見出し画像

トンカ書店 さん

久しぶりに仕事じゃなく、神戸の元町に行った。

せっかくなので、前から気になっていた「トンカ書店」さんが「花森書林」という名前に変わり、移転したと聞いていたので行ってみた。

「花森書林(トンカ書店)」に着くと、レジ内にはスタッフらしき人と、お客さんが会話をしていて、トンカさんらしき人は居なかった。

しょうがないので、店から出ようとしたとき、レジで話している会話が耳に飛び込んできた。

「誰かが亡くなった」と言った内容だった。

もしかして、まさかトンカさんの事かと思い、店を出てからネットで検索してみたら、やはりトンカさんが亡くなっていたようだった。

まだ若かったので、凄く驚いた。

トンカ書店さんは、自分が神戸元町高架下(モトコー)で「右廻り研究所」という雑貨屋を初めて少ししてから、トアウエストに「ザックバランな古本屋・トンカ書店」としてオープンした。

好きな古本屋さんで、たまに行っていた。

トンカさんも、うちの店の事をオープン前から知っていてくれていて色々と話をさせてもらっていた。

また、うちの店に来てくれていたお客さんと、トンカ書店さんのお客さんとが被っている事が多く、何か勝手に通じるものがあるのかな~なんて思っていた。

そして、うちの店(右廻り研究所)は、オープンから約5年で閉店する事になり、少し自分の生活が落ち着いてきたので、久しぶりににトンカ書店さんに行った。

すると、トンカさんから「トンカ書店で、個展みたいな事をしないか」言ってくれた。

よろこんで、二つ返事でお願いした。

2012年4月1日より、「食後のビンタ展」という右廻り研究所にあったオリジナルグッズや、自分が書いた本などを展示と販売をさせてもらった。






それから何年も、「トンカ書店」を続けていて、凄い人やな~って思ってました。

ほんとに、お世話になりっぱなしで、亡くなってしまい悲しいです。

ご冥福をお祈りいたします。

ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?