パパ達の育児交換日記(No135)
第135号を担当するのは、「まちのくまさん」です。
まだまだ寒い日が続いていますが、我が家の周りでは菜の花が咲き誇っている場所があり、通勤途中に春を感じるようになりました。けれども、スギ等の花粉症である私にとって、春が近づくことは花粉症のシーズンにもなるので、憂うつな気分になります。
さておき、本題に入ります。
皆さんは、お子さんの話をきちんと聞いていますか?
そんな質問をされたら、私は「よく聞いていますよ。」と多分答えると思います。
しかし、本当に「きちんと」聞いているのかと突き詰めると、何も言えなくなるのが実情かもしれません。
私が仕事から帰ると、子ども達は学校のことや家のことなどを話してくれます。しかも、全員が同時に全く違う内容を。かつ、すぐに私からの返答を求めて。
その時、私は仕事着を脱ぎ、身支度をして、妻が用意してくれたご飯を食べ、子ども達の歯磨きやお風呂の手伝いもしなくてはいけません。だから、シャツを脱ぎながら「うん、そうだな。」、手洗いやうがいをしながら「ガラガラ、それは良かったな。」、晩ご飯を食べながら「モグモグ、ゴクン。それは〇〇が気をつけないと。」と、子ども達との会話を「ながら対応」している毎日。
また、子ども達がよくケンカもするので、双方の意見を傾聴しながら仲裁に入るのですが(ケンカが激しい時は噛まれ、叩かれたり、引っ掻かれたりしながら。ケンカしていない子も父をその場のノリで叩いてくる場合もあります(涙))、そんな父が気に入らず、「お父さんのせい!」とよく分からない結論に落ち着く場合が多々あります。
さらに、2歳の次男も最近言葉がよく出るようになりましたが、次男語を理解することが出来ず、頭を撫でながら「・・・、そうなんだね。」という対応をしています。(汗)
ほんの一部ですが、以下が次男語の例です。
①はーぱー 答 新幹線はやぶさ
②おのふたちゅ 答 街中で見かける選挙ポスターに写っているおじさん二人
③ぼんぼん 答 弁当
④みーぱん 答 みかんの木
⑤びーべ 答 滑り台
⑥なーぬぅ 答 ドーナッツ
⑦ありぃー 答 お手伝いをした僕にありがとうと言って。
妻の代わりに次男と半日一緒にいた時、次男語が分からないので、秘技「高い高い」、お馬さんや切られ役を連発して、息子の熱い訴えに対して、機嫌を損なわないように対応しました。(苦笑)
私の恥ずかしい実情を紹介しましたが、私は 子ども達の問題を何気ない会話から隠している訴えを抽出し対応しようと心がけています。しかし、そのために必要な「きちんと」聞くということが、出来ていないかもしれません。このことは、妻に対しても職場でも、自分自身のことや時間との制約を優先し、出来ていないかもしれません。
この日記を書くことを通じて、改めて「きちんと聞く」ことを実践していきたいと思います。 子ども達よ、お父さんも今まで以上に気をつけて聞くから、同時に素晴らしいハーモニーのように被せて話すのは止めて下さい。お願いします。
これまでの「パパ達の育児交換日記(No1~No134はこちらから↓)
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