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【#Vの宴2022】セトリの話とか、楽しかったねって話とか。

こんにちは、オタクです。

22/5/21、自分の中で人生の転換点となったイベント #Vの宴2022 が開催されました。

執筆時点ではまだ閉幕して数日ですが、仮に20年後30年後に振り返っても、この日が大きな転換点であったと間違いなく言えるような、同じものが好きな人たちがたくさん集まる最高に楽しかったお祭りであり、みんなとはじめましてができた思い出の一日であり、DJとして非常に大きな手応えを感じられた日でもありました。

書いている間に一ヶ月が経過しました。遅くなっちゃった…;;

さて、そんなイベントで光栄にもDJをやらせていただいたわけですが、その時のセトリの選曲の意図だったり込めた思いだったり過去の思い出だったり、色々と綴らせていただこうと思います。平たく言えば自分語り!!!!!!

■#Vの宴2022って?

この記事を読んでいる方は、なんとなくわかっている人が多数と思われますが念のためご紹介します。
Vの宴とは、CLUB CITTA'という神奈川県川崎市にある大きな箱と、月明かり夢てらすという近くにある箱を貸し切り、各地からVTuberDJイベントを集めて、計4フロアで行われたクソデカDJ&ライブイベントです。
(※宴シリーズとしてシーズンごとに行われているサーキット形式のDJイベントの系譜です。僕自身が詳しくないこともあり宴シリーズの説明は割愛します)

■タイムテーブル

タイムテーブルはこんな感じでした。

GREENのタイテ渡された瞬間、「すいま、やったな」と絶叫。

VRCで活躍されている方やVTuberさんライブアクトと、VイベのDJといえば!なDJさん方の名前が並ぶメインフロアWHITE、普段月夢で行われている「V-TERRACE」がレギュラー+豪華メンバーで夜通し行われたBLACK日本各地からVTuber楽曲イベントが集結し、国内にとどまらずシンガポールからの参戦もあったRED、GREENの2フロア。

終わってみればRED・GREENの振り分けは「オタクのRED」「音のGREEN」といった雰囲気でざっくり(ざっくりです(俺はオタクのGREEN))分かれており、各フロアのロケーションも含め、良いタイムテーブルだったなぁ、と思いました。
分身会得できなかったから見られてないところ沢山あるけど、それはサーキットイベントの宿命…。とりあえず推しのあずせが見られてよかったです。腕振り過ぎて肩外れかけた。

そんな中で、私みゅーは広島のイベント「 #VRシップ 」と「 #ぶいぱら 」の2つを背負い、GREENフロアのトリを務めさせていただきました。

終わったあとなので正直に申し上げると!!!!!タイテもらった瞬間絶叫したあと3日ぐらい緊張で吐き気止まりませんでした!!!!!!

それでも、その後はなんとか覚悟が決まり、「人生一をここで出す」と、「全部をやる」と意気込み、たくさんの思いが詰まったセトリが完成したわけです。

■セトリ

EDITめちゃくちゃ多いのは最悪酒と眠気に負けても完遂する為のリスクヘッジなので気にしないでください!!!!!(どうでもいいですが普段は23時に寝ています)

これは30分にまとまったDJのセットリストであり、自分の今までの歩みが詰まったものでもあるので、1曲1曲、選んだ経緯と思い出でも語っていこうかな、と思います。

※このセトリは全体攻撃でありつつ、一部ガッツリ個人への私信や矢印が向いている部分があるし、そういうところも言及していきます。苦手な方がいたらごめんなさい。ゆるして!

mixはこちらから。

■君と歌いたい歌がある / Palette Project

会いたくて会えなかった時間を取り戻すくらい 高らかに歌おうよ

会いたくて会えなかった時間を30分で取り戻す、そんなセットの始まり。

この曲を選んだ経緯については、Vの宴から3ヶ月ほど前に開催された  #全国Vイベ まで遡ります。
22/2/11~13までの3日間行われた2回目のこのイベントにて、 #ぶいぱら ㌠として、主催のHiyuki.と2人で最終日の大トリを務めさせていただいたのですが、その時最後の曲としてスピンした曲がこの「君と歌いたい歌がある」でした。
この時の選曲、基本的に前半が僕で後半がHiyuki.だったんですが、めちゃくちゃわがまま言って最後に流させていただきました。

