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元レンカノが新たな人をレンタルする事務所に所属する話

「元レンカノ」という肩書き

「元レンタル彼女」という話をすると、危ないことあるのかとかラクなのかとか聞かれたり、やっぱり男とかセクシュアルなことが好きなのか、みたいなことを聞かれたりしてきました。

自分を女性として売るけれど、体は売らない。だからもちろん体を売る女性よりか対価は低い。だけれども混同されて利用されることもある。世間的には「女性という性を売る」ことにフォーカスが当たるのだろうな、と思います。今でも。

でも別に危ない目にあったことはないし、業務はラクでもないというか、むしろ今までで、よく気をつかった仕事ナンバー3には入ります。それに男性にチヤホヤされるためにやっていたわけでも、何か狙ってたわけでもなく、ただ頑張りすぎて潰れて、色々失った自分が「人と会って寄り添いながら話を聞くくらいなら出来るかもしれない」と藁にもすがる思いで始めたことでした。

「レンカノ」という存在

レンタル彼女を抱える事務所はどこも「あなたに寄り添う理想の彼女に出会えます。」といった形をアピールしています。レンカノたちはお客さんである「彼氏様」の期待に応えたり、その人のためになるであろう行動を取ります。

期待に応えるといっても、絶対に踏み込んではいけないラインがあります。
性的行為はもちろん、デートの予定(業務の見通し)がないのに毎日連絡を取ったり、事務所を通さずデートをしたり、お互いにプライベートに踏み込んだりするのもタブーです。

たくさんの制約の上で成り立つサービス、それが「レンタル彼女」です。

ではなぜ、「レンカノ」というサービスが必要なのか。
簡潔に考えると少なからず「性的サービス」や「営業」など女性を売るサービスでよくあることが苦手な方がいたり、女性のいるお店に行くのではなく自分のペースで自分の好きな場所で女性と話したりしたい層がいるからかな、と思います。

「よもぎちゃん」という存在

「元レンタル彼女」というとそういった目で見られる中、「レンタル彼女」で得た経験を持って売りにしつつ、性というものを取っ払い「話を聞く」活動する方が現れました。

それが「レンタル話を聞く人 よもぎちゃん」です。

私は「レンタルなんもしない人」さんから、よもぎちゃんを知ったのですが、色々なことで悩んでいた当時、話だけでもしてみたいな〜と思いながらTwitterを眺める日々でした。

よもぎちゃんをレンタルしてみた

そんな私ですがいよいよよもぎちゃんをレンタルすることになるのです。

きっかけはTV出演などで知名度が鰻登りになり、多忙を極めたよもぎちゃんが、なかなかDMも見られない中ツイートした「今は運試しだと思ってDMしてください」というツイート。

それに便乗する形で勇気を出してDMを送りました。

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そのときのDMがこちら。
まさかこの後返信が来るなんて1mmも思っていなかったので、返信が来たときはプチパニックを起こしていました。

運、使い切ったーーー!!!

やりたいこと、将来の夢とは

さて、DMの中にある自分の夢としたいことについです。よもぎちゃんとはこの話を中心に色んな話をさせていただきました。

私は昔から人のために何かをしているとき、それを考えているときが一番楽しくて好きなのです。

しかし、いざ就活をしたときに行き着いた先はシステムエンジニアという仕事。
プログラミングは楽しいし物作りみたいな感じが凄く向いてると思いました。
でも正直、誰かのために何かをする実感が薄い仕事であるという思いがありました。

そして、数年働いて思ったことは「やっぱり今までの経験を活かして、大きなシステムやサービス越しではない、直接誰かのために動いてみたい」ということでした。

まさしく、よもぎちゃんのやっていること!

よもぎちゃんは話を聞く天才のようだ…それならば私には何ができるのか。

せっかくプログラミングが出来るのだから、それを誰かに教えたいな。義務教育にも入るし。

それから、一人暮らしのとき苦労したから一人暮らしや上京をしたい人を支援するアプリとかできたりしないかな。

など漠然とですがいくつか夢を持ちました。

でも、今の私に何ができる?そんなことが可能なのか?
いっぱいいっぱいだった私によもぎちゃんは優しく「素敵な夢だ」「同じような活動をしたい」「一緒にやりませんか?」と話してくれたこと、忘れません。

喫茶れんたるでやりたいこと

そんな悩める一人の女性は、強い意志を持った「代表 よもぎちゃん」に背中を押され、色んなニーズにお応えしていくサービス「喫茶れんたる」に所属します。

ここならきっと、私の夢ももっと具体的になって叶うプロセスを見出せるのではないか、と信じて。

「喫茶れんたる」というサービスはまだまだスタートラインに立ったところです。

でも、だからこそ、可能性に溢れています。
私は仕事や病気の経験から少しでも支えられる人になって、いつか人を育てられるくらいの人になりたい。

「喫茶れんたる」があったから踏み出せた一歩があったり頑張れた一日がある、そんな風に思ってもらえるサービスにしたい。

いつか誰かに「喫茶れんたる」を通して人生に綺麗な1行、1ページが刻まれたら嬉しいです。

ちょっとまだ抽象的だけど、これをもっともっと具体的な夢にするのが今の目標です。

小守みふゆ by 喫茶れんたる
https://rentaltalk.official.ec/

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