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仕事の話

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2023年4月の記事一覧

沢山のありがとう❤️

沢山のありがとう❤️

教室の最終日だった。
入れ替わり立ち替わりママたちから
ありがとうを沢山頂いた。

沢山のお花やお菓子等も
頂いた。

学生スタッフが全員何かしらをプレゼントしてくれた。中でも私から再三
注意されていた学生が
3年間に
私から受けた叱責が全て糧になりました。
と話してくれた事に
  胸が詰まり感激した。

自閉的で採点していればよいという態度から
挨拶が出来るようになり
子どもたちにも必要な関わり

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後1回

後1回

41年した仕事が
後1回で終わってしまう。
何か夢のようにも思う。

懸命に学習に取り組む
子どもたちの小さな手を
見るたびに畏敬の念を
もって仕事をしていた。

小さな肩に
各々の人生を担い
頑張る
可愛い子どもたち…….
未来が明るく輝くようにと
一途に願ってきた。

辛い事もあったが
子どもたちの愛らしさに
ひかれて私は全力を
傾けてきた。

長い先のみえない地道な
仕事でもあったが
仕事仲

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後片付け

後片付け

後2回の学習を残して
いよいよ退職する。

今日は朝から教室に行き
片付けをしつつ
連休の宿題詰めをする。
朝が苦手な私にしたら
何かの修行?
目覚まし時計を2つ
掛けて出かける。辛い!

私物を次々に片付けて
いく。
思わずみいり……いかんいかんと手を動かす。

幸い有能なスタッフが
重い物等を気軽に動かして
片付けがはかどる。

有難い事だと本当に
嬉しい。

4月末に辞める私だが
何故か連

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お菓子が届いた

お菓子が届いた

友は製菓メーカーの
一人娘だ。
素敵な婿養子がきて
4人の母になり幸せだった。
しかし
スポーツマンで頑健な
夫は血液のガンを患い
帰らぬ人となった。

以来
友は家業を引き継ぎ
奮闘している。
コロナ禍で皆が大変な
中でも 息子や娘と力を
合わせて沢山の従業員の
生活も守っている。

並大抵の事ではない
だろうが
シャイな友は無口に
自分の
世界をしっかり守っている。

博多の友だちや  
スタ

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後3回

後3回

いよいよ
教室運営も残り
   3回になった。
何だかなぁ!と
ふと不安だらけにもなる。
41年
懸命に取り組んだ仕事だ。

子どもたちの未来が
かかっているのだ。

毎回が真剣勝負だった。
自分の理由で休む事は
なかったので体には
随分無理をして貰った。

気力に体力がついてきて
くれて本当に有難い。

そんな私だが
昨年小さな病を得て
不死身神話が揺らぎ
余力のある間に"引退"の
2文字がちら

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今日は雨の週末

今日は雨の週末

昨日は
仕事の離任と引き継ぎの
オンライン懇談会を
実施した。
前持って準備を 
する間もなくぶっつけ本番。
話をするうちに段々
昔日の思い出が数々
脳裏によみがえり
感情が高ぶる…..

私の大きな目玉から
ポロリと涙がこぼれた。

何とか話を終えて
ホッとした……
素敵な方に後を任せる
幸せに感謝すると共に
支えてくれている
スタッフにも感謝しか
ない。

41年1ヶ月の間に
出会った子どもた

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金曜日はてんやわんや

金曜日はてんやわんや

教室に行くと
スタッフの一声に
驚いた?何ごとかな?
"床が濡れています
冷蔵庫周りです"

冷蔵庫は購入して3年位
何かおかしい?
すると間もなく
子どもたちがきて
"私の靴下濡れました"
と騒ぎが広がる!
床が単色ではないので
分かりにくいが
確かに水が染み込んで
濡れた部分と濡れてない
所があって変だ。

早速
管理会社の担当者に
連絡するが留守だった。
他の社員に事情を話して
早く業者にき

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後7回

後7回

41年1ヶ月した
指導者人生が後7回の
教室運営で終わる。

ずっとずっと私が
当たり前の様にいたので
ご家庭の皆さんが別れを
惜しみに来て下さる。
都度
心が痛み悲しくなって
お互いに涙がこぼれる。

息子がちょっと賢く
なれば嬉しいなぁと
軽い気持ちでスタッフに
なった。
2年後には
その教室を 
引き継いで
指導者人生がスタートした。

夫が病に倒れたり
紆余曲折を経て
今に至ったが
振り返

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