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ポケモンカード CL愛知&自主大会参加レポート(2023/01/22~2023/02/26)

こんにちは、みがわりそーです。

今回はポケモンカードが新レギュレーション(E~G)になってから自主大会に5回、加えてCL愛知にも出場することができたのでそれぞれの大会の振り返りレポートと、1週間ごとのメタゲームの変遷やデッキ選択において何を考えていたかなどのまとめを書いていきたいとおもいます。
(環境予想や有利不利などの内容は僕の主観が大半なので必ずしも正しいとは限りません。「こんなことを考えている人もいたのか」くらいに受け止めてもらえると幸いです。)

(※全文無料で読めますが最後に投げ銭コーナーがあります。記事に価値を感じたり、面白いと思ってくれたら購入してくれると嬉しいです。)


☆第0週目(01/01~01/15)

僕はシティリーグが2022年内に終わっていたので年明けからは新レギュレーションに専念していました。
2022年は構築を自身で考えることをあまりしてこなかったので、自分で構築を考える力をつけるために、E~Gレギュレーションの構築を毎日考えてチームのLINEに投稿するという企画(?)を1年通じてやることにしました。記事を執筆している今まではほぼ毎日投稿できています。
強い構築が作れているかどうかはさておき、新しい構築やコンボのアイディアが自分の引き出しの中にしまいっぱなしの状態から、自分で回してみたり他の人に使ってもらったりの状況が作れたので、現時点では好感触です。


☆第1週目(01/16~01/22)

参加した大会:第1回カードラッシュ杯@カードラッシュ秋葉原0号店(01/22)
使用デッキ:白馬パルキア

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前述したとおり毎日デッキを作成して一人回しをしていたわけですが、その中で個人的に強力だと感じたものは
ミュウVMAX(フュージョン、ターボ問わず)
アルセウス+ギラティナ
ロストウィニー(≒ギラティナのないロスト軸)
の3つでした。
ミュウVMAXもアルセウス+ギラティナも、序盤からハンド干渉札のジャッジマンを積極的に使用できる点が強力です。特にミュウVMAXに関しては、レギュレーション変更の影響がクイックボールの消失と、ポケモンのどうぐカテゴリーの登場によるウッウロボのコストの対象が減ったことくらいです。
また、回収ネットがなくなって速度や安定感が懸念要素であったロストウィニーについては、VIPパスやネストボールでキュワワーを大量に展開したり、ロストスイーパーで無理やりロストの枚数を増やしたりすることでレギュ落ちの影響をカバーできました。

上記の3デッキが流行すると予想し、それらのデッキに有効なメタカード3種類(ジャッジマンセイボリー頂への雪道)を扱えるデッキを使うこととしました。特に現環境ではベンチを広げるデッキが多く、新弾の目玉カードであるミライドンexもベンチポケモンの大量展開を前提とした構築であると予想できます。

ということで選択したデッキは白馬パルキア。
前日に同じチームのデンソンが提案してくれたデッキで、20時くらいにちゃちゃっと組んで回したところ好感触だったのでそのまま持ち込むことにしました。スターポータルを使った後は頂への雪道+ジャッジマンorセイボリーで盤面の主導権を握りやすい点、後手をとってもネオラントV→カイ+バトルVIPパスの展開が存在する点が評価点です。

マッチアップ
予選
R1:ターボミュウ後4-0
R2:一撃ルギア先4-0
R3:ロストギラティナ後6-4
R4:フュージョンミュウ後5-3
R5:ロストギラティナ後6-3
R6:サーナイトミュウツー後4-0
6-0 1位 あがり
決勝
R1:ロストリザードン先4-6
ベスト16

予選1位通過で歓喜したのもつかの間、トナメ1没ということで直後はとても落ち込んでいました。
げっこうしゅりけんが決まった試合やブリザードランスで強引にサイドを進める展開が多く、デッキ選択はおおむね正解だったと感じています。特にかがやくゲッコウガがお互いの盤面に与える影響力が大きく、今後の環境を定義する1枚になる、と確信しました。
事前に流行すると予想していたアルセウス+ギラティナのデッキタイプはあまり使用されていませんでした。

(予選最終戦の試合は様子がアップロードされているので、興味のある方は是非。)


☆第2週目(01/23~01/29)

参加した大会:第29回おうじゃのしるし杯@ドラゴンスター池袋店(01/29)
使用デッキ:ロストゲッコウガカビゴンファイヤー

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先週の自主大会の結果を見たところ、参加者の3割ほどがロスト軸のデッキを使用しているということでしたので、「ロスト軸の構築に有利を取れるデッキを使いたい」というのを念頭にデッキを考えました。

