M-1特需を数値で読み解いてみた

ネットだけで騒ぐM-1ウォッチャーです。

M-1グランプリの恩恵をどれくらい受けたか…とか、M-1にハマってブレイクした人達は誰か?を調べるのに、私はWikipediaの検索数を使ってます。(余談ではありますがこの数字は人気度関心度と比例することも多く、ビジネス的な話をすると自分はプロモーションでタレントさんを検討する上でも使っていたりします。)

M-1で決勝に出た芸人さんたちのほとんどが、名前が売れるので大きさはあれど恩恵を必ず受けるのですが、
この恩恵を長続きさせるためにそして何よりもM-1のためにと、色々と活動している芸人さんたちの成果を(勝手に)この数字から考えたりすることもあります。

本題に入る前に皆さんが「ああーそんな感じだったかも」って思いだしてもらうために、M-1グランプリ2017の例をあげてみます。

M-1グランプリ2017の場合
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実はM-1グランプリ2017が始まる前に人気があったのは、かまいたち。というのもこの年にKOCで優勝してるんですね。その勢いままにM-1に突入していますが特需には程遠く、当初よりも検索数は落ちています。
この年は、和牛・ミキ・カミナリは安定、スーパーマラドーナ・ゆにばーす・ジャルジャルも追いかける感じで、さや香が麒麟枠よろしくグッと検索数があがっていましたが他は下がっていく感じに。優勝したとろサーモンの関心度が下がっているのが当時、気になりました。
2017を支えたのは和牛・ミキ・カミナリなのかなと思います。

M-1グランプリ2019の場合
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続いて本題、M-1グランプリ2019は9組のうち7組が初進出というびっくりした結果だったわけですが、振り返ると8組もの芸人が1月から検索数がほぼ横ばいなのがわかります。
縦軸を対数目盛にしてるのでわかりづらいんですが、アクセスされてる数もしっかりオンラインでの活動もしていたからか、例年より群を抜いて多いんですね。ほとんどの決勝進出者が、見る側を飽きさせずに常に感心を持たせる活動をしてた、というのがわかります。

和牛・ニューヨーク・オズワルドが同じくらいの検索数というももなかなか興味深いなと思いますし、対比で見るとM-1 2019の顔は現時点では、ミルクボーイ・かまいたち・ぺこぱ・すゑひろがりずなんだなと。でもニューヨーク、オズワルドもなかなか大健闘だと思います。頑張ってほしい