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病気になった意味なんて分かる訳がない?

【AYA世代息子のALL闘病日記.66】

息子が小学生の頃からの夢を叶え消防士として社会貢献し始めた矢先、急性リンパ性白血病(ALL)を発症。

「ほんとにそんなことある??」って自分の耳を疑って、早4か月が経過しました。

宇宙のしくみ(法則)を考えたとき、

「この世に起こるすべてのことは偶然ではなく必然である」

人生で起こる楽しさや喜びだけでなく、辛いこと、苦しいこと、悲しいことさえも何らかの意味があり、学ぶべきことがある。というのは聞いたことがある方も多いと思います。

私も10年以上スピリチュアルの世界に身を置き、多くのクライアントさんのご相談もお受けして、常々セッションでそのようにお伝えしてきましたので、自分ではよく心得ているつもりでした。

だけど、今回の息子の病気について宇宙からのメッセージを受け取るにあたっては、けっこう難儀しましてね。

何度、宇宙に繋がろうと思って瞑想しても、次から次に「もし、〇〇だったらどうしよう?」「△△していた方がいいのでは?」「いや、そんなハズはない」等々いろんな思考が頭をよぎり、そのたびに思考を流してはまた別の思考が浮上するという時間を多く過ごしました。

いやぁ、、、やっぱりね、

自分や家族のことになると「こうであってほしい」っていうエゴや欲求がどうしても先に立ってしまって、なかなかざわつくもんなんだなって思いました。

過去に私も自分のカラダに腫瘍を見つけたとき、「自分はがんなのでは?」という怖れがありました。

だけど、まだ自分の時は冷静にエゴを切り離して宇宙とつながり、病気の意味と課題をキャッチして悪性ではないことが判明。適切なタイミングで医療の助けも借りて完治できたのですが、、、

子どもの事になると、自分の事よりワケがわからなくなる(^^; という感じですかね~。

だけどね、宇宙に「この病気の意味をわたしにわかるように教えて!」ってオーダーしているとね、すぐには答えが返ってこないように感じていても、実は宇宙はしっかりと答えを返してくれているんですよ。

ただ、自分の目の前に返ってきた球がめっちゃ速すぎてキャッチできていないだけ。(´;ω;`)

あんまりその球に気付けないままでいると、

ときには、宇宙からのメッセージが幾つか全く異なるカタチで他人の口を借りて発せられるのを目の当たりにしたりします。

最初は全く気付かないんだけど、さすがに数回全く別のタイミングで同じ言葉を聞いたりすると、私も気付くんですよ(笑)

今回の息子の病気の意味で言うと、

それまで宇宙が投げてきた球にあんまり私が気づかないもんだから、なんと!私が職場の医者からパワハラを受けるという事態になったりして!

いったい、ナニが起こってんだ!っていうカンジですよ。まったく。。。

息子の病気と私のパワハラは一見、まったく関係なさそうに見える図式なのですが、「起こったことには必ず何か意味がある」という視点で内観すると、

瞑想の結果、その医者の言葉の中にヒントがあることに気付いて、私の中での思考の掘り下げが進んでからは、私がパワハラを受けることは無くなったのです。

そして、芋づる式に息子の病気の意味も観えてきました。

全くの盲点だった問題。

これまで観てきた課題なんかよりもっと深い「意図」が浮上してきました。

点が線になり、線がつながって円になる感覚。

その図式に気付くまでは本当につらかったですね~。

私の根底に渦巻いていた図式に気付いたのと同時に、「宇宙はなんてえげつないメッセージの送り方をするんだ!」と驚き、ある意味呆れたのですが、

同時に今ではその宇宙からのメッセージを届けてくれた人(今回は職場の医者)に感謝の念すら憶えます。

人生って面白いね。

冷静になって考えてみると、そう気づくまでは自分が目の前のことでいっぱいいっぱいだったんだなぁと。

えげつないメッセージで送らないと、「こいつ、いつまでも気づきゃしねーぜ」って宇宙に呆れられて奥の手を使われた気がして・・

さすがに気が付きました。

今後向き合っていかないといけない課題を後回しにし、優先順位を間違えたまま目を背けて、自分に言い訳をしながら毎日をすごしてしまっていたんだと反省。

私がパワハラを受けた事と、息子の病気の意図するものが点と線で繋がった時、宇宙ってほんとにスゲーなと感服いたしました。

「すべては必然である」ということ。

何度も言ってますが、これまでクライアントさんにもお伝えしてきたように、自分ではわかっている「つもり」だったんです。

だけど、もっと数段深いところにその「真髄」があった。

私の「わかっている」感覚はまだまだ表層だったのだと分かりました(^^;

「息子が白血病になったことの意味」に向き合おうとしたとき、一番振り返る必要があったのは「自分自身」でした。

深いっす。

マリアナ海溝より深いかも。

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深すぎるから、少しずつ、、、紐解いていけたらいいかな。

だけど、「病気に意味なんてあるわけがナイ!」「病気になりたくてなってんじゃないんだよ!!」っていう気持ちの人もいっぱいいる。

もちろん、それもわかる。

だって私もわからなかったから。

きっと、そこから一歩踏みだせる時だっていつか来るんじゃないかなと。

ちょっとでも「病気の意味って何だろう」と思えるようになったら前を向いて足を踏み出せるタイミングなんだと思います。

詳しいことはまた別の機会に、なんかメルマガでも書いてみようかな~と思ったりして、次回に続きます。

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