引用元:https://youtu.be/QuiESZeq1ic

それと同時に、「ロスト軸のデッキの立ち位置がいいうちに一度使っておきたい」、とも思っていたためミラーに強いロストデッキを考察することに。

そこで作成したのがこの週の使用デッキ。
前々日あたりに同じチームのベイオタクが提案してくれたデッキで、相手のおとぼけスピットを受けられ、ギラティナVSTARにはロストインパクトを要求させるカビゴン、隠し札とげっこうしゅりけんで他のロスト軸デッキにリソースとサイドレースで差をつけることができるかがやくゲッコウガ、ゲーム終盤にはHPの高いポケモンを倒すことができ、クララ1枚から再起動しやすいガラルファイヤーを搭載しました。特にドラピオンVを不採用にしてミュウVMAXやサーナイトex、ミュウツーVUNION対策をガラルファイヤーに一任したことで3色目のエネルギーをデッキに採用することができ、ミラージュゲートのバリューが高まりました。

マッチアップ
予選
R1:ロストギラティナ先6-4
R2:ロストギラティナ後4-0
R3:ロストギラティナ後4-6
R4:ロストギラティナ先6-4
3-1 4位 あがり
決勝
R1:白馬パルキア(デンソン)先6-4
R2:アルセヒスイウインディ先6-4
決勝:ロストリザードン後5-6
準優勝

多数発生したロストミラーでカビゴンとゲッコウガが大暴れしサイドレースを優位に進めることができました。また、げっこうしゅりけん+ロストマインの二面ばらまきが回復軸のデッキに効果的で、準決勝のアルセヒスイウインディに対してはそのプランがうまく通って勝ちを拾えました。最終戦は勝ち確慢心盤面をおいしいみず+ロストマインで崩壊させられてしまいました。


☆第3週目(01/30~02/05)

参加した大会:第6回ちからもち杯@トーナメントセンターバトロコ高田馬場店(02/04)
使用デッキ:ロストギラティナ(VIPパス)

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参加した大会:第2回カードラッシュ杯@カードラッシュ秋葉原0号店(02/05)
使用デッキ:ロストギラティナ(ハイパーボール)

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3週目は2日連続で大会に参加していましたが、どちらも大した結果を残せずとても落ちこんでいました(02/04:1-3、1-2、02/05:3-3)。

メタゲームとしては先週、先々週に続きロスト軸のデッキが流行すると考えました。そのため引き続きげっこうしゅりけんが使えるデッキを選択したいと思い、さらにロストメタのクレッフィ下でもアビスシークで盤面を作ることができロストギラティナを選択しました。いれかえカートクララを採用することで、苦手なロストウィニーにも立ち回りで勝てるようにしました。

結果は振るわなかったものの、環境topのデッキを使うことは重要なので経験値を買ったと割りきりました…
02/04のほうはチーム戦だったのですが、両隣に渡したデッキがどちらも勝率5割超えだったのであまり深く考えないことにしました。

この週の振り返りとしては依然とかがやくゲッコウガが盤面に与える影響が大きく、マナフィの回収をクララに依存しているデッキはツツジと同時にプレイできない場面が多い(というか、相手が狙ってくる)ため、進化デッキやロスト軸を使用する際は、マナフィの2枚採用orレスキューキャリー採用のどちらかはデッキに組み込みたい、と考えていました(次の週でマナフィ×2のサーナイトにハマったのはこの考えがあったからかもしれません)。

マッチアップ(02/04)
予選
R1:ロストリザードン負け
R2:ロストギラティナ負け
R3:ターボミュウ負け
R4:ロスト連撃ウーラオス勝ち
1-3
サブスイスドロー
R1:ロストギラティナ負け
R2:ロストリザードン勝ち
R3:フュージョンルギア負け
1-2

マッチアップ(02/05)
R1:ロストギラティナ負け
R2:ロストザマゼンタ負け
R3:ロストカイリュー勝ち
R4:ロストギラティナ勝ち
R5:黒馬クレッフィ勝ち
R6:サーナイト+ミュウツーVUNION負け
3-3

負けた時はサイド差とか先後とか全然覚えてないです。


☆第4週目(02/06~02/12)

参加した大会:なし


この週は参加できる自主大会が無かったので、リモートでの練習に取り組みつつシティリーグの結果を追いながらだらだら過していたら、カードラッシュCSとCL愛知の当選が一気に決まったのでモチベーションが爆上がりしていました。特にCLは3年振りの参加なのと、リモートで練習していた友人も大勢当選したのでかなり熱が入りました。

シティリーグで入賞していた構築を多数試し、その中で強力だと感じたのは
ロストゲッコウガ+ガラルファイヤー
ルギア+バンギラス(一撃ルギア)
サーナイト+ミュウツー+ザシアン
の3つで、特に一撃ルギアとサーナイト+ミュウツー+ザシアンが構築の完成度でもデッキパワーでも頭一つ抜けている、という印象です。
個人的にギラティナ抜きのロスト軸のデッキが気に入っているので使いたかったのですが、メタ外のデッキに対する勝率がとことん低いのでこの時点では使用候補から外れていました。


