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勝手にアニメキャラのセックスを想像してみた

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「頭がよくて、バリバリ仕事をする女性ほどSEXに貪欲である」 そんな妄想を抱いているしょーもない貧乏男性が、アニメキャラクターのSEXを、勝手にでっち上げました。 ただそれだけの…
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2019年8月の記事一覧

勝手にアニメキャラのセックスを想像してみた

第19回 真手凛−5 私の部屋がある建物は、名前こそ「マンション」とついているが壁が薄いらしく、隣室の様子がわかってしまうのが最大の難点だ。普通の生活音ならあまり気にしない私だが、まわりの環境が静かなので、夜更けになると人の声が聞こえることがある。もちろん会話ではなく、情事の真っ最中とすぐにわかる声である。 両隣の住人は、どちらも私よりも若い女性だ。付き合いはあまりないが、顔を合わせれば挨拶はする。二人とも学生で、どちらも一人暮らしだそうだ。左隣の学生は、医学部医学科の学

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第18回 真手凛−4 「ウッ! ウッ!」 「アッ! アアッ! アア────ッ!!」 夜も更けつつある頃、都内マンションの部屋にあるベランダの一角で、若い男女の低い唸り声と、ハレンチな喘ぎ声が交錯する。 彼の強烈な一撃を受けながら、私は心の中で (ヤメテ、ヤメテ、こんなこと。誰かに見られたらどうしよう。外廻りの警官に見られたら捕まっちゃう) と思いつつも、彼がもたしてくれる快楽が、ずっとずっと続けばいいのにと夢想していた。 やがて私の背後にいる男の腰は、グリグリ、グリグリと

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第17回 真手凛-3 出口に向かうエスカレーターの列の中に、さっきの面々を見つけることはできなかった。 「みんな、さっさと帰っちゃたんだろうな」浩二がいった。 「もう21時過ぎだもん。早く家に帰りたいんだよ」私も応じる。 「本当は、もうちょっと余韻に浸っていたいな……」 だが館内にある喫茶店はすでに閉まっており、中に入ることはできない。 「うーん、この近くの雰囲気のいい店を調べておけばよかったな」浩二がいった。 「お腹すいてないか?」 「うん、すいてる」 「ちょうどよかっ

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第16回 真手凛-2 「それでさ、春太の方はどうだったの?」私は、高校時代の春太について聞いてみた。 「ああ、彼は部内でもかなりの実力者だったよ。中学時代からホルンを吹いていたそうだからね」直子はそういいながら、微笑を浮かべつつ周囲を見渡す。 「千夏の方が、春太に熱を上げていたって話だけど?」和が突っ込む。 「そうそう。千夏が一方的に熱を上げたあげく、彼の部屋に押しかけてことに及んだって」 プププと噴き出しつつ、直子が千夏と春太のなれそめについて語る。 「あの二人、幼稚園時

勝手にアニメキャラのセックスを想像してみた

第15回 真手凛-1 「おーい凛、こっちこっちー」 私の姿を見つけた男性が、ホールの入り口付近で大声を上げる。 「こんなところで大声を出さないでよ。みっともないったらありゃしない」 「ハハハ、ごめんごめん。でもここは沢山人がいるだろう? ちょっと大声を出さないと、気づいてもらえないと思ってさ」 私を呼びよせた男性の名前は岩崎浩二。所属部署は別だが、同じ会社に勤務する同僚である。 そして、ここは池袋にある東京芸術劇場。 私と浩二はデートがてら、ここで開かれる演奏会を聴きにやっ