。ガオガエンというポケモンに関しては、無条件で採用するほどではないもののサイクル適正の高さ、唯一無二の性能は変わらずという印象です。

・ゴリランダー

調整意図

A:11n. -1([いかく]貰い想定)グラスフィールド下で「ウッドハンマー」+「グラススライダー」がB93ハバタクカミに154ダメージ~
(上記攻撃を重ねることで、フィールド回復込みでもH140B93ハバタクカミ(ようきパオジアン(A172)の「つららおとし」とおくびょうイーユイ(C187)の「オーバーヒート」耐え)を確定で、2回回復されても97.65%で倒せる)
H-B:H振り切り. A特化(200)悪ウーラオスの『こだわりハチマキ』「あんこくきょうだ」確定耐え
H-D:余りでとにかく高く、偶数.
おくびょうC252振り(187) 『こだわりメガネ』ハバタクカミの「ムーンフォース」をちょうど2耐え程度(~103)
C特化(205)暁ガチグマのノーマルテラス「ブラッドムーン」が~192ダメージ(~92.7%) (H252D12振り(207-92)の場合ほぼ耐えない. (205~242ダメージ(99.0~116.9%))
S:余り. 全然振れてないけど一応ゴリランダーミラーは速いと嬉しい派

解説
 
「ねこだまし」水草炎サイクルを形成するクッションとしてのほか、対イエッサン+テツノカシラ、ハバタクカミという重要な役割を担う草枠。
 これらに受け出した際の「タキオンカッター」、『こだわりメガネ』フェアリーテラス「マジカルシャイン」の被ダメージを抑えて撃ち負けないようにすることが最も大切だと考え、耐久調整がバラバラなハバタクカミへのダメージを考えてA補正は維持しつつも、一般的なゴリランダーと比べてかなりDに厚く振っています。
 同じ草枠のモロバレルも交代を強く使うというコンセプトには合致していますが、
 ・イエッサン系統にタケルライコ、ガオガエンと併せてかなり有利(予選の形式ではギミックパーティに対しても厚めに組みたい)
 ・ハバタクカミの処理速度(「ちょうはつ」ハバタクカミの増加、パオジアン、水ウーラオスとの足並みが揃う)
 ・「おいかぜ」構築に先制技リレーができる
点を評価しました。ブリジュラスや水ウーラオス軸の「おいかぜ」にはモロバレルの方が嬉しいように見えますが、
 ・ブリジュラス→タケルライコで「めいそう」or雨を利用してパオジアンと水ウーラオスを同時選出して縛る
 ・水ウーラオス→そもそも今は悪が主流。もし水でも「おいかぜ」への基本選出にはタケルライコとゴリランダーを組み込んでいるためイーユイとの選出択にならずに対応可能
というように問題ないという判断です。
 テラスタルはガオガエンでは対応し切れないトルネロス+ハバタクカミイーユイ軸(特に水オーガポンや悪ウーラオス入り)に対してこのポケモンを炎タイプとしても運用できると強いため炎です。

・ランドロス(けしん)

調整意図

S:最速. 絶対にイーユイと両ウーラオスに抜かれたくないため
H-B:A特化(200)悪ウーラオスの「あんこくきょうだ」確定耐え
    どくテラスタル時、同水ウーラオスの「すいりゅうれんだ」ほぼ耐え(1.12%で倒れる)
C:余り. D4振り(110) 『とつげきチョッキ』タケルライコへの「だいちのちから」ダメージがちょうどズレるライン

解説
 
軸に据えられることも多いポケモンですが採用順は最後でした。特殊アタッカーということでハバタクカミとの選択でしたが、重めのガオガエン+モロバレルに強いことから化身ランドロスを採用しました。
 ブリジュラスやキラフロル、ウガツホムラなど触りにくいところに打点を持てる点が優秀で6匹目として対応範囲を大きく広げてくれたと思います。「ボディプレス」と「じんらい」に耐性があることからヒスイヌメルゴンやレジスチル、フェアリーテラスタケルライコなどの積みポケモンにも強い点も良かったです。特に予選ではキラフロル+シャリタツ+ヘイラッシャに対しては2戦2勝だったのですが、最速ランドロスより遅い耐久に厚いヘイラッシャに対してテラスタル後(フェアリー、草、毒、鋼)に抜群をつけるため実は一部寿司構築に対して刺さっており、このポケモンがいなかったら全く勝てなかったように感じます。
 テラスタルは役割対象のガオガエン+草タイプのサイクル構築やヘイラッシャへのダメージを想定した時に「ヘドロばくだん」の打点を伸ばした方が強いと考えたため毒です。鋼も「メテオビーム」半減でキラフロルと試合できる点が魅力的で悩みましたが、S操作と組むキラフロルには水ウーラオスを選出することで対応していました。