余談ですが、全国Vイベ→全国Vイベ→Vの宴のタイムテーブルが初日一番手最終日大トリフロアトリなんですよね…。タイテ担当からの圧、感じています(めちゃめちゃ光栄なんだけど毎度胃がヤバいです。)

あの時点で、いつか、未来で会えた時にはこの曲であの日の続きを、会いたくて会えなかった時間を取り戻すぐらい楽しむ日のスタートラインにしよう、といった考えで、全国Vイベの最後にこの曲を選曲していました。
もちろん、単曲としてもこれ以上に無い、みんなと先を見たいと願った自分なりの3日間の〆の選曲だったわけですが。

(リアル開催(Vの宴)は主催どっちかがいくとおもっていたので、)この構想はどこかの未来で回収しようと思っていたものです。
想定よりだいぶ早く、そして想定よりも大きな舞台で叶ったのは、自分にとってはとっても嬉しいおはなしでした。

という、クソデカ伏線回収の1曲目でした。

この曲かけ始める前に1曲目の伏線と、2曲目の火力を最大値にするためのMCを挟ませていただいたんですが、その時に何かを察したすいまくんの「ヤバいって」みたいな顔がめちゃくちゃおもろかったです。

あとここのMC以外に喋ったとこは全部無意識でマイクを握っておりました。思い返したら喋りすぎててウケた。

■4COLORS CLOVER / CocoTsuki

はじめましてをやっと言えたね ここにいることを証明するよ
生きてることを確かめたいの 震える声を聞いててほしいの

本当に、やっと言えた。

はじめましてを、やっと言えたね。
本当に沢山のはじめましてが言えて、とても嬉しかったです。

この曲は、21年12月に北陸で行われた「V-Connnect#ぶいこね #ぶいぱら コラボ回でまいまいくんが流していて、その時に意図されてたかは聞いてないのでわかんないんですが、「はじめましてをやっと言えたね」のフレーズが深く刺さってちょっと泣いちゃって、そこからずっと頭に残っていて。

あのときも、#ぶいっと で沢山お世話になった夏灯さん、かにたむとはじめましてができたり、画面の向こうでいつも見ていたぶいこねのみんなとはじめましてができたり、掛け値なしに楽しかったな…。

そんなのが頭に残ってる状態で、こんな機会がもらえたら、ね。
ぶいこねがなかったら、「ただ好きな曲」のままだったかもしれない。
あのイベントを通じて自分の中で特別な曲になったこの曲を、今度は自分の思いとして流させていただきました。

■プリズムソング / をとは

バカみたいに大声で サンキュー!

サンキュー!!!!(クソデカ大声)

地方で育ったただのオタクの自分が、あの大きな舞台に立てたのは、大好きなVTuber、大好きな音楽、そして上げればキリがないほどあるこの2年間で関わらせて頂いたイベントとその関係者、そのイベントたちを配信や現地で見てくれたお客様、本当に数々の縁があったからで。
そんなみんなに、「はじめまして」の次に言いたかった「ありがとう」を、この曲で届けよう、という気持ちでした。

感謝を伝える曲って他にも沢山あるんですが、この曲はみんなと同じ場所にいられる高揚感みたいなのも感じられ、そういう意味でもこれが一番ぴったりだな、と思って選曲しました。
「バカみたいに大声でサンキュー!」って、バカみたいに大声で好きを叫んでる自分にピッタリな気がするね。(これからもクソデカ大声で好きを叫んでいきます。)

そして選曲の理由はそれだけではなく、#創奏音楽祭 などで大変お世話になっていて、入院中で会うことができなかった本郷みもみくんへの私信でもありました。退院おめでとう!絶対にはじめましてを言いにいくからな!!!!!!!

