MiGちり日記22

前回も番号を間違えていてゲラゲラ笑ってしまいました。クソバカの連鎖。

さて、皆さんはレスバしたことがあるでしょうか。私は小さいのがいくつかあります。放置すればよかったものに自分から噛みつきに行ってたやつなので本当に若気の至りですね。私が言いたいレスバは違います。

私が指すレスバとは、本気(ガチ)の、専門家(プロ)が、お互い煽りながら議論(バトル)をする、より高次元のアレです。

今月初め、ハヤカワSF文庫が『読みたくても高騰していてなかなか読めない幻の絶版本を、読んだことのない人が、タイトルとあらすじと、それから読んだことのある人からのぼんやりとした噂話だけで想像しながら書いてみた特集』なる特集で炎上した騒ぎがありました。この件に関して私がどうこう言うことはございません。そして私がこの件に関して何も言わないのも今回の本題に直結します。

この時、私の好きなイラストレーターの方が相当お怒りになって様々な反対意見の方とレスバを繰り広げていました。そこで飛び交う罵詈雑言や専門用語の数々。これは凄い。私は彼ら文学的知識や読解力で本気で殴り合う姿に圧倒されてしまいました。

これは単なるレスバじゃない。言葉がクソ汚いだけの専門家会議だ。
その時、私が怒りに任せてツイートしようとしていたゴマの薄皮のような言葉は吹き飛んでいきました。知識マッチョのジョブは私の精一杯のストレートの完全上位互換だったのです。言いたいこと、言葉が出てこなかったこと、言われてみればその通りだったことをお互いが猛烈なスピードで撃ち合っている様は私の小さい脳みそを覚ますのには十分でした。私はそそくさと下書きを削除しました。普通に無知と浅さが露呈するだけなので。

レスバするしないは別にして、私もこんな風に他人を圧倒できるような知識で殴り合えるだけの力をつけたい。そんな風に思わされる出来事でした。

ところで炎上には本当に首を突っ込まないほうがいいよ。以上。

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