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Rollei35とOlympus 35EDの撮り比べ

このところほぼレギュラーとなりましたArista Edu Ultra400で、ほぼ同じ画角のコンパクトカメラ、Rollei35とOlympus 35EDで色々撮って見ました。

画角はRollei35が40mm、Olympus 35EDが38mmと、Olympusの方が本当にごくごく僅かに口角。
使い方の面では、Rollei35はフルマニュアルでOlympus 35EDは「ピントは二十像で合わせて、露出はカメラ任せ」というお手軽さ。

いずれも10月~11月に色々持ち歩いて撮ってきました。

Rollei35で撮るPentax 6x7

Rollei35はピントがキマれば気持ちいいシャープさで、本当にコンパクトカメラなのかと思えるくらいにキレイに描写してくれるのが楽しいです。

暗がりから紅葉を狙ってみました

ただ、目測フォーカスであるため精密なピント合わせは難しく、慣れるまではどうしても絞って撮る写真が多いです。
というか今でもF8よりも絞りを開ける事はほぼありません。大体F11かF8 、明るいところであればF16にしぼります。

最速シャッタースピードが1/500秒なので、ISO400のフィルムを入れて晴天の真っ昼間に使うと、どうしてもF16の1/250秒かF11の1/500秒か、オーバー覚悟でF8の1/500秒かのいずれかを選択することになります。
このケースで言うと、僕の場合はオーバー覚悟のF8と1/500秒で撮ることが多いです。

呼子の漁港で、Olympus 35ED

こちらは38mmとちょっと広めの画角を生かして、Olympus 35EDで撮影しています。
Olympus 35EDは露出は完全にカメラ任せになりますので、絞りやシャッタースピードはほぼコントロール出来ません。
おそらくですが、このカメラはそもそも「手軽に、ミス無く写真を取るためのデバイス」として世に生み出されたものなような気がします。

だからこそ
「ピントだけ合わせてくれ、あとはこっちに任せな」
と言う撮り方になるのかなーと思います。
その恩恵になるかとは思いますが、

暗い室内で、ランプを撮ってみました。

ISO400であれば、暗めの室内でも結構ちゃんと写ってくれます。

室内から明るい屋外へ向けて、逆光の状況でも撮れました

こんな状況でも、あまり色々考えずにバシバシとれますので、スナップシューターとしてはOlympus 35EDの方が使いやすいかもしれません。

実のところ、ISO400のフィルムはカラーもモノクロもそれほど好きというワケではなく、今回
「あんまり食わず嫌いするのもなぁ」
ということでISO400の長巻を使っていますが、やっぱりISO200くらいが僕にとっては一番使い勝手が良いような気がします。

基本、屋内で撮るときはデジカメだし、屋外での撮影が圧倒的に多いので、何ならISO100や125、160あたりがベストかも。

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