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たまには昔の話をしようか

時がたつのは早いもので、アウトプットの類を作るのが面倒がっていたら、気づけばnoteの更新が2年近く前になっていた。所属チームでの内輪向けのアウトプットや通話ルムマ共有・択議論と、noteの作成に着手しなかった理由は多々あれど、せっかく気が向いたのだから競技pickへの取り組みについていくらか振り返りをしたい。2年も放置していたのだから、個人的な一里塚を手慰みに作ってもお目こぼし願えるだろう。徒然とかーなーり適当に走り抜ける日記だから、体裁とか気にする方は読み進めないほうがいい。日記が嫌いならば私と握手。


ただ1シーズン前の環境すら思い出すには苦労するのでレートの成績を頼りにあやふやな記憶をたどろうと思う。いやなに、最先端についていくには情報の更新が必須であってだな...

Ratings for シャドウバース 2pick - Google Chrome 2022_03_21 2_29_20 (2)

空白の9、10期後半戦は私生活の忙しさとSeez関連のごたごたもあっていまいちpickの取り組みも本腰とは言えなかった。チーム無所属期間でもあり、寄る辺なしで取り組むには心もとないな、と思われた時期である。

この時期から得たものがあるとすれば調整環境の重要性とチームの是非だと思う。前者はすでに無限回言われていることなのでことさら注目することではないが、当時は一切のpickコミュニティとの関係を断ってレートに取り組んでいた。ほぼ惰性で続けていたといってもいい状態であり、モチベーションの在りようもスキルとしての向上もエンジョイ勢のそれ以下だった。引き弱の自覚があり人並み以上に詰めてようやく戦えるという程度の人間性能のため、ブラッシュアップの機会を失ったことで成績も当然のごとく低迷した。

後者についてはある種前者の状態を招いた一因でもあり、Seez解散という結果にもなったわけだが、これについての子細はnoteが余裕で一つ埋まるし、当時の関係者の思惑が諸々あるので、今回細かな言及は避けるが、互恵関係の難しさ、チーム活動をするにあたっての最低限のマナーといったところが今も浮かんではくる。

なにか言えることがあるとするならばコミュニティに所属する際には活動者(所属者ではない)の力量、人数や活動環境・規模のみならず、コミュニティとしての活動にどの程度の信頼がおけるか、についてはよくよく調べ考えたほうが良いということか。放任を超え無責任な傾向が強かったり、接触段階でわかる身内ノリ、あるいは中心的なメンバーが界隈中で何か起こしたことがある、いずれかに思い当たる節があったら一旦応募は立ち止まったほうがいい。コミュニティに一度所属すると感覚がマヒして気づけなくなり、外聞だけが知らずと悪くなっている、ということになりかねない。なにかあってからでは遅いし。一連の騒動を経て審美眼を鍛えることには繋がったかもしれないが…

11期からZEALに所属だったと思う、いやもう前後半とか正確な時期を細かくは覚えていない()

シンザン者としてチームに所属するにあたって、先のチームの経験もあって意図的にアプローチの手法を試しある程度うまくいったため、このことについて書いておこうと思う。(以降えらく自分本位な書き方でまとめるが目的の一致によって動くのがチームであり、そのために個人視点でどう関わっていくか、の一人称の話であって自分勝手が通るオレ様系イケイケコミュニケーションを推奨するものではないし、露骨にやるものでもないので注意されたし。ZEAL各位には私が計算高くメンバーを利用した、とは普段の振る舞いで思われないと思うのだけども。どうか誤解なきよう。

チームが公募を行うのは基本的にはモチベーションのある活動者の数の維持のためである。活動者がいなければチームのメンバーリストは名鑑でしかなく、活動が維持できない(LOSがpickチームだとここに大きくかかわっているように思う)、ゆえに公募文などでモチベーションがある人、がことさら強調されるのだ。コミュニティの代謝によって新しい風が入ることを期待してチームは公募を行う。

私は公募を行う側でもあったのでこのへんの事情はわかっていた。のでいくつか意識的にアプローチをとることにした。

・通話参加率をあげる。図々しいレベルでいいのでさっさと活動者になじむ。
・Losに出る。応募時点であまり出られないと断りを入れたうえではあったが。
・さっさと活動者になる。活動者になるにあたってモチベーションの高いメンバーに積極的にアクションをしかける。