☆第5週目(02/13~02/19)

参加した大会:第4回カードラッシュCS@東京都立産業貿易センター浜松町館(02/19)
使用デッキ:サーナイト+ミュウツー+ザシアン

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先週から好んで使用していたサーナイト+ミュウツー+ザシアンの構築を持ち込むことに。
原案デッキからの変更点として、身内での評価の高い一撃ルギアに対するメタ要素であるシンオウ神殿を採用しました。環境に存在するほぼすべてのデッキに明確な勝ち筋が存在し、どんなデッキとマッチングするか分からない大規模な大会向きのデッキ選択であったと同時に、2進化デッキであるが故の必要パーツの多さが弱点です。

マッチアップ
予選
R1:ヒスイゾロアーク後6-3
R2:悪ニンフィア先6-0
R3:ロストカイオーガ後6-3
R4:一撃ルギア後5-?
R5:ミライドンレジエレキ後6-3
R6:ロストギラティナ後5-3
R7:ロストギラティナ先5-4
7-0 3位 あがり
決勝
R1:ロストギラティナ先3-6
ベスト32

最初と最後の試合でミスがあった以外は予定通りに試合が進んで、自身のデッキに対する練度や理解度が高い状態であることを認識することが出来ました。
同日に開催された別の自主大会にも友人2人が同じ構築を持ち込み、3人通算成績は16-6とかなりの勝率でした。

引用元:https://youtu.be/AbxC60RWGx8

使用分布をみる限り、ロストギラティナの使用数が少し減少し、一撃ルギアやミュウといったデッキタイプが増加しているようです。また、今までの週ではあまり見受けられなかったアルセウスギラティナや、連撃ウーラインテといったデッキがCL愛知直前に台頭してきたのが懸念要素です。


☆第6週目(02/20~02/26)

参加した大会:チャンピオンズリーグ2023 愛知 マスターリーグAグループ@Aichi Sky Expo(02/25)
使用デッキ:ロストギラティナ(VIPパス)

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先週の大会の結果が悪くなかったので、サーナイトをそのまま持ち込む予定でしたが、1ターン目で並んだラルトスの枚数が勝敗に直結する点が長期戦であるCL向きではないと判断し、後攻でも強いムーブが存在するロストギラティナを選択。壁役としてプレイしていたこともあり、プレイに全くの自信がないわけではないのも選択を後押ししていました。リストの特徴としてはヤミラミ、いれかえカート、シンオウ神殿の枚数が一般的なリストより多い点でしょうか。2枚目のシンオウ神殿はリスト提出期限ぎりぎりに変更しました。

メタ読みとしてはターボミュウや一撃ルギアのシェア率が高いと予想しました。

マッチアップ
R1:ターボミュウ後3-6
R2:ターボミュウ先3-6
R3:フュージョンミュウ先6-4
R4:サナミュウツー後6-1
R5:ヒスイゾロアーク先6-2
R6:一撃ルギア先6-3
R7:ロストギラティナ先4-6
4-3

最初の2戦のミュウのマッチを落としたのが響いて強制ドロップとなってしまいました。
マッチングしたデッキはおおむね予想通りだったのでとても悔しいです。R7が終わった直後は自分の不甲斐なさに絶望して涙が止まりませんでした。初めてマスターリーグのチャンピオンズリーグに出場することができたので自身の今の実力を思い知らされました。

6週間通算成績 27-15

☆終わりに

この6週間はほぼ毎週何か大会があり、人生で一番真剣にポケモンカードに取り組んだ時期ともいえます。

僕はデュエルマスターズの競技シーンが好きで、プレイヤーではないものの、youtubeの動画を追ったり対戦レポートを読んだりして楽しんでいます。デュエマではCSというポケカで言うシティリーグ規模の大会が1年通してほぼ毎日開催されています。そのおかげか大まかな流行はあるものの、毎週のようにメタが変わるゲームのなかで安定して勝とうと取り組む競技プレイヤーの方々はとても光って見えました。CSはシティリーグとは違い、2回、3回…と出場することができるためその週のメタ読みの答え合わせを自身のプレイで行うことができます。現状のシティリーグの制度ではそうはいかないので、大会の結果が残るという点でも大きな違いだと考えています。

ポケモンカードで「CSに出場して調整」レベルのことをやろうと思った場合、毎週自主大会に参加するのが一番だと考えました。そしてそれを実践できたこの6週間は結果や実績以上の成果が得られたと思います。

当然、これからもポケモンカードは続けますし8月のWCSに向けて残りのシティリーグやCL、JCSも全力で取り組みますので、よければ応援よろしくお願いします。

☆おまけ

投げ銭コーナーに何も書かないのはあれなので、好きなYouTubeチャンネルでも貼っておきます。

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