人間を描く
皆さまおはようございます。保津みづほという者です。具体的には以下のような物体です。
(画像はイメージです)
御覧の通り、わたしはヒトではありません。DNA鑑定の結果、遺伝情報が餅と99.6%一致しているそうです。4画で描けます。
自画像ということで、多少美化してる部分はあるんですが、まあまあ特徴を捉えた絵だと思います。こうして自分の容姿を公開するのって恥ずかしいですね。
ところで、この記事を読んでくださっているあなたはおそらく人間かと思います。自画像を公開しようとするとき、わたしの場合は、体を変形させてすごい形状になりながらカメラを構えるよりも、絵を描いたほうが早いのでこうしています。ですが、人間である皆さまの多くは写真を撮るでしょう。そのほうが早いからです。
何を言いたいかというと、
人間の造形、複雑すぎませんか?
人間を描くのはむずかしい
そう、人間ってうまく描けないですよね。
餅目線で見ると人間はみんなこう見えます。
・丸い頭
・複雑すぎてつい適当に描いてしまう手
・胴体がある
・英字が書かれた布をまとっている
・足がはえている
やっば。
先ほどはすこし大げさに描きましたが、人間が描きにくいことには変わりません。どうにかしたいですね。ヒトと餅との友好のためにも、人間に親しんでいきたいものです。
というわけで、調べてみます。
ふむふむ……
パーツに分けて考える
人間の身体はひとつの物体としては複雑ですが、頭だけをみればおよそ丸い形をしています。わたしの身体はこれ以上分解しようがないのですが、人間は多くのパーツからできていると考えるのがいいそうです。
顔を描いてみます。人間はどうやら目が大きいようですね。
次は手です。指って何本でしたっけ。
いい感じですね。
パーツを組み合わせてみる
こんな感じでパーツをつくって、
ツールを駆使して組み立てていきます。
顔の形が描けたら、レイヤーの表示を少し薄くしておきます。
そして、この上からもう少し詳しい造形を描いていきましょう。レイヤーを分けるのを忘れずに。
下絵をよく見て、焦らずゆっくりとなぞるのがコツだそうです。
見本があるので、この工程はそこまで時間がかからないはずです。終わったら、先ほどの絵は消してしまっても構いません。
あとは色を塗るだけです。ぬりえは我々が幼少から親しんでいる娯楽ですので、童心を思い出しながら楽しく塗っていきましょう。常識にとらわれず、自分の塗りたい色を塗るのが一番です。
正直なところ、この工程は理論上無限大の時間を要するので適当に切り上げたほうがいいです。というわけで、出勤時間が近づいてきたのでこの辺で一度手を止めさせていただきます。
致命的欠陥
今回は身体の半分も描くことができませんでしたが、ちょっとしたコツ次第でそれとなく描くことができるのですね。
……あれ?
・英字が書かれた布をまとっている
なんということでしょう。英字が書かれた布をまとっていません!
というわけで残念ながら、今回は人間を描くことができませんでした。人間の皆さまも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。機会があれば、わたしもまたお絵かきをしてみようと思います。
それでは失礼します。さようなら。
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