■GROOVE CONNECT feat.ミシマリノ / 天鳥ココロ

あの空もあの海もきっと 繋がって続いてるずっと
今はまだ遠く離れていたっていつか
この音が この熱がもっと 広がって届くように
奏でよう君と GROOVE CONNECT

あの時画面越しに届いた熱が、今につながってます

サビの歌詞が、遠く離れているみんなに熱量を届けたかった自分に、遠く離れたみんなから熱量をもらった自分に、音楽をきっかけに沢山の繋がりを得た自分にとってピッタリとハマるような内容となっている楽曲で。
そんな沢山の熱が詰まったここまでの2年間を思い返しながら選曲しました。

最高の音楽とそれが好きなみんなの熱量をきっかけに、様々なつながりがあったこの2年間。
この頃(2020年上半期ぐらい)は、 #音楽を止めるな#Vおうちフェス#Vの輪#ぶいっと 等、ちょうどVTuber楽曲により深くハマるきっかけが多数あったのですが、そのどれもが「界隈の熱量」を画面越しながら直に感じられた事がきっかけだったように思います。

そして、その多数浴びた熱の一つでもある、この曲名の元になっているイベント、GrooveConnect#grvconnect)を知ったとき、衝撃を受けました。

知ったのはイベントが終了したあとのお話で、上映会があるよ~みたいなのがTwitterで流れてきたころだったと記憶していますが、まず個人(not企業の意)主催で、VTuberを招いての対バンライブを開催するという熱量の高さに衝撃。
そして上映会で、画面越しにすら伝わるお客さんの盛り上がりと一体感を目の当たりにし、「VTuberとそのファンの力だけで、ここまでやれるんだ…!」と感動した覚えがあります。

地方に住んでいるといわゆる「都会で行われているイベント」の情報が伝わってくる事自体が少なく、それに限らず当時出始めていたVTuberさんのライブも基本は関東で行われる為、当時からVTuber楽曲は好きだったものの、こちらではVクラが数回行われた程度の体験しかありませんでした。
そんな中で上映会を見て、「こんなに熱を持った人たちが沢山いる」というのを浴びせられ、感銘を受けたわけです。

この頃にもらった熱量を、DJとして活動していた自分なりに昇華させていった結果今の自分がいるわけなんですが、あのころ、その「熱の中心」にはいつも一人の人が、一人のVがいました。

それがひかげつきみ

あの人は僕に「V界隈の熱量」を身をもって教えてくれた。
好きなものを好きと素直に言える」ようにしてくれた。
熱心な布教によってたくさんの「好きを知るきっかけ」をくれた。

自分が今「好きなものを伝える」スタイルでDJをしたりTwitterをしたりしているのは、好きなものを好きでいられ、好きを発信できているのは、間違いなくあの人の影響が大きくて。

いつしかTwitterも消えちゃって、ほかで繋がりがなかった自分からは一方的にすら伝えることができなくなっちゃったけれど、僕は君のおかげで今を生きていて、そしてVの宴という大きな場でこの音を、この熱を沢山の人に届けることができました本当にありがとう

長くなっちゃったけど、そういう矢印でもありました。

■サディスティック・フライデー(Drop Edit) / らびあんろーず(Prod.by EmoCosine)

もうサディスティックな この夜の奴隷
レイテンシー超えて 直接脳に刺さるdrop

画面越しに伝えてきた熱を、現場で、沢山の人に。

今回「はじめまして」をいえた人たちには、「画面越しの熱と光」をお届けしながらここまで歩んできましたが、今回ようやくこの曲をたくさんの人にレイテンシー0でお届けすることができました。

この曲は2021年リリースから今まで自分を支え続けてくれた大切な曲です。

この記事を見てくださっている方全員が知っているわけでは無いと思うので簡単に振り返ると、クラブテーマであるこの楽曲に、作詞のアイデア出しとして大好きなDJさんたちと共に少し関わらせて頂いております。

概要欄より

その縁と、純粋に曲が好きだったこともあって、リリース以降は様々な場所でスピンさせていただきました。僕をよく見てくださってる方にとっては「みゅーさんと言えば!」な曲となってるかもしれないぐらいに。

そして去年の12月には先程すこし名前のでた「V-Connect」(#ぶいこね)というイベントで、サディフラのSpecial thanksとして関わった3名が初集結し、この曲を流しながら3人で同じ空間で爆踊りをする、素敵な経験をさせていただきました。
大好きな音楽でのつながり」をくれた、とっても思い入れの深い楽曲になっています。

