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フィルムホルダーの悩み

先日我が家にやってきましたマミヤ23、無事に整備清掃も完了しましたので、フィルムを入れて試写してきました。
撮影した分はまだ現像に出していないので画像がありませんが、出来上がり次第またスキャンしようと思います。

さて、マミヤプレスシリーズで共通して使うフィルムホルダーですが、こちらは基本ヤフオクやメルカリなどで手に入れられる中古品を使うことになります。

この中古で多いのが引き蓋欠品状態となっているもの。

フィルムホルダーを外さなければ、引き蓋そのものはなくても撮影出来るんですが、遮光板となる引き蓋は「無いよりは有ったほうが安心」というものです。

ただ、引き蓋単品で売られていることはめったになく、あっても下手すればフィルムホルダーと同じくらいのお値段だったりします。

引き蓋自体は「ただの金属製の板」ですので、なんとかゴリ押しで自作できないか、試してみました。

厚み0.25mmでしたので、裁ちばさみでカットできました

素材はAmazonで購入した0.25mm厚のトタン。

アルミ板も考えたんですが、強度やらお値段やら硬さなんかを勘案して、今回はトタン板で作成しています。

カットするサイズは幅63mm、長さ135mmで、幅さえキッチリしとけば長さは少し長くなっても大丈夫です。
ただ、135mmより短くすると、フィルムホルダへの抜き差しがしづらくなります。

最初は金属鋏でトタン板をカットしてましたが、百均で売っていた裁ち鋏でも(力は要りますが)カットできました。

で、カットしたら片方は中央が2mm程度凹むくらいの曲線になるようにして、もう片方は端から5mm程度の位置で折り曲げます。

折り曲げたところに、20cm程度にカットしたプーリーの駆動用ゴムを挟み込みます

この状態から、トタン板の端っこでゴムを巻き込むようにラジオペンチなどで折り込みます。

最後に、ゴムの先端をライターで炙って溶かしてくっつければ

自作引き蓋装着の図

こんな具合で引き蓋が出来上がりです。

厚さ0.25mmのトタンは結構固くて鋭く、加工のときに指を切ったりしないよう注意が必要です。
あと、幅についてですが、理想は63.5~63.4mm位かなーと思います。
ただ、僕の技術的限界で63mm幅での加工担っています。

一応引き蓋が自作できないこともない、ということも分かりましたので、今後必要に応じてフィルムホルダーを買い足す際など、引き蓋の有無は気にしなくても良さそうです。

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