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私の好きな世界のMuseum

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子どもたちと共に訪れたMuseumをご紹介しています。子どもの育ちと遊びの専門家として、子どもたちが世界への興味を広げるためにどんな環境が作れるだろうか、という目線で、Museu…
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#こどもミュージアム

私の好きな世界のMuseum:17マンハッタンチルドレンズミュージアム(ニューヨーク)

「私の好きな・・・」というタイトルに反して、「その時の展示が好みではなかった」という場所も紹介しようと思う。なぜ好みではないのか、という気持ちに向き合えば、きっと、自分が何を大切に思うのか、という気持ちに気づけるから。 そして、あくまでも「その時の展示が」「私の好みではなかった」として読んで頂きたく、施設そのものを批判しようというつもりは全くない。この記事を書くために、施設のWEBサイトを確認したら、現状、コロナ禍の対策打ち出しながら運営を続けていることや、オンラインのプロ

私の好きな世界のMuseum:10こどもの城

〈私の好きなMuseum〉の記事を書きながら、「区切りのいい、大事に思っていることが伝わるような番号まで続いたら登場させたい」とずっとずっと考えていたのが「こどもの城」。 ここには、1人の母として、本当に本当にお世話になった。今思い返しても、私の好きな、大切な場所。 「こどもの城」とは?「こどもの城」は、言わずと知れた青山通り添いに立つ大型児童館。正式名称は「国立総合児童センター」。 こういう場所。 こどもの城は、1979年の国際児童年を記念して、厚生労働省(当時 厚生省

私の好きな世界のMuseum:2プリーズタッチミュージアム

私が初めて出会ったアメリカの子ども向けMuseumは、ここプリーズタッチミュージアムだった。 6歳と2歳の2人の子どもの手を引いて、本当に到着するのか、そして、ちゃんと市街地に帰ってこれるだろうかと不安になりながらバスに乗る。そして到着したこの場所は、バスが別世界へと迷い込んだんじゃないかと思うくらい、全く特別な空間だった。 1歩中に入っただけで、不安になりながらも来た甲斐があったと思ったし、それは中に進むにつれて確信になった。2人の子どもたちよりも、私が一番興奮していたと思

私の好きな世界のMuseum:1 ボストン チルドレンズミュージアム

子どもの育ちに関わる1人として、Museumを語ろうと思ったら、まず、ボストン チルドレンズミュージアムに触れない訳にはいかない。 チルドレンズミュージアムは、子どもたちが遊びや探検を通して学ぶ場所。その中でも「自発的に見て・触れて・試して・理解する」という「ハンズ・オン(体験学習)」の考え方は、ボストン チルドレンズミュージアムから世界に広がった、と言われている、特別な場所なのだ。 参考サイト:The Association of Children’s Museums w