そんな本楽曲ですが、タイトルに「Drop Edit」とあるように、Drop部分をサディフラと、その作曲者であるEmoCosine氏の別楽曲Cutter」「Love Kills U」が代わる代わる流れるようなEditを作ってきてスピンさせていただきました。

普通に流してもよかったのですが、自分のなかで「クラブの文脈で愛されているこの曲なら誰かが流してくれるだろう」という確信にも似た考えがあったので、ちょっと違うアプローチで流したくなったのが一点。

実際REDでhideさん、GREENでharukaroboくんがそれぞれ流してくれたので読みはガッツリ正解でした✌

そして、このEditは自分が所属している Virtual Re:mix#V_Rmix)にて過去流させて頂いたものを再編したバージョンになるのですが、今回主催の白影くんが初現場ということもあった為、自分なりに#V_Rmix要素を絡めたくなった、というのがもう一点あり、こちらのEditでスピンさせていただきました。

待ってましたと言わんばかりの盛り上がり(本当にうれしかった)、そこに別角度から飛んできたドロップで湧く会場(ありがとう)、本当に最高の空間だった………。

嬉しいことに動画を回していただいていたので、Twitterから雰囲気おすそ分けです。これで現地に来れなかった方にも、画面超えて熱伝わったかな…。

■キセキ / METEOR

誰もいなかった部屋の片隅 今はもう一人なんかじゃないから

今このリリックを見ると本当に来るものがあって…。

自分にとっての2021年がサディフラであったならば、自分にとっての2020年を支えてくれたのは間違いなくこの曲

前世が(いまもやってるけど)音ゲーマーな為、20年3月の当時はV楽曲としてはまぁまぁ珍しかった(気がする)派手なドロップがまさに大好物だったわけですが、聴けば聴くほど歌詞も好きになり、いつしか自分のなかで大きな存在感を持つ楽曲になっていきました。

VTuberにハマり、DJという形で好きなものをもっと広めたい!と意気込んだ僕が夢中で駆け抜け、結果みんなと出会えた2020年にはいつもこの曲が寄り添ってくれていたように思います。

1年を象徴する、というぐらいの思い入れがあり、本当に大好きな曲なので、こういう場所へ連れて行きたくなっちゃうのは当然で。
2020年のあの頃から、いつか見たいと思っていたこの曲でめちゃくちゃに盛り上がるフロアを、2022年になって見ることができて、本当に、よかったです。

そして自分が流した、盛り上がった、だけではなく、他のフロア(確かBLACK)で流れてたのも嬉しかったし、聴きたい曲のビンゴにキセキが書いてあるのを見つけたのも嬉しかった。
好きで好きで仕方なくて、スキあらば布教を重ねていたこの曲、みんなに愛される楽曲になっていたんだなぁ、というのが肌で直接感じられて、本当に、嬉しかった…。

余談ですが、#全国Vイベ でもサディフラ→キセキの同じ繋ぎをやっていたことは今回振り返るまで完全に頭から抜けてました!!セトリ見返してびっくりした!!!!!
なんでBPMがこんなに離れてる曲をつなごうと2回も思いつくんですかね…???やっぱり本当にこの曲たちが好きなんですね……。

■Neon Super Future Girl / 式部めぐり × K*C*HACK

悲しくても 悔しくても 最後は笑って めぐり会えるから

笑って、めぐり会えたなぁ…。

この曲は、大小問わずライブ会場やDJイベントのフロアなどで、音楽とそれが好きな人の熱量に包まれたことがある人には刺さるものがあるとおもっていて。
その熱に押されたことをきっかけの一つとしてDJを始めて、ブース側に立っている自分にとっては更に刺さるものになっていて。

すこし昔の自分がこんなことを書いていました。

楽しいって感じた気持ち感情動かされた瞬間って、時間が経つにつれて少しずつ忘れて行くものかもしれないけど、この曲を聴くたびに新鮮な気持ちを思い出させてくれそうな、そんな素敵なものが詰まっているような気がします。

