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ネフリのツールドフランス2を見て

第一ステージのイェーツ兄弟のワンツー、カッコよかったなぁ、第一ステージから泣くかと思ったことを思い出した。

自分が走ったコースもドキュメンタリーの対象だ。カルロスロドリゲスが勝った日、ゴール前の下りは急で、道も狭くクネクネしていて、危ない下りだ、と慎重になったことを覚えるている。改めて、エタップに参加して良かったなぁ、そしてまたいつか走りたいなぁ、と感じた。

ネフリのツールドフランスの番組はとても面白かった。出演してる選手や監督たちは大変だと思うが、今時、映画でもあんなに感情を爆発させるシーンは見られない。選手が勝った時のチームカーの発狂、スプリントで負けた時の選手の苛立ち、エースを外される通達の胸の痛さ、ファンとの絆への涙、、、とにかく人間のありとあらゆる感情が詰め込まれている。それは、ティポーピノが作中で言った、la passion(情熱)という言葉に集約されている。もちろんツールドフランスという競技、選手それぞれのコンテクストがあって理解できる部分も多いが、自分にはとても興奮できるコンテンツだった。今年のツールも楽しみだ。

それにしてもこの番組はフランス製作ということもあってフランス贔屓。ユンボとアルペシンが完全にヒールになってて、こりゃあチームや選手は嫌だろうなぁ笑 憎まれるほどに強かった、ということの裏返しだろうけど。

エピソード7のタイトルは"MISSION KAMIKAZE"。逃げの特集で、内容は面白かったけど、逃げのアタックを神風と表現するのは日本人としては違和感のある表現だった。別に自転車関係者は誰もKAMIKAZEなんて言ってなかったし。どうかこの言い方が流行ったりしませんように。

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