0→1での事例作りと今後について
こんにちは。菅原です。
昨日は、初めてカスタマーマーケティングのイベントに参加してきました。
CS担当とマーケ担当の方々が半々ぐらいで参加されたイベントだったのですが、それぞれの観点から見た事例作りというものを勉強できたので、わたしを含め参加した方々は非常に実になるイベントだったのではないでしょうか。
今日は、そのイベントに参加して得た学びと、今どのようにカミナシが事例作りを行っているか、今後はどうするか…ということを書いていこうと思います。
はじめに
「菅原さん、色々なイベントに参加してるよね」と言われることが多いのですが…。
自分でも月に3〜4回くらいのイベントに参加してる自覚はあるので、多い方だなぁと思っております。
なぜ色々なイベントに参加するのか?
カミナシのビジネスチームは、代表とセールス2人&CS1人という体制のため、マーケに関する範囲は4人で分担して埋めています。そのため、CSだけでなくマーケやコミュニティ系でも、自社に持ち帰れそうな学びがあるところには積極的に参加している次第です。
今回参加した目的は、事例作りのやり方があるなら学びたい、他社はどうやっているのか知りたいと思い、申込みをしました。
今どうやって事例を作っているか
現在カミナシの導入事例は7本の記事が上がっていますが、更新は不定期。
1.企業選定とストーリを考える
2.質問を考える
3.回答してもらう
4.記事を仕上げる
5.掲載する
6.Twitterとメルマガで拡散
だいたい、このような順序で作り上げています。
何が問題なのか?
作って満足している
誰のために事例を掲載するのか、誰に届けたいのか、目的がはっきりしていない。
代表が担当している
主な業務を代表が行なっており、セールスやCSは少し関わる程度。
ですが、代表のやるべき仕事は導入事例を掲載することではありません。
私達ビジネスチームは代表が受け持っている仕事を少しでも減らすべく、今後は自分たちでやれるようにならなければならない状態です。
やり方が合っているかわからない
他社が掲載している事例などを参考に作り上げているが、このやり方で引き続き進めていいか分からない。判断材料がない。
得た学び
現状を少しでも変えるべく参加した昨日のイベントでは、色々得た学びがありました。
【なぜ事例なのか】
BtoB SaaSにおいては事例命とよく言われますよね。なぜ事例なのかというと…
事例は新規顧客獲得にも活用促進にも効く重要コンテンツ
10→100にスケールさせるためには、ユーザーさん自身で他の人に伝えてもらい、私たちが直接リーチ出来ない人にも届けてもらうため
優良顧客に新規顧客を連れてきてもらう際、最も効果的なのが既存顧客のサクセス事例であるため
【SmartHRさんが考えるカスタマーマーケティング】
・顧客の思いを声として言語化
・顧客の声を届ける仕組みをつくる
・顧客の声を見込み顧客に客体化
・態度変容を促進
【誰に向けるのか?】
マーケが作る新規顧客に向けた導入事例は、既存顧客に刺さらないという経験を経て、sansanさんは既存顧客に向けた事例を始めました。
マーケが作る事例とCSが作る事例は、そもそも目的が違う。どちらに向けたコンテンツなのかが大事であるということ。
【事例は届けてこそ!】
せっかく作った事例、ちゃんと届けたい人たちに届けることが大事。
sansanさんでは…
・ログイン画面に表示する
・オウンドメディア
・プロダクト画面に埋め込む
3つのデリバリーチャネルを持っていました。
きちんと既存顧客に届けたいという想いが伝わります。
まとめ
作り方が合ってるかとか、誰が担当するのか…ということ以前に大事なことが沢山ありました。
何の仕事でも同じですが、目的と手段をきちんと決めないと上手くいきません。
0→1だと「とりあえずやってみよう!」となりがちではありますが、とりあえずで進めてしまうと「体裁だけは整えました」となってしまいます。
まだまだ事例に載せたいお客さんは沢山いますので、
・既存と新規どちらに届けたいのか
・どうやって届けるのか
これらを明確にして次回の事例を作成したいと思います。
カスタマーマーケティング、とても面白いです。
また次回も参加してみたいと思います!
今回写真が少ないのは、一番後ろに座ってしまったからなのですが…
こういったnoteでアウトプットするなら、ちゃんと最前列に座ろうと思った菅原でした。
おしまい。
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