【下半期】#2021年Vtuber楽曲10選【②DJ みゅーの場合】 より

自分がクラブイベントと出会ったのはかれこれ8年ぐらい前のお話だけど、その時に浴びた音と熱量と光による高揚感、ステージ上から会場を盛り上げるDJに対しての漠然とした憧れのような感情を、この曲は昨日のことのように思い出させてくれる。
そんな気持ちをブースに立つ側になった自分から、フロアにいるみんなへ届けたい、感じてほしいなと思った時、この曲は背中を押してくれる。

そんな感じで、自分に重なって寄り添ってくれる部分も多くあるこの曲を、この場へ連れて行けて本当によかったな、とおもいます。

という書き方なのには実は理由があり、実はうんうんうなりながら30分のセトリができた時点ではこの曲は入っていませんでした。(愛をすべて伝えるには持ち時間が短すぎた……。
その30分ができた直後に、ぶいぱらクルーでK*C*HACK大好きガールこと(?)らぶかんたらから、「Vの宴にちゃんゆき連れていくよ~」と連絡がありました。
そこで「セトリ、できたけどC*Yukiさんくるなら入れるか!!」となり(アホ)、キセキの2ndドロップとNSFGの2ndDropをマッシュアップ→ラスサビ転調でつなぎ切る、という流れが生まれました。
その他の曲もうんたらかんたら調整して、曲数を削ることなく1曲増やしてトータルを30秒縮めるという時空歪めをしつつ、この曲がセトリに追加されたわけです。

クソ長裏話

■EVANESCING / ココロナキ

EVANESCING Song
いつまでも すぐそばに その歌を

いまも、そしてこれからも、この歌はすぐそばにありつづけるとおもいます。

この曲、知った時は周りにVTuber楽曲を深く語れる友達も少なかった。
でも、そんなときからずっと好きな曲で。

好きを広めたかったけどうまく言葉にできなかった自分は、周りに影響を受けて、衝動のまま企画敢行した配信イベント #V_InCarnation でこの歌を流した。
VTuber楽曲でDJがしたい好きなものを沢山の人に知って、聴いてもらいたい!という衝動で友人を巻き込んで突然現れたイベントなのに、VTuberを好きな沢山の人が見てくれた。
この歌を知ってる人は高まってくれた。この歌を知らなかった人の中には「この曲いいな」と買ってくれる人もいた

うれしかった。

自分が好きと思ったものを、好きなひとが他にもたくさんいる。
自分が好きを伝えることで、好きになってくれた人がいる。
それを強く実感できて、本当に、うれしかった。

そして、時が流れて2022年。僕はVTuberが大好きなみんなが集うVの宴という場で、大好きなこの歌で、現場でも盛り上がる光景が見たい、と願いました。

その願いは、自分が流すよりもちょっと早く叶いました。
BLACKで、REDで、そして自分が流したGREENで。DJメインの全フロアでこの歌が流れた

本当にココロがいっぱいになったし、「ナキちゃんの曲で高まれてよかった」みたいな内容の振り返りツイートをいくつかみかけて、終わった後にもさらに満たされた気持ちになりました。

本当に、この歌が好きで、ナキちゃんが好きでよかったなぁ…。

EVANESCING Heart キミがふと 口ずさむ このメロディ
EVANESCING Heart いつまでも 胸の中 鳴り響け

■海想列車 / 湊あくあ

正解なんて考えてみてもわからないから
目の前に広がるこの景色を見ていたい

ずっと見ていたい景色だったなぁ…。

僕が所属していて、今回看板を背負わせてもらったイベントの一つ  #ぶいぱら の主催Hiyuki.の推し、湊あくあの曲から僕が一番好きなこの曲を連れていきました。

なにもわからず不安なこともあったけど、好きを伝えたい衝動を形にしたくて駆け出して夢中で駆け抜けてきた自分のここ2年と、この曲の心情は重なる部分があって、そういうところも好きで。

海上を走り抜けまだ知らない世界へ
空白の路線図は今この手で作り上げてゆく

ラスサビ流したい人生だった

駆け抜けてきた日々を振り返って、あの時踏み出してよかったな、と噛み締めつつ、さらに先へ進んでいくぞ~という気持ちは、歩みを進めるごとに大きくなっていった気持ちで。今回のVの宴も、終わった後は充足感もっと先が見たい気持ちに包まれました。

