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読了後の呟き その2

 こんにちは、とりあえずやれるとこまでやってみようってことでキーボードを叩いています。本日の本はこれ!

 実は自己啓発本を読むのが不得手です、がこれはさらさらと読めた。表紙が猫だ!これならいける!って謎の表紙買いでした。それを思うと、好きなデザインから入るのはアリですね。

自己啓発本が苦手でもいけた理由

 先程、表紙が猫だったから。そんなゆるーい理由で選んだ本。中身は優しい心理学の本でした。心理学、結構興味はあったのでこれは運命では?ってことで読み進めておりました。

 表紙の、「まぁ、いいか」と思えてくる心理学というところで気づきなさいってお話なんですけどね。当時は猫だ!って事しか見てなかったかもしれません。帯のあと少し、心をゆったりと構えてみる。ってフレーズにも惹かれたのかもなと、そんな記憶がうっすらとあります。

優しい心理学、優しい語りかけ

 この本はどのような本ですか?、と問われたら自分は、優しい本だと答えます。

 内容としては実験結果がこう出たからこうすればこうなる、としっかりした内容です。心理学も学問だから、根拠や結果の提示は当たり前でしょう。しかし自分は、心理学ってナニ?って素人です。その素人でも読めた、優しく柔らかい文章。

 前書きの、ひとつで効果がないのならふたつでもみっつでも好きなだけ組み合わせて、心をスッキリさせてくださいという作者さんからの言葉が染みました。そのように他人の心を軽く出来る知識や言葉遣いができる人ってめちゃくちゃ素敵です。

感情的になる理由がわかると客観的になれる

 読み終わってみれば、感情的になるとつい視野が狭くなり、自分の視点だけで考えていたなと思うことばかりでした。相手からしたら、なぜこの人は急に感情的になったのか?と戸惑っただろうなぁ、とやや凹みこそしたものの別の視点でみるきっかけにはなった。

 無駄に怒り、悩み、不安になる。人間だから感情というものは切り離せないが、うまく利用していけば無駄に疲れることもないのだなという気づきになりました。それまで、気軽にとか、気楽にとか言われてもいまいち理解できない人間でした。言われれば逆に緊張するタイプ。多分、今もそうかもしれない。

 それでも、科学的な根拠を示されれば納得できた。自分が怒ること、不安に思うことは特別なことでもない。他の人も同じように感じるのだと研究結果から出ていると分かって、そこでようやく安心できました。

最後に

 作者の内藤誼人様、本に関わってくださった方へ。おかげで気楽に、という言葉をようやく納得して理解できそうです。少し気を抜いて生きていいと思うきっかけをくださり、ありがとうございました。


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