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21歳のトラウマ

【AYA世代息子のALL闘病日記.74】

GW明け、B2療法完了。

昨年11月から始まった入院での地固め療法が着々と進んでおります。

今回は劇的な副作用はなかったものの、地味なトラブルが続出。

輸血や白血球を造る注射を打っても、白血球数がゼロのまま、血液検査データが改善するのにかなり時間がかかりました。

担当してくれているリケジョDr曰く、もう何回も抗がん剤治療をしているため、骨髄も疲弊しているので血球を造るのも時間がかかってしまうと。

ある日は、ベッドサイドの戸棚の角でスキンヘッドを強打してしまい、血を止めるチカラがない息子はその打撲痕から出血が止まらなくなったり、感染症を起こす可能性があるってことで、、(゚o゚;;

MRI検査を受けて頭に出血していないかを確認したり。

はたまた、別の日は夜中に急にお尻に激痛が走り、座ることも仰向けに寝ることも出来なくなったようで、精査のためにまたMRIを撮って。

さらに外科のDrにお尻から診てもらったらなんと、、、「切れ○」だったようで…(^◇^;)

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世の中の「切れ〇」を抱えている人たちはこんなツライ思いをしながら日常生活を送っているのかと思うと、、もう、自分だったら耐えられないって。

息子は今までに受けた骨髄検査、髄注、CVカテーテル挿入、採血など、どんな検査よりもお尻からの診察の方がハンパない痛みと羞恥心で一番辛かったと。

大腸ファイバーをしたのかどうなのか、痛すぎて何をされたのか覚えていなくて、

もはやハッキリしませんが、とにかくお尻に指を突っ込まれることの苦痛と恥ずかしさで消えてしまいたい、この経験はもしかしたらトラウマになるかも。と思ったそうです。

いやん。息子、ほんとにいろんな経験してるww

だけど、いずれも大事に至らずに済んでくれたから、ほんとによかった。


そして、息子は母に宣言しました。

「オレ、お尻からなんか入れる趣味だけは…一生せんと思うわ。」


これは、病気になってからの「大きな学び」とでも言いましょうか。

よっぽど辛かったんやね〜

( T_T)\(^-^ ) よしよし。

どんどんオトナの階段を上っている息子。

よくがんばりました(≧∀≦)

次回に続く。




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