そこは #あくあ色ぱれっと じゃないのか、って思われるかも知れないんですが、あの曲は僕が流すよりも、湊あくあの事が好きな人が、Hiyuki.が流すほうがいいと思ってて。それはまた、次の機会に。

余談ですが、NSFGからここまで、さらーっと見てみると…髪色がピンク系ばっかり!実はピンク髪つなぎでもありました!!
……嘘です。この記事書いてて気づきました。たまに意図してないつながりが生まれること、よくあるんですよね…。

■ワンダーランドは眠らない / 柚子花

数多の場面と言葉たちを 集めて紡いでくれた君と
飾ろう まだ白紙の未来を
飾らず言おう「楽しいことしようぜ!」

楽しいこと、しようぜ!

自分は「楽しいことが好きで。
いつからか、「自分が楽しい」だけでなく、みんなに「自分が楽しいとおもったものを、自分が好きなものを伝えたい」って思うようになって。

でも「楽しいを伝える」「好きを伝える」ってすごい難しくて。
沢山の縁に支えられながらDJをやっているうちに、少しずつうまく伝えられるようになってきたかな、とは思うけど、それでも不安に思うことは多々あった。
これでいいのかな、って悩むこともあったし、ダメかもしれないって落ち込むときだってあった。

この曲は、というかこの曲を歌っている柚子花は、そんな不安とか悩みとか吹っ飛ばしちゃうぐらいにキラキラした世界を見せてくれて、楽しい方に突き進んでいく姿で、楽しいことがやりたい自分の背中を押してくれた

前にすすむ勇気をたくさんくれた曲を、もっと沢山の人に届けたいな、と思って。
自分の勇気になった曲が、誰かの勇気にもなるといいな、と思って。
自分が「楽しいこと」をやってきてたどり着いたこの場へ、この曲は絶対に連れていきたいな、とおもって選曲しました。

この曲は前の曲との共通点が多々あって、書いてて「自分、こういう曲が好きなんだなぁ」と再認識させられました。
キラキラ輝いてる姿、前へ歩みを進める姿、いいですよね…。

■フェアリーテイルのその先へ (feat.夕凪みちる) / LazuL

ここから始まるの 誰も知らない 小さな星の物語

小さな星の物語、ずっと追いかけてます

2020年の上半期、ちょうどVTuber楽曲シーンの熱量を目の当たりにして自分も感化されていた時期で、とにかく沢山の音楽を聴いていました。

そうして見つけたたくさんの「好き」の中に、彼女の歌う「Milkyway」という曲がありました。
そこからちょっとして「hallow mermaiD」という曲のMVが公開されました。

歌詞もイラストの世界観も音楽も声も、めちゃめちゃ良いな好きだな、と感じた。
それと同時に、もっとたくさんの人に届いてほしいとも思った。

自分にできることは、DJで流すこと。そう思って、色々なところで流した。
たまに「みゅーさんのDJで知った」とか言ってくれる人がいると、布教の気持ちでDJをしている自分にとっては嬉しかった。

それから、配信でDJをしてるとき見に来てくれて、流れると喜んでくれた。
本人が喜んでくれることは何よりも嬉しかったし自信にもなって、それから少しずつ絡むようになっていって。
インターネット交通事故により生まれたバーチャダイブへのみちるちゃんの出演と、夕凪みちるセレクションでの自分のDJがあって。
たくさんお世話になった ぶいっと の最終回への DJ みゅー feat.夕凪みちるでの出演があって。

そのぶいっとの時、DJパート前のみちるちゃんライブパートで初めて披露されたのがこの曲で。

たくさんの「好きの一つから、いつの間にか「推し」に変わっていた、彼女のこれまでの歩みや思い。彼女の言葉で綴られた、彼女の物語の一つの集大成
ここまで、見ててよかったなって思ったし、これからも見てたいなって思った。

色々な思い出が詰まったこの曲は、好きな曲だから、みんなにも届けたいという気持ちがあって連れて行った。
自分がこの曲で満たされる世界を見たかったから連れて行った。

という気持ちの他に、彼女の歌で世界が満たされる光景を、彼女に見てほしかった、という気持ちもあって。

ずっと夢に見てる 星空を照らしたい
眩しく煌めいて いつか夢見た私(あなた)まで
伝えるの 伝えたい フェアリーテイルのその先へ
私(あなた)の声で 私(わたし)の色で 世界を満たして

