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「自然言語処理」から「相乗りサービス」、「3D地図」まで盛り沢山! - MIERUNE Meetup mini #4 を開催しました

MIERUNE Inc.

こんにちは、MIERUNEでフロントエンド開発を担当している久本(@sorami)です。

MIERUNEでは、毎週の「もくもく会」や、隔週で「社内勉強会」など様々な活動を日々行なっているのですが(コチラで履歴を確認できます)、加えて3ヶ月に一度、社内勉強会の外部向けバージョン「MIERUNE Meetup mini」をオンライン開催しています。

今月(2022年9月)は、その第4回目を開催しました!🥳

今回はMIERUNE枠で3名、一般発表枠で3名の発表がありました。また、イベントページでの申し込みはなんと70名以上、過去最大の規模となりました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

この記事では、イベントの様子を簡単にご紹介します。

前番組: Twitterスペース(音声配信)

まずイベント開催日のお昼に、前番組として「MIERUNEスペース」(Twitterでの音声配信)を放送しました。今回が20回目の放送です。

これまでの回は、桐本(@dayjournal_nori)がホストを務めて主に技術的なトピックをお話ししていたのですが、今回からは「シーズン2」ということで、久本(@sorami)と古川(@Yfuru2454)が、Twitterのハッシュタグでいただいた”お便り”を読みつつカジュアルに、GIS業界の昔話や、Meetup miniの見どころをお話しました。

これからも不定期にはなりますが音声配信を開催していきます。Twitter(@MIERUNE_inc)で予定を発信しますので、お楽しみに!

What’s up? MIERUNE

さてイベントでは、まず古川から「最近MIERUNEさんどうすか?」という最新動向サマリを発表しました。前回2022年6月のMeetup mini開催から、HERE Technologiesとの提携MEETUP 2022の開催Qiitaイベントで4位入賞、などなど様々なニュースがありました。

「文章のなかの地理空間: 自然言語処理(NLP)と地理空間情報科学(GIS)の融合へ向けて」 大内啓樹(NAIST)

そして一般発表の一人目として、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)助教の大内啓樹さん(@blankeyelephant)から、「地理空間情報科学(GIS)」と「自然言語処理(NLP)」(”人間の言葉”をコンピューターで扱う技術)を融合する領域の開拓についてお話いただきました。ここから新たなムーブメントへ向けて期待が高まります。

大内さんらNAISTとMIERUNEは定期的に「NLP x GIS」の勉強会を開催しており、今年(2022年)8月にも大内さんが札幌オフィスに来られて各種話題を議論しました: NLP研究者のNAIST大内啓樹助教が札幌オフィス訪問 | MIERUNE

「北海道でGIS」Sorami Hisamoto(MIERUNE)

続いてMIERUNEの久本(@sorami)から、「北海道」と「GIS」について話しました。私(久本)は、もともとNAIST大内さんと同じNLPが専門だったのですが、昨年(2021年)12月に開催された第1回Meetup miniがご縁で、北海道へ引っ越し、MIERUNEへ入社してGISへ取り組み始めました。人生を変えるイベントですね(笑)

また後半には、趣味と実益を兼ねてプライベートで作っていた、地図で北海道の市町村を当てるゲーム「HOKKAIDLE」とその実装について紹介しました: HOKKAIDLE | sorami.dev

「相乗りサービスと地図」細田謙二(NearMe)

次に一般発表の二人目として、NearMeの細田謙二さん(@kenji4569)から、彼らの開発する「相乗りサービス」と地図についてお話しいただきました。配車サービスは日本でも近年馴染み深くなってきましたが、「相乗り」はそれに増して難易度が高く、例えばどの程度の回り道や待ち時間を許容するかなどを深く検討しなければいけないそうです。

許容迂回係数や許容待ち時間、最大乗車人数といった制約条件のもと、組合せ最適化問題を解き、配車やピックアップが実施されているとのことです。Google MapsやOpenStreetMapとOSRM (Open Source Routing Machine)などを使ってルート計算をしていたりと、配車・相乗りサービスならではの課題・解決法についてご紹介いただきました。

「紙地図がまだ生きている!」Raymond Lay(MIERUNE)

続いてMIERUNEから二人目、レイ(@bordoray)による「紙地図」を主題とした発表がありました。レイはもともと、日本の国土地理院に相当するフランスのIGN(Institut national de l'information géographique et forestière)で地図制作に関わっていました。

近年はデジタルの地図が席巻し、紙の地図を見る機会も減ってしまいましたが、しかし依然として紙ならではの素晴らしさがあります。それが「お出掛け計画」や「カーナビ」といったユースケースなどと共に紹介されました。

「軽快動作の3D地図を求めて(github漂流⇒独自実装)」堤正雄(コルク)

次に一般発表の3人目として、コルクの堤正雄さんから、BIM/CIMモデルや点群データなどクラウド上で統合・共有するクラウドサービス「KOLC+」の開発における、3D地形表示の取り組みについてご紹介いただきました。

3D地図を軽快に動作させるため、GitHubで様々な既存実装、three-geogeo-three(ややこしい名前...!)など様々なものを確認したそうですが、満足いくものがないため、ご自身で実装されたとのことです。発表では製品のデモを披露されたのですが、その性能に参加者からも驚きの声があがっていました。

「Report: FOSS4G 2022 Firenze」Kanahiro Iguchi(MIERUNE)

最後に、MIERUNEの井口から、先月(2022年8月)イタリアのフィレンツェで開催された「FOSS4G 2022 Firenze」の現地参加レポートが行われました。

FOSS4Gは「Free Open Source Software for Spatial」の略で、「オープンなジオ技術群」を表すとともに、当業界における世界最大カンファレンスの名前でもあります。現地参加した井口らMIERUNEメンバーは、世界各国の方々と議論したり、いま業界で盛り上がってる領域(「Cloud-optimized」や「STAC」)の熱気を肌身で感じたりしてきました。

ちなみに、井口と共に現地参加したMIERUNEのユエン(@patrickyuen00)による現地参加レポート記事もありますので、ご興味ある方はそちらもぜひご覧ください。

おわりに

「自然言語処理」や「相乗りサービス」、「3D地図」まで盛り沢山の内容で、申し込みも70名以上と過去最大、イベント中もZoomチャット欄が大変賑わっておりました。改めて、ご登壇いただいた皆さん、そしてご視聴いただいた方々、ありがとうございました!

次回「MIERUNE Meetup mini #05」は、2022年12月頃開催予定です📅。聴講だけでなく、発表でのご参加もお待ちしております。

次回イベントをはじめ、Twitter(@MIERUNE_inc)などで随時情報を公開していきます、お楽しみに!

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MIERUNE (みえるね) は、GIS (地理情報システム) を専門とする会社です。