東京都の1日500円ホテルでテレワークしてきました《多摩地区サテライトオフィス 500円deデイユースシングルプラン》
新型コロナウイルスの緊急事態宣言を受けて、東京都は「テレワーク緊急強化月」を推進しています。
その一環として、多摩地区(八王子、立川、府中、町田、多摩センター)の対象ホテルを1日500円でサテライトオフィスとして提供する取り組みを行なっています。
早速、多摩地区に住む筆者も利用してみました。
筆者は自営業のため、もともと自宅で仕事をしてきました。
が、コロナで会社員の夫も100%在宅勤務になったことと、夕方には子供が帰ってくることから、とにかく集中が途切れやすいのです。
でも、大勢の人が出入りするシェアスペースやカフェは、今はあまり使いたくないし。
そんなところで知った今回のプラン。
私が利用したのは「東横イン立川駅北口」の《多摩地区サテライトオフィス 500円deデイユースシングルプラン》。
部屋は8時〜23時まで利用できるとか。朝からというのが、何ともありがたい。
このプランを知ったのが2月に入ってからだったので、平日はほとんどの対象ホテルで既に満室になっていました。そのため、私が利用したのは祝日です。
当日は8時半ごろチェックイン。
会社員の人は利用同意書(会社に書いてもらうもの?)が必要なようですが、個人事業主は名刺でオッケーです。
都内在住・在勤を証明するもの(免許証など)も必要と言われていましたが、名刺のみで大丈夫でした。
500円を支払い、3階の部屋へ。
ビジネスホテルの一室なので狭いです。
でもデスクの長さは充分ありますし、何よりも、誰もいない環境がいい。
長時間書き物のお供・・チョコレートと、乙女心を忘れないためのアイテム・・ジェラートピケのもこもこパーカーを着て、黙々とパソコンに向かいます。
(筆者は自営業者や経営者に向けて、ブランディングや文章のコンサルティングをしています)
ちなみに窓の外は中央線。
その向こうには低層の建物があり、建物の向こうにはさらにもう一本、線路がありました。(青梅線かな?)
昔、村上春樹の短編小説で「チーズケーキのような形をした僕らの貧乏」というタイトルの作品がありましたが、まさにそんな感じのエリアが眼下に広がっていました。
線路ですから当然、電車が通ります。
「え、、、うるさいじゃん」
と最初は思いましたが、仕事に集中していたら、ほとんど気になりませんでした。これは自分でも意外でした。
お昼頃になると、南向きの部屋なので直射日光がさんさんと。
日当たりがいいのは嬉しいけど、お肌が日に焼けてしまう。
このあとカーテンを閉めました。
もちろんwifi完備。
バスルームもベッドも使えます。
なお、どのホテルにするか調べている時「ベッドを撤去してあるので、仕事に集中できます!」と書いてあるホテルがあったのですが、そんなのイヤです!
集中して仕事して、「あー疲れた。首こったなー」と思ったらベッドに横になり、15分位休んでまたデスクへ。
このサイクルが回せて、本当に仕事がはかどりました。
昼食は外に出ても良かったのですが、私は時間が限られていたので近所のコンビニでサンドイッチを買って、部屋で食べました。
そして夕方、チェックアウト。
プランでは23時まで利用可能ですが、この日は17時までに帰らないといけなかったので。あと数時間いられたら、さらに仕事が進んだと思います。
ということで「集中できる環境は大切だな!」と改めて感じたホテル利用でした。
東京都の500円プランは期間限定&ほぼ満室になっていますが、ホテルの通常プランを使えば4,000円前後で利用できるので、カンヅメになりたい日はまた利用したいと思います!
「多摩地域の宿泊施設を活用したサテライトオフィスの提供事業」についてはこちら↓
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/tourism/kakusyu/telework-tama/