選出例

 雰囲気で投げてるし体系的に纏まらないよ~~と泣きついたらアルベガが書いてくれました。めちゃくちゃ分かりやすくてすごい。確かにこう出してる。

・基本選出①
先発 タケルライコ+ガオガエン 後発 ゴリランダー+水ウーラオスorパオジアン
 「めいそう」タケルライコを通しつつ、水ウーラオスorパオジアンで詰めることを意識した選出です。タケルライコが相手の構築に通っていそうなとき(暁ガチグマ+リキキリン、イエッサン+テツノカシラ、モロバレルがいないスタン構築など)にはこの選出をしていました。

・基本選出②
先発 パオジアン+水ウーラオスorゴリランダー 後発 色々
 タケルライコを軸としたサイクル選出では勝つことが難しいと感じた構築(パオジアン+カイリュー、エンテイやドドゲザンなどの[いかく]メタ、ハバタクカミ+イーユイなど)に対しては初手にパオジアンを投げて対面的な戦い方をします。
 対パオジアン+カイリューには鋼テラス水ウーラオスが、対ハバタクカミ+イーユイでは炎テラスゴリランダーが強く出れるので積極的にテラスタルを切っていきます。
 後発に選出するポケモンは、相手の構築をみて様々な選出をしていましたが、ガオガエンを選出しておくと水ウーラオスの「とんぼがえり」の引き先になれたり詰めの盤面で役立つことが多いので優先的に選出していました。

・基本選出③
先発 ランドロス+ゴリランダー 後発 ガオガエン+色々
 対モロバレル入りのサイクル構築を意識した選出で、「ねこだまし」+「みがわり」を用いることで有利に立ち回ることが出来ます。

・対キラフロル+シャリタツ+ヘイラッシャ
先発 パオジアン+ランドロス 後発 ゴリランダー+水ウーラオス
 パオジアン+ランドロスで相手の先発に圧をかけていき、相手の寿司が合体したところにゴリランダー+水ウーラオスで合体寿司を突破することを目指します。

・対トルネロス
先発 パオジアン+水ウーラオス 後発 ゴリランダー+タケルライコ
 トルネロス/キラフロル/ハバタクカミ/イーユイ/悪ウーラオス@1を想定。基本選出②の一例ではありますが、このタイプだけには選出を決めていました。
 ゴリランダーのD振りとグラスフィールド下『たべのこし』タケルライコによる詰めが活きる相手です。
 余談ですが、ガオガエンをこの構築に選出せずともハバタクカミ+イーユイに対応できる、と気付いたことが『オボンのみ』ではなく『ぼうじんゴーグル』を持たせる決め手となりました。

おまけ アルベガ神発言集

 本記事にてアルベガ案をそのまま採用、記述した箇所を纏めました。アルベガすきすきクラブの皆さまはご活用ください。

・ パオゴリタケラウーラ@2
→登録前日にしたそもそもの軸選定の話。この構築自体は候補に残しつつも、モロバレルやSブーストハバタクカミの対面構築など他の候補に浮気しかけていた私でしたが、予選前日に細部について相談できたことで納得度の高い構築で登録できました。
・パオジアンは意地が強い
→最速+ステラが『こだわりメガネ』ハバタクカミの行動を許さない点が好きで擦っていましたが、結果的にも後から環境を振り返ってもいじっぱりが正解だと思います。
・ガオガエンの持ち物
→結局ぼうじんゴーグルになっていたとは思いますが、「5:5が7:3に~~」の件は彼の言葉です。最後に勝率を上げるための細部の決め方として非常に勉強になりました。
・エルレイド
→なんかガオガエンがゴーストの理由あった気がするんだよな、、、で思い出してくれました。
・ランドロスの採用
→補完としての化身ランドロスを活かしきれる自信がなかったので私は雑に入れて強いハバタクカミを採用予定でしたが、選出パターンや立ち回りを実際の例も交えながら教えてもらいました。
 モロバレルのいないスタンに楽できるのはハバタクカミだと思いますが、ランドロスの採用によって対応範囲がかなり広がり完成度が一段上がったと思います。

おわりに

 サイクル好きとしては向かい風の要素も多いなかで納得できるサイクル構築が組めて良かったです。
 対カイリューを筆頭に『クリアチャーム』パオジアン、Sブーストハバタクカミ、モロバレル、寿司、etc. など課題は山積みですが、初期環境のスタンとしての完成度は高い構築だと思うのでぜひ使ってみてください。
 後日、近いうちに背景となる環境考察と私のこれまでのレギュレーションF使用構築をまとめた自己満記事も出すつもりなのでよろしければそちらもご覧ください。ここまで読んでくださりありがとうございました!

・感謝
アルベガ
 彼の環境への深い理解や柔軟な発想、色々試したうえで最終的に正解に近い選択をする思考整理力なくして本構築はできなかったと感じています。また、構築、プレイングの趣味趣向は近いと勝手に思っていたので一緒に取り組めてとても楽しかったです。彼には感謝してもしきれません。

よーよーさん
 倍逆たべのこし(夜マック)とサーフゴーの件が好きすぎる。名文

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