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DXコード

最近購入した京セラサムライ、フィルムのISO感度を手動で設定する事が出来ず、DXコードでしかISO感度をカメラ側に伝えられません。

ということは、詰替え用パトローネ(プラ製)を入れた場合、正確にISO感度をカメラ側に認識させることが出来ず、サムライの仕様上自動的にISO100に設定されるようです。

今のところ、詰替えて使っているのはISO200とISO125のフィルムなので、大きな問題にはならない(はず)と思いますが、

「DXコードが無いならDXコードを作ってしまえばいいじゃない」

といつものマリー・アントワネットみたいなのが発動です。

DXコードの規格を調べてみると、どうやらカメラ側の接点の導通の有無でISO感度、撮影枚数、ラティチュード(露出の許容段数)を読み込ませる事が出来るようです。

横8mmx縦5.5mmの区画を
・ISO200、36枚撮り、露出+3~-1許容
・ISO125、36枚撮り、露出+3~ー1許容
となるように配置して、アルミホイルを切り出します。

で、切り出したパーツを、パトローネに糊で貼り付けてみます。

この状態で実際にカメラに入れて試してみます。
Nikon F4はDXコード読み取りでISO感度の自動設定が出来るので、フィルムを入れて電源を入れてみたところ、無事にエラーと思しきLED点滅。

どうもそれぞれの区画が電気的物理的に離れてしまっているのが問題なようでした。
実際にKodak ColorPlus200のパトローネでテスターを使って導通確認してみたら、DXコード部分はどの部分も導通するようでした。

そこで、アルミホイルDXコードの中央に、幅3mm程度の細長いパーツを作って、上から糊で貼り付け。

こんな具合にして再度Nikon F4に入れてみたら、無事にエラーは解消。
明確にISO感度の数値が出たわけではないですが、上の写真で左側のパトローネを入れたら、ISO200で認識されているようでした。

これでとりあえずはF4で撮影してみて、大丈夫そうならサムライにも入れて試してみようと思います。

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