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国際小児がんデー

【AYA世代息子のALL闘病日記.62】

この3分間のあいだにも世界のどこかで小児がんによって子どもの命が失われています。

本日、2月15日 は「国際小児がんの日」

こんな日が制定されているなんて、息子が血液のがんになって初めて私はこの事実を知りました。

国際小児がんデー(International Childhood Cancer Day)は小児がんへの意識向上と小児・AYA 世代がん患者とその家族への支援を表明する協働キャンペーンだそうです。

CCAJ公益財団法人 がんの子どもを守る会のHPを参考・引用させていただきます。

世界保健機構(WHO)は、がんと闘う子どもたちのすべての痛みと苦しみを取り除き、2030年までに世界中でがんと診断されたすべての子どもたちの少なくとも60%の生存を達成することを目標としています。

この目標が達成されることで、現在の治癒率が約2倍になり、今後10年間でさらに100万人の子どもの命が救われるとのこと。

この毎年恒例のイベントは、2002年に 5大陸にまたがる世界90か国の167の親の会の国際ネットワークであるChildhood Cancer Internationalによって提唱されました。


国際小児がんデーは、出身国、人種、財政状態、社会的階級に関係なく、がんを患うすべての小児・AYA 世代患者が可能な限り最高の医療および心理社会的ケアを受けるに値するという国際小児がんの会(CCI)の信念に基づいています。 CCI https://www.childhoodcancerinternational.org/


日本の小児がんの子どもたち
日本では約2,000-2,500人の子どもたちが、小児がんと診断されています。

医療の向上により、70~80%の子どもたちが治療を終えることができるようになっていますが、未だ病死順位の1位は小児がんであり、さらなる医療の向上が求められています。

2012年の「がん対策推進基本計画」において重点項目に指定されたことを契機に、がん患者・家族が安心して適切な治療や支援を受けられる環境の整備として「小児がん拠点病院」(全国で15病院)が指定されるなど、積極的な取り組みが進んでいる。

とのこと。

今日、福岡では「国際小児がんデー」に関して子どもたち応援の作品展として、テレビのニュースでもとりあげられていましたよ。

下記は、NHK福岡NEWS WEBより 

「国際小児がんデー」子どもたち応援の作品展

ttps://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20220215/5010014874.html

うちの場合は、成人してからの発症で小児期のように親の介入が必須な時期ではなかったのでまだ、家族も精神的・身体的・経済的負担は少ないのかもしれませんが、

それでも、妊孕性の問題や今後の社会復帰など多くの課題を抱えています。

がん患者の家族として、また同じような悩みを抱えた経験のある人たちが各々自分たちに出来ることは何か?から考え、

子どもたちの発育・発達に伴う治療に必要な支援を日本のみならず世界各地で、組織的に、社会的に継続的にご支援くださっている団体がたくさんあることを知りました。

こんなことになるまで、全く未知の世界で・・(^^;

まだまだ、わたくし個人的には一患者家族の範疇で手一杯ですが、

いずれは、なんらかのカタチで、

微力ながらも同じような悩みや不安をもつ方々の支えになれたらいいな~と思っております。

いろんな支援のカタチを探していこう。

次回へ続く

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