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気づいてた 知らないふりをしてた 耳はいいほうだからなおさら 壁の向こうで起きた漏水のよ…
金曜日の夜 月曜日の朝 削除も上書きも 無 に出来ない 時間の標 鳩さえ知らない 天上の闇か…
音は楽しい 音は疲れる 耳を澄まして 拾うのは 息 それさえも 疲労を感じる ことがある 音…
週明けにふさわしい 朝一で 機械と人間のあいだの何かになる 予定1 結果1 報告1 もとにもど…
見捨てられたようだ とは穏やかじゃないね 昨日を好きになれないから 今日も疲れている 明日…
これは老後の楽しみにとっておきます 話題の本についてあの人はそう言った 好みのジャンルを…
いつも いつか パラレルワールドを願うのは奇妙なこと? 観光地でも行楽地でもない ふつうのばしょ 有名人でも芸能人でもない ふつうのひと 大切だった 記憶の中にあった 心の中にあった 思い出にあった 明かりのように それぞれが点滅している 連なっている 気づかない 星になったという人は多い 遠すぎるなんて苦情は言えない そういうものだよと示す人はいない 面影を見つけたという人は多い 微かすぎるなんて意見は言えない そういうことだよと示す人はいない ならないもの
昨夜の風は家を殴るような強さで吹いた 近所のカラスの巣が気になった 飛ばされなかったみたい…
歪な時間にとらわれず ひたすらまっすぐに眠れた あの人の世界 わたしの世界 もちろん閉じて…
ぐっと胸に迫るもの 気持ちを乗せ過ぎるイメージ 良いとか悪いとか 好きとか嫌いとか 並べる…
流れを妨げないように 片隅で立ち止まる ふいに湧き起こる はじまりとおわりの感覚 こういう…
恋を失い ヒトは北国へ旅することがあるんだけど みんなは 愛を得て北国へ帰るんだね さよな…
夢の中から連れ帰った言葉 忘れないように かたちをつくる いくつか あつめてかさねて 夢の…
名前をつけるのは “何か”のままでは不安だから 名前を呼ぶのは “何か”が在ると安心するから それは きれいで はかない何か ときには どこかのばしょの たくさんのひとの 心を よくもわるくも うごかす何か いまは呼ぶ 花 いまだけ呼ぶのなら 桜の花