【MBTI】ようこそTe劣勢ワールドへ！
やあ皆！ 主機能Fi、劣勢機能Teな夢の国へようこそ！
ここはINFPの私に世界がどう見えているかをネタっぽく語る記事なんだけど、Teユーザーの人からしたら閲覧注意レベルの悪い夢に見えるかもしれないから、うっかり目を通しても私を嫌いにならないでね！！！！
それじゃあまずは入場パスを貼っておこうかな。
はい、これが私の心理機能。
どこのサイトで診断してもTeがゴリゴリに低いのがわかります。
社会的に権威のある物の価値がさっぱりわからず、夢を見続けているうちにライトノベル作家になってしまった人間の頭の中はこんな感じなのです。
それでは最初のアトラクションに行ってみましょうか。
持ってる資格の名前を全部忘れた
あのですね。高校時代に「就職に役に立つから取れ」と親や教師に言われて、いくつか資格を取ってるんですよ。なんとかなんとか検定とか……なんとかかんとか士？ だっけ？ それらが何やら社会的に価値のある立派な資格なのはわかるんですが、あまりにも興味がなさすぎて大人になる頃には全部名前を忘れちゃったんですね。一文字も思い出せないのでもはや検索して調べることもできません。何個取ったかも忘れちゃいました。
おかげで履歴書に資格を書けなくて困ったなぁ～となったこともあるんですが、まあ最後は面接で泣き落としすればいいやと開き直って今に至ります。バイトの面接の時は毎回素直に「いくつか資格があるはずなんですが思い出せません」と言ってました。
「おめぇ頭でぇじょうぶか？」みたいな反応をされるか「素直でよろしい」とおもしろがって採用されるかのどっちかでしたね。
偉い人の名刺よりポケモンカード
作家になってから出版関係者と会う機会が何度かあって、そのたびに名刺交換をしてるんです。売れっ子作家や有名なイラストレーターの名刺なんかも貰ったはずなんですが、どの先生から貰ったかはすっかり忘れてるし、そのコネを活かしたこともないし、なんなら名刺入れが今どこにあるっけ……？ な状態なんですよね。
妹に言わせれば「印税長者な男達の名刺を貰っておきながら興味を示さないのは気が狂ってる」らしいのですが、そんなことを言われても困ります！
あ、ラノベ作家の名刺って自作品の表紙やキャラを印刷してることも多くて、すっごい綺麗なんですよ。
うわ～可愛いイラストの名刺が多いな～。トレカみたいだな～。なんて感心したのは覚えています。
仕事用のアカウントではそういった著名作家とも相互になってるんですが、別に仲良しじゃないので全然絡んだことがないですね。こうして一日中noteで皆さんと交流している時点でバレバレかもしれませんが。
ちなみにイラストが可愛いポケモンカードはちゃんとスリーブに入れて枕元に置いて定期的に眺めてます。私にとってはこっちの方が大事なんですよ。だってお金持ちの作家先生の名刺なんかより、イーブイのカードの方がピカピカしてて綺麗なんですもの。次はリーフィアが欲しいですね。
会社員時代に一番頑張ったことはヨシヨシ
仕事中に同僚が怖い上司に叱られて、見るからに落ち込んでたらどうしますか？ もちろん作業をほっぽり出して慰めにいきますよね。私はそうしていました。だって可哀想じゃないですか！ こういうことをすると私も上司に「手を動かせ」とか「何をやってるんだ」とか言われたんですが、そんなことより目の前の落ち込んでる人の心を癒してあげる方が大事なんですよ。別にいくら出世コースから外れようが給料が減ろうがどうでもいいですからね。お金なんてアイスクリームやお洋服と交換するためのチケットに過ぎないんですし、餓死しない程度の額があればいいやと思ってました。
おかげで上層部からの私の評価は真っ二つに割れてましたね。
「あいつは使い物にならん。今すぐ切った方がいい」派
「いや、あの子は仕事さえ覚えれば化ける。長い目で見よう」派
最後の方に偉い人と面談した時は、ため息交じりでこんなことを言われたのを覚えています。
「君は本当に仕事を覚えないな……こんなに覚えない子は初めてだ……でも周りに気を遣ったり優しい言葉をかけたりは出来てるんだよな……そういう評判は上がってくるんだよ……どうすればいいんだろうな……？ とにかく仕事さえ覚えてくれればな……」
凄く困った顔をしていた記憶があります。
仕事の出来なさでは前代未聞だったようなのですが、他の社員を慰める頻度も異例だったそうです。筋金入りのINFPを入社させたことがなかったのかもしれませんね。
まあ、あまりにもINFP過ぎて会社員を辞めて小説家になっちゃったので、最初から雇わない方が良かったと思います。
私と会社組織は致命的に相性が悪かったので、全てがあるべき形に収まったのでしょう。
レスバ勝率0％
他人と議論になって勝った試しがありません。誰かと意見がぶつかった時、必ず私は「たぶん自分が間違ってるんだろうな」と思います。相手が理屈を並べるたびに「いや、そんなに一生懸命にならずとも私が間違っていることなんて私が世界で一番わかってるんだけども」という気分になります。常に私は何かを間違えていて何か悪いことをしたような気分で生きているので、基本的に誰かと揉めたら自分の意見を引っ込めますしさっさと謝ってしまいます。東日本で一番「ごめんなさい」を言ってきたのではないかとすら自負しています。よく言われるのは「本当に何が悪いかわかってる？」と「謝ればいいと思ってるでしょ？」の二つですかね。そんなことを言われても私は本心から謝ってるのですが……。
おかげで他人と激しく衝突することは滅多にないのですが、あまりにも卑屈すぎて常にどんよりした気分にあるというか、「温暖化も戦争も全部自分のせいなのでは……？」みたいな、それくらいの感覚になってしまうこともあるんですよね。Te劣勢の最大のデメリットはこれかもしれません。リーダーシップが抑えられてるということは、「私には何も決める資格がない。私には何の価値もない」という気分に陥りやすいわけです。しょっちゅう謎の自罰感情と戦っている状態であります。
危険なのはやはり自殺願望でしょうね……私からするとかなり甘い誘惑に感じてしまうので、「確実に家族が悲しむ」と自分に言い聞かせることでおかしな考えを頭から振り払ってますね。
エンディング
本音を書いたら若干暗くなったので軌道修正しますが、なんだかんだで今の人格でそれなりに幸せな人生だったとは思います。いえ、次に生まれ変わるなら絶対バチクソ陽キャESTPになってウェイウェイしたいんですけど、それはそれとして。
今まで関わってきた色んな人にバカだ無能だ頭がおかしいと罵られてきたんですが、悪い子じゃないとか根が優しいとか言われることも多くて、見下されつつも愛してもらえることが多かったですからね。私はどんなに貧しかろうと馬鹿にされようと他人に好かれればそれで満足なのです。
とはいえあまりにも極端な考え方をしている自覚はあるので、苦手なTeを鍛えていかないとなーとは思ってるのですよ。だってTeユーザーさんにも好かれたいですからね！
社会的権威の価値は今でもよくわかってない感がありますが、それを手に入れた人達が努力していることはわかりますし、その行為の素晴らしさは理解できます。感情論でTeの価値を理解していく感じです。
世の中には高い給料を家に持ち帰ることや、成果を出すことを愛情表現と思っている人もいますからね。社内でどんなに厳しい上司と思われようが出世して家族を養うんだ！ と頑張ってる人は冷たい人間ではないはずです。そういう人の価値観を踏みにじっちゃいけないよなぁ、Teって別に冷徹なわけじゃないんだよなぁ、とようやく分かりつつありますね。