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SaaS Community #2「セミナーの企画&運営の極意」に参加してみた

こんにちは。菅原です。

今日は、セミナー企画に関するイベントに参加してきました。
というのも、年内に何かしらのイベントかセミナーを開催する予定になりましたので、その準備のためにお勉強です。

今回ご登壇にされたのは、株式会社FORCASの西脇さん(@nisiwako)株式会社ベーシックの河村(@Kawamura_KZK)さんのお二人。

お二人からセミナーを開催する極意をお伺いし、個人的に良いと思ったポイントや、自社に持ち帰れるネタを今回も書いていきたいと思います。


もくじ

・セミナーの種類
・集客ルートとアプローチのやりかた
・構成の組み方や工夫
・セミナー当日にコミュニケーションをとる


セミナーの種類

FORCASさんでは、3種類のセミナーを開催。

【体験型】
定番の人気セミナー。
ノウハウや、どうやって組織を育てたのかを共有する場。
ワークショップ形式。

【ユーザー登壇型】
これが一番強いようです!
テーマに沿って各社の取り組みを話してもらうため、自然に自社プロダクトの話がでてくるそう。
他社がどうやっているのか皆が気になるし、自然にプロダクトの紹介もされてイイ感じにまとまるとのこと。

【共催型】
他社と共同で開催するタイプ。
難易度が高いが、成功すると同じ企業と定期開催するケースも。

セミナーと言っても、色々あるんですね。
そして、やはり他社事例はみんな気になります!
私たちのカスタマーがというのもあるけど、自分たちが使うツールを他社がどう活用してるのかメチャメチャ気になります。

食品製造業は横のつながりがあまり無さそうに感じるので、カミナシが開催するとしたら、やっぱりユーザーに登壇してもらってお話ししていただく方が集客もできそうな気がします。


集客ルートとアプローチ

反対に、ベーシックさんではセミナーを2ジャンル6種類に分類していらっしゃいました。

何かを買うとき、企業が予算を割くタイミングは四半期か半期。
となると、自然に商談が長くなります。
そのため、検討段階に合わせて適切なアプローチが必要とのこと。
リード獲得から契約のクロージングまでを6分解して、それぞれに適切なセミナーを開催しているようです。

それだけでなく、プロダクトによってリード創出のチャネルは異なるし、その分類によってジャーニーマップを敷き、顧客育成をしていくことも大事だそう。

例えば、機能が複雑なMAツールと機能が単純な名刺管理ツールでは、リード創出も顧客育成の方法は全く異なります。

わたしが担当するKAMINASHIは
そこまで複雑なプロダクトではない×展示会やDMのリード創出が多い
なので、それに沿ったジャーニーマップを作らなければなりません。

先日、新しい機能(KAMINASHI健康チェック)を目玉として出店した展示会での集客に対して、ジャーニーマップとタッチポイントを今決めてる最中です。

展示会とDM、それぞれに合ったセミナーを2回開催するのがベストかもしれません。



構成の組み方と工夫

FORCASさんのベストな構成は、2部構成プラスQAセッション。そして、以下の構成がバランスが良いとのこと。

1.概要
2.事例
3.QA

これを3部構成プラスQAにしてしまうと、参加者のお腹が一杯に…

また、セミナー後にどれだけ会場に残ってもらうかも重要で、実際のタイムテーブル120分に対して実際は90分で終わらせて歓談の時間を作るようにしているそう。

他にもプロのカメラマンを呼んで撮影してもらったり、アンケートには両面テープをつけておいて名刺を貼ってもらったり。

ちなみに、ご飯を豪華にしても、セミナー後に会場に残るかどうかは影響しないそうです!

このあたりのTipsは、さすがセミナーの達人といった情報ですね。会場選びについては、カミナシでは自社にそのスペースがないため、難航しそうな予感がします(泣)


セミナー当日にコミュニケーションをとる

上の項にある「セミナー後に残ってもらう」ということにも、きちんと意味がありました。

何故かというと、セミナー当日にどれだけ対面で話しが出来たかによって、その後の商談化率が変わるとのこと。
セミナー後の接点は、その当日に持つよう細かいところに仕掛けがありました。

①リストを事前に共有して話すターゲットを決める
②既存ユーザも要チェック
③当日の名札のストラップ色で分類分け

セミナー後は、名札のストラップを目印に各担当がどんどん話しかけていくそうです。

これはスタッフも動きやすくていいですね。限られた時間の中で相手とコミュニケーション取るには、絶対に必要だと思いました。


まとめ

何かイベントをやりたいとフワッとしたところから、本格的に計画するための情報収集という意味で今回の勉強会に参加をしました。
既存ユーザー向けのイベントにするのか、リード向けのセミナーにするのかも、まだ決まってはいません。

ただ、今回の勉強会を通して学んだのは、話題作りのために派手なことやるんじゃなくて、少ない人数でも来た人たちに満足してもらえる会を開催することが大事だということ。

カミナシのCSも立ち上がったものの、カスタマーが増えてきて、ようやく本格的な活動といったところ。
そのタイミングで、別の0→1をやるにはちょっとハードル高いな…と思うものの、これをやりきったら相当な力がつくんじゃないかと考えてるので、ぜひnoteに書けるよう頑張りたいと思ってます。

ステキな勉強会を開催してくださった株式会社OKANの橋本さん(@hashimoto_pres)、どうもありがとうございました。

おしまい

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