DTM PC移行記3 Mac編
2024年秋に自分がMacでDTMをする場合の最適解を考えてみる。
1:据え置きかノートか
前回も少し書いたが、現在のWinPCには、キーボード、トラックボールマウス、オーディオインターフェース(AIF)、Stream Deck、MIDIキーボード、リズムパッド(ATOM)、プリンタ、外付けSSD2個をUSBで接続している。仮にノートにしても、マウス、AIF、Stream Deck、MIDIキーボード、ATOM、外付けSSD2個は本体に接続する必要がある。当然、HUBを使うことになるが、抜き差しが面倒で、ノートを据え置くことが目に見えている。持ち運ばないノートを買う意味はない。
2:Mac mini
据え置く場合、iMac、Mac miniの2択。(Mac studioは予算オーバー)。iMacの場合、現在使用中のモニタと同じサイズの27インチモデルはなし。中年男性のDTMの作業効率は、PCの処理能力よりも画面サイズによるところが大きいというのが自分の考え。よって、Mac mini一択となる。
現行のMac miniは「M2」プロセッサ。10月に「M4」のMac miniが出るらしい。自分が使っているTascamのAIF「Series 208i」は、23年冬に登場した「M3」の動作確認情報が出ていない。多分大丈夫だとは思うのだが、その先にいる「M4」には不安がある。各プラグインの対応も、どこまで追いつくのか分からない。となると「M2」になる。
3:CPUとメモリとストレージのサイズ
CPUは7年先を考えて、M2Proが望ましい。現在、WinPCのメモリは32GBだが、メモリ不足を感じる場面はない。MacはCPU性能でメモリの不足分をカバーできるらしく、クラシック楽器系ソフト音源を使わず、30トラック以上の曲を作らない自分としては、16GBで必要十分。ストレージは、2TBが望ましいが、1TBとの価格差が6万円。214,800円か274,800円かというせめぎ合い。
外付けストレージは、今持っている1TBを使いまわそうと考えていたが、現在、内蔵HDにある曲のデータと、外部SSDに入れてある音源ファイルの合計で1TB。つまり、追加で2TBの外付けSSDを買う必要がある。お値段大体2万円。予算の問題で内蔵SSDは1TBになる。
4:Macは何年使えるか問題
Macの一番の懸念であったMacは何年使えるのか問題。ガジェット系Youtuberたちは頻繁に買い替えを行っているようだが、Xでフォロワーの方々にアンケートを取ってみたところ、5年以上が55%と最多。こういうデータが一番信頼できる。OSを最新にし続けないという運用が、DTM界隈では自然なのかもしれない。一気にMac熱が高まったのだが、Stream DeckがOS13(2023年)以降対応、プラグインエフェクトの主力となっているSoftubeがOS12(2022年)以前はレガシーインストーラーなのが気になる。年1回のOS更新ペースを維持されると、5年後に置いていかれそうな予感が漂う。
5:まとめ
2週間前はMacは頭になかったが、Xのフォロワーさんのアンケート結果で、ここ1週間はMacが本命になっていた。ちょうどMac miniが置けそうなスペースも空いている。
メモリ16GB、内部ストレージ1TB、外部ストレージ2TBで23万5000円。
この数字をどう考えるか。次回は、Windows。
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