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編み機を使ってマフラーづくり

我が家に来た途端に急激にこき使われている家庭用編み機、Brother KH-531で、アラン模様のマフラーを作ってみました。

編み機でのアラン模様編みには、どうしても「うつし」という道具を使って編み目を針から針へ移動させるという手順が必要になります。
また、編み目をちゃんと浮き上がらせるためには、特殊な針の着いた道具で「タッピ返し」という処理をしないといけません。

どちらも慣れるまではかなり難しく、これまで何度か挑戦してミスりまくっていましたので、
「ミスしてしまうのなら、ミスしなくなるまで繰り返すしか無い」
という、脳筋発想でゴリゴリ編んでみました。

使った毛糸は、百均セリアで打っている「なないろ彩色」の中細。
編み機のセッティングは、編み目調整ダイヤル=10に設定して、1段56目で編んでみました。

編み図の正しい書き方はまだ覚えてませんでしたので
・|…表編
・ー…裏編
という具合で書いてます。

編み図はこんな感じです

ひたすら交差編み交差編みの連続で、地獄の反復練習な具合になってます。
また、20段~25段くらい編んだら、「ー」の列をタッピ返しで表編→裏編に返す、という手順。

あと、どれくらいのペースで編めるのかを検証するため、途中3時間位の仮眠を挟んでほぼ夜通しの作業をしてみました。
結果、仮眠を含んで約18時間で180cmくらい。
単純計算で時速10cmとなり、単純なメリヤス編みで作るのに比べたら格段に効率というかスピードは落ちます。
が、交差編みをコレでもかと盛り込んだ模様で、中細毛糸での180cmなので、段数自体は結構な数。約500段程度になりました。

丸めてこんな感じ
中央にバスケット模様、両脇に縄目模様を入れてます。

多分手編みにしたら2週間~3週間案件だったこのマフラー、タッピ返しの班っぷく練習も兼ねていましたが、思っていたよりも上手く出来たような気がします。

この跡両端に10cm程度二目ゴム編みを追加して、このマフラーは完成。
「普段寒くてもあんまりマフラーを使わない」という生活でしたが、真ん中の交差編みのところがスキマが空いて、空気を通してくれそうです。

もう少し慣れたら、大物を編むときに必要になるであろう
「編み機から一旦外して、もう一度編み機に戻して作業再開」
という手順での作成も試してみようと思います。

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