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Studio One5.2

Studio Oneが5.2にアップデートしました。試しながら、紹介します。

1:Splitterがチャンネル設定に表示される

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音を周波数で分割したり、LRで分割して並列処理ができるSplitter(普通に2等分もできます*バランス可変)今までより、積極的に使えそうです。Reverbをセンドでかけないので、原音の残り方を調整したり、ハイだけかけたりしたいです。エフェクトを並列でかけると、また違った効果がでそうです。良き!

2:MIDI編集時のカーソル表示自動変化

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位置によってカーソルが変わり(上の画像では表示できていませんが)、分割ツールやベロシティーの変更が、簡単にできるようになりました。編集画面は、拡大する必要があります。ダブルクリックでノートを書いたり消したりできます。MIDIデータよりオーディオデータをいじる派なので、うれしさは、普通。

3:オーディオに新規クリップバージョン

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オーディオを複製した時、melodyneやゲイン・エンベロープをいじると、複製元にも反映されますが、新規クリップバージョンを作ることで、個別の編集が可能になります。どちらかというと、複製元にも反映されたほうがありがたい場面が多い(音量の調整など)ので、微妙。

4:アレンジ・トラック

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セクションの移動や複製、削除が簡単にできるようになりました。再生も次の再生場所の指定が可能に。展開の仕方を変える時など、できたら良いなぁと思っていた機能なので、とても良い!

5:テンポ検出

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テンポ情報のないオーディオループにテンポを提案してくれる。ただ、MIDI入力したものをオーディオに書き出す時にも、提案されるので、テンポがうまく認識されない場合(演奏が微妙な場合?)、タイムストレッチが有効になっていると、波形にタイムストレッチがかかってしまう。その際はテンポのクリアか、入力が必要(何か方法があるかもしれませんが)。「適当に弾いて、リズムに合わせてもらう」という荒業で、クオンタイズとは違う楽しさがあるかも。

6:その他

レトロスペクティブレコード機能のバッファー向上:弾いていて「今良かった」をさかのぼって記録できる便利機能が、今までより長く記憶できるようになった。「今良かった」再現なので、長くなくても良いんですが。

選択されている複数チャンネルのパン:パンを一気に触れるのは便利!

サウンド・バリエーション:オーケストラの音源とかは触らないので…

まとめ

個人的にはアレンジトラックがありがたかったです。あらためて、MIDIデータをもう少し、触ってみようという気になりました。DAWの機能は、新しくなるたびに調べないと使わないので、アップデートのたびに、今回のような作業をしてます。noteに公開してみました。

最後に一言
「オートメーションの記録は、タッチが便利」

https://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/new/


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