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第3作アルバム「niiyash」

2021年に作った楽曲から、11曲を選んでアルバムにしました。

夕方から片田舎に出掛け、土産物屋で買い物。セラミックヒーターに当たりながらの30分を表現したエレクトロニック音楽です。

1.uramichi

リバーブやディストーションを分かりやすくオンオフしています。急に空間が変わるような処理は好きです。

2.bitefzai

アルバムを通して、毛布っぽい音が多いです。柔らかい音を汚してでてくる音が好みです。2022年は硬い音を意識しようと思っています。

3.yunonaka

Sublabを導入してから、サブベースへの意識が高まりましたが、この曲が一番顕著です。いわゆるベース音楽ではありませんが、低いところがちらっと見える感じを大切にしています。

4.tinonsen

収録曲のほとんどは、深夜の2時間DTMで作ったものです。ツイッターサイズの曲を2時間で作るというのが、体に染み付いています。

5.ehagaki

シンセパッドにつよくダッキングをかけた曲です。devious machinesのDuckを愛用しています。帯域ごとの微調整が簡単で、コントロールしやすいです。プラグインは使いやすさ第一に考えています。

6.seramik

UVIのPX memoriesを鳴らしています。こういうビチビチいって、少し制御しきれていない感じのシンセ音は、心地よいです。

7.mangekyo

ボイスサンプルは、歌とは違った風景を作り出せるので、多用しています。鳥の声が入っている楽曲を収集しているので、自分の曲にも入れてみました。

8.natnowari

微妙なリゾート地の夕暮れ感を、マリンバっぽい音で演出しました。このマリンバっぽい音は好きで、よく使います。

9.yuyake

リズムは波形を切り貼りして作る場合と、MIDIで作る場合があります。この曲は前者です。ずれているような不思議な感じが出るので好んでいます。

10.noumu

後半の楽曲は、ぬるいパッドの音の曲が続きます。少し眠くなるような、聴いているような聴いていないような、環境とリスニングの中間に位置する音楽を創りたいと常々思っています。

11.siroato

最後にピアノの曲を入れました。EDITを施しています。和やかに土産物屋を出る感じです。

総評

2021年は、ぬるい温度の曲をたくさん作った気がします。2022年はもう少し鋭さを出そうかなぁと思いました。


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