本当に、こういった場がもらえて、こういった場へ連れて行けて心から良かったなって思います。いつもありがとう。これからもよろしくね。

今では胸を張って、「最推し」って言えるようになりました。

■光 (feat.Peno) / 式部めぐり

街はただひたすら明けていく いまを流れていく
人の渦に埋もれても ただ進んでいく

特別な夜にも、普段どおりの朝はやってくる…。

いつまでも続いてほしいこの特別な夜にも、平等に朝はやってくる…ということで。
ここからは夜通し続いたパーティーのエピローグ的な曲選を。
そして「自分がみんなと聴きたい」と思った曲選を。
駆け抜けてきたこの時間を経て、せっかく朝を迎えるなら満たされた気持ちで、穏やかな気持ちで朝を迎えたいよね、と思った時に、一番聴きたいなって思ったのはこの曲でした。

この曲は、自分の心が弱ったとき、辛い気持ちになった時に何度も助けてくれた曲で。
聴いてると気持ちが穏やかになるような、軽くなるような優しさがあって。
いつも自分を救ってくれた暖かい楽曲で、満たされた朝を、みんなと迎えたかったんですよね…。

セトリ組んでる時は「このあたりで明るくなってくる時間かな~」とか考えながら選曲してたんですが、当日はDJ始めた時点でだいぶ明るくて笑っちゃったのは内緒。5月の4時半ってそんなに明るいの?

■Life Size feat. 天輝おこめ / yuzen

何も変わらないけど 今日も唄を歌うよ
届けたい人がいるよ 今日も唄を歌うよ

何も変わらない朝にも、唄を。

背負っていたイベントの看板の一つ、menVeR:ship(#VRシップ)に関連した楽曲をどこかで使いたいな~、と思って真っ先に思い浮かんだのは、この曲でした。

作曲のyuzenさん、歌唱の天輝おこめちゃんはどちらもVRシップのゲストで出演していただいた方で、Unknown WorldもLife Sizeも好きだったこともあり、共演となったときは嬉しかったなぁ~…。

なお、延期を経た結果「かわみゅ全員出る」と連絡があったとき大横転したもよう。

そんなイベント側の振り返りは別記事が生えてるのでそちらを見ていただくとして。(宣伝)

この曲は、優しく諭してくれるような暖かい雰囲気と、ゆっくりと、でも確実に進んでいく力強さが感じられてとても好きで。

そして、前曲の「光」とも通ずるような部分があるな、と思っていたためこの位置で。

いつか、夜明けの時間帯にこの曲をデカい音で聴きたいな~、と漠然と思っていた節があったので、ちょっとした夢が叶ってよかったです。

■餞の朝 / キミノミヤ・大蔦エル

もういいかい? さあ 旅立ちの朝だ
精いっぱい 踏みしめた足跡を 道しるべにして

今まで踏みしめてきた足跡を、道しるべにして次の朝へ。

タイムテーブルを渡されて、GREENフロアのトリを、朝に差し掛かる時間帯を任されると知り、一番最初に思い浮かんだのはここからの3曲の流れでした。

この曲は、同じ場所で夜を明かしたみんなへ、それぞれの日常に戻る前の餞として送りたいな~なんて思ったりしてて。

夜はもうすぐ終わっちゃうけど、この夜の思い出を道しるべに、みんな笑顔で前へ進んで行けるといいな~、なんて思ったりしながら、いつか朝に聴きたいなとおもっていたこの曲を連れていきました。

単純な言葉が 浮かんでは消えていった 餞の朝はやってくるから
精いっぱい笑って もういっかい 新しい夢の中を 何処へだって行けるよ

■Hello, Morning / Kizuna AI

声を聞かせて 声響かせて ほらまだ消えない 「おはよう」の言葉
声を枯らして 答えさがして ほらまだ見えない 私が生まれた意味

おはよう。

クラブで朝に聴きたいVTuber楽曲」を1曲だけ上げるとすれば、この曲が思い浮かぶ人は多いのではないでしょうか。
少なくとも僕はそうだったし、「Vの宴」と言うからにはやっぱり親分の存在は欠かせないよな、とか最後はみんな好きな曲で空間を一つにしたいよな、とかいろいろ考えた結果、この曲を連れていきました。