列挙するとしょうもないことなのだが存外実行するのは面倒くさいし、万人が0からできるわけでもないように思うので一応。

ひとつめはわかりやすいものの案外できないもので。結局現代のDiscord調整環境においては通話の参加率が活動のものをいう。テキストベースでここを上回るには相当な努力がいるといっていい。かかる労力を言えば通話を利用しない活動は最低でも3倍、実効的といえる域にするなら10倍はいるだろう。自己満足のメモは一方通行で他者の益にはならんのである。つい億劫がってスタンプでの挨拶とかに終始したり、いやに恥ずかしがって聞き専にこもったりする(聞き専に読み上げ採用して実質通話レベルでレスポンスできてれば別)のは悪手としか言いようがない。

公募を行った活動者側からしても期待の新規加入者にあらたな動きをチーム内に起こしてほしくて入れているわけなのでさっさと打ち解ける方向に向かってくれというのが本音である。いや最低限の礼節はわきまえてこう微妙な段階は踏んでいっては欲しいけども...そのへんは臨機応変にだな...多少不躾だったり図々しいなという勢いではあったが、その点を意識して通話の初動参加率は高めた。

ふたつめはpickチームならではの事情ではあるがLos参加者の確保は公募と活動者に密接にかかわっているのである程度能動的に参加した。人が足りないのである。20人メンバーがいても参加者の5人が出せない。逆に言えばここの5人が活動者の中心メンバーなので取り入ったほうが話は早い。現状の活動者の力量も知れるし、さいごの自身が活動者になることにもつながる。

さいごの活動者になる、これは通話を立てて活動の場を作れる、チームでの調整を呼びかけて実際にそれを利用できるところを指す。これはアクティブな既所属のメンバーにいかに早く取り入れるかに掛かっている。私はつらの顔が分厚いのでさっさとルムマ募集をかけまくりとりあえず通話を立てて通話に居ることで他の活動者が集まる場の構築を目指した。チームの利用としてはもちろん何も間違ってはいないのだがここで遠慮を利かせるのは一連の話の通り両者損なので、負い目を感じずに能動的に関わっていったほうがいい。同時期に加入したメンバーも応募している以上活動者が目標になるわけだから、可能な限り巻き込んで自身が望む調整環境を得るため活動者入りを急いだ。

結果、ZEALでの調整環境はたいへん望ましいものになった。オフシーズンでの調整が100時間を超えた、というのは構築チームでは特記することではないだろうがpickチームではかなりのレアケースだ。11期後半戦からZEALの調整環境が爆発し、それまでは運が良ければレート杯ライン、といった時の運に認識を大きく占められていたものが、レート杯ラインであるベスト16位内(1900オーバー)に確実にいれるだけの地力を間違いなく得られたと感じている。

ここからは最近の話になるので毎期レート杯、VERTEXカップ優勝、JCG優勝あたりの結果につながる。結局過程の話が肝であって結果は自然とついてきたものでしかない。

13期後半戦は先の取り組みもあってレート杯の権利は前半で獲得し、なにか別の取り組みはできないか、という所と、自身の休職というのも相まってレート配信とやりこみ王の獲得となった。レート配信した感想は別にプレイの質が極端に落ちる、ということはないという発見と拡散してくれたチームのソーさんに依るところは大きいもののなぜかビデオの再生数が100回くらいで推移していてびびったという話。アレ役に立つ層めっちゃニッチでそこまでいないはずなんだけど...(そもそも3時間超えの配信やぞ...

今期もレート杯は引き力及ばず来季に期待、となったわけだけども正直今の取り組みを継続してどの程度やるかは思案中。オフシーズンに100時間以上調整してレートも毎期1900↑というのは今の2pickを取り巻く環境からしたら異常者でしかないわけで、傍からしたら職業プロ一歩手前と言われてもおかしくはないため。もうちょい休職期間あるのでプロリーグ、FA宣言は出しときますね()

つまらないかくらい話題がpick界隈で続いたけれども、来季もレートとレ杯はある、のでそこだけを希望にもうすこし狂ってみるのかなあという所で回想を終えます


追記 ひとつ前の記事のアンサーとして、結局ハイレベルな挑戦を続けられる集団に身を移すことで、経験の分断を問題としなくなる、という今の解決はありふれた個人の身を置く環境の更新ではあるけれども、ひとつのコミュニティが抱える宿痾としてはどうにもならないものなのかと振り返って思いました。熱は解消できる方へ伝導させていくしかないのだ…


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