実際にここまでプレイしたとき、やっぱり音楽で一つになる空間が好きだし、これからもこういう景色をブースでもフロアでも、沢山見て行きたいな~なんて思いました。

おはよう 終わらないストーリー

■Virtual to LIVE / にじさんじ

君と僕を繋ぐこの糸 七色に掻き鳴らしてく
見てる明日がそれぞれでも 歩いて行こう

この曲で終わらない「Vの宴」、僕には考えられませんでした。
言ってしまえばこのイベントはこれまでの「VTuber楽曲クラブイベントの集大成の一つの形で、そしてこれからも続くシーンの通過点でもあって。

だからこそ「終わらない終わり」を、「続きのある終わり」を、と考えた時、もうこの曲(とここまでの流れ)の事しか考えられませんでした。

前曲でも上げた「みんな好きな曲で空間を一つにしたい」という考えも相まって、もう〆はこの曲しかないな、と。

この曲は自分的にはフロア側で聴きたかったのと、みんなに直接ありがとうを伝えたかったのがあって、フロアに降りちゃいました。てへ。

当日の時間の都合上一番しか流せませんでしたが、この曲でGREENフロアを締める事ができて本当に良かったな~、なんて思いました。

どうしようもなく 今を生きてる
この声が届く未来が 幸福だと言えるように
ただ謳おう Virtual to LIVE

■最後に

一ヶ月経っちゃいましたが、まずはあの場にいたすべての方々、本当にありがとうございました。
たくさんの縁がありあの場でDJをする機会をいただけた事にも大感謝ですし、自分が好きなVTuberを、自分が好きな音楽を、同じく好きな人達がこんなに沢山いるんだ、というのを直に感じる事ができて、そして今までは画面越しで浴びてきた熱量を直に浴びることができて、本当に嬉しかったしいい経験にもなりました。
これからもこの熱量が沢山の人に届くように、自分なりに色々頑張って好きを伝えて行きたいな~、なんて思いました。本当にいい空間だったな~…。

次に自分のDJを聞いてくれた方々、本当にありがとうございました。
4つのフロアの中で自分のDJを聴きに来てくれる人がいる、って事がまず本当にすごくて、それだけでもめちゃめちゃ嬉しいんですが、「常に前にたくさんの人がいる」という熱量に満ちた空間は地方の1DJではなかなか経験できるものじゃなくて、ましてや長丁場のイベントの終わり際にも関わらず、自分の前に人がたくさんいてくれた景色には本当に感動したし、大きな力にもなりました。

ずっとあの景色を見ていたかったし、より沢山のDJさんにも同じ景色を見てほしいとも思いました。マジであの熱量はすごかった……。

そして、今回会えなかった方々ももちろん沢山いるわけですが、そんな方々の元へもいつか行けるように、いつかはじめましてが言えるように、これからも頑張っていきます!!絶対行くからな!!!それか広島まで来て!!!

色んなところへ行きたいし沢山楽しいことしたいので、諸々をあんまり気にせず超気軽なオファーやご相談をお待ちしております。来いって言われたら出演かぶりとかがなければ行きます。Vクラ全国制覇したい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

最後に、ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございました。
長々と書きましたが、自分の好きが沢山詰まったセットだったので、少しでも伝わっていれば幸いです!

■宣伝コーナー

各地に行きたいオーラを出しているスキに早速福岡に行く予定がございますので、6/25の夜、福岡近郊の皆様は対戦よろしくお願いします
#ぶいふり 一回行きたかったんよね~~~!!!!演者で行けるの嬉しすぎ!!!!!

そして翌日6/26は広島に戻って、所属イベントの #ぶいぱら が2周年なのでレギュラーオンリーでお祝いやっていきます。みんな福岡から行脚してくれ~~~~!!

更に翌週7/2、最推しと推しが大阪の #バーチャダイブ 出演なのでみんなで大阪に集合しましょう。僕は客で行きます

それでは、